一度は見てみたいと思っていたル・コルビジェのロンシャン教会に行くことにした。フランスの東部、スイスの国境近くにあるえらく不便なところである。
朝、パリの東駅から7時42分の出発し、TGVに約4時間も乗りLureで降りる。
TGVといっても地方の特急列車という感じで決してきれいでも新しくもない。がらがらにすいている。
まずは腹ごしらえとLure駅をぶらついたら、とんでもない田舎町で、やっとみっけた一軒のレストランに入る。しかし、これが正解で、安くておいしい素朴なコース料理を食べることができ、ここからタクシーを呼んでもらうことができた。タクシーの運転手は英語がわかるので、帰りのタクシーも予約することができた。かなりロンシャンを見に来る人がおり、日本人も多いとのこと。ロンシャン教会は小高い山の頂上にあり、まわりの景色がすばらしい。入口にはチケット売り場、ミュージアムショップ、コーヒーショップが複合された施設が新しくできている。大きな駐車場もある。まさに、観光拠点となっている。そこから上に登るとあのロンシャン教会が目の前に見えてくる。建物のまわりは草地で、花が咲いているところもある。
一つの丘の上にロンシャン教会だけがあり、まわりのすばらしい環境を独り占めしており他の建築は、全く見えない。ロンシャン教会とこの環境を一体的に永久に保存してほしい。 柔らかい曲線で構成された不思議な形態の建物。どこからあんな形を創造したのであろう。ぐるっと、一回りするとそれぞれの視点から全く違った外観が見える。白い壁面と打ち放しコンクリートの屋根のコントラストがよい。
もう、60年も前に建てられたもので少しずつ傷みやよごれがあるが、輝きは少しも薄れていない。建築というより大きな彫刻作品と考える方が正しい。
急に雨が降ってきて、あの有名な樋を見るとすごい水量の水が落ちてきていた。屋根に落ちる雨をあの樋で受けているのだ。あの樋の形はモンサンミッシェルの寺院でも見た。
中に入る。暗い中に小さな窓や屋根からわずかな光が落ちてくる。心が落ち着き自然に宗教的な気持ちになる。教会にふさわしい幻想的な空間である。
15,6人の観光客がすでに中にいた。日本人らしい方も3人いる。
かえりがけに、フランスのどこかの建築科の学生の団体30人位に出会う。授業の一環なのであろう。この場所に3時間以上いて、タクシーでLure駅にいった。しかし、パリ行きのよいTGVがない。このLure駅の近くのカフェで2時間以上過ごし夜7時のTGVに乗り、パリに着いたのは夜11時であった。まさに、一日がかりの旅であった。

彫刻作品のような外観

見る場所によって変化する

樋のデザインが印象的

外観

外観

外観

まわりの環境がすばらしい

花が咲いている

内部

内部

内部

内部 コルビジェの絵

観光施設

観光施設内にある模型

環境と建物をあらわす図面
朝、パリの東駅から7時42分の出発し、TGVに約4時間も乗りLureで降りる。
TGVといっても地方の特急列車という感じで決してきれいでも新しくもない。がらがらにすいている。
まずは腹ごしらえとLure駅をぶらついたら、とんでもない田舎町で、やっとみっけた一軒のレストランに入る。しかし、これが正解で、安くておいしい素朴なコース料理を食べることができ、ここからタクシーを呼んでもらうことができた。タクシーの運転手は英語がわかるので、帰りのタクシーも予約することができた。かなりロンシャンを見に来る人がおり、日本人も多いとのこと。ロンシャン教会は小高い山の頂上にあり、まわりの景色がすばらしい。入口にはチケット売り場、ミュージアムショップ、コーヒーショップが複合された施設が新しくできている。大きな駐車場もある。まさに、観光拠点となっている。そこから上に登るとあのロンシャン教会が目の前に見えてくる。建物のまわりは草地で、花が咲いているところもある。
一つの丘の上にロンシャン教会だけがあり、まわりのすばらしい環境を独り占めしており他の建築は、全く見えない。ロンシャン教会とこの環境を一体的に永久に保存してほしい。 柔らかい曲線で構成された不思議な形態の建物。どこからあんな形を創造したのであろう。ぐるっと、一回りするとそれぞれの視点から全く違った外観が見える。白い壁面と打ち放しコンクリートの屋根のコントラストがよい。
もう、60年も前に建てられたもので少しずつ傷みやよごれがあるが、輝きは少しも薄れていない。建築というより大きな彫刻作品と考える方が正しい。
急に雨が降ってきて、あの有名な樋を見るとすごい水量の水が落ちてきていた。屋根に落ちる雨をあの樋で受けているのだ。あの樋の形はモンサンミッシェルの寺院でも見た。
中に入る。暗い中に小さな窓や屋根からわずかな光が落ちてくる。心が落ち着き自然に宗教的な気持ちになる。教会にふさわしい幻想的な空間である。
15,6人の観光客がすでに中にいた。日本人らしい方も3人いる。
かえりがけに、フランスのどこかの建築科の学生の団体30人位に出会う。授業の一環なのであろう。この場所に3時間以上いて、タクシーでLure駅にいった。しかし、パリ行きのよいTGVがない。このLure駅の近くのカフェで2時間以上過ごし夜7時のTGVに乗り、パリに着いたのは夜11時であった。まさに、一日がかりの旅であった。

彫刻作品のような外観

見る場所によって変化する

樋のデザインが印象的

外観

外観

外観

まわりの環境がすばらしい

花が咲いている

内部

内部

内部

内部 コルビジェの絵

観光施設

観光施設内にある模型

環境と建物をあらわす図面
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