日々適当

hibitekitou

10年ぐらい前 2

与太話 |2008-04-16
96年11月19日。COMDEXにAppleがExponential Inc.のPPC互換チップX704を積んだプロトタイプを発表したと日記に書いてありました。うっすら記憶にあるようなないような、そんな感じなのだけど、そんなこともあったのですなぁ。
20日、PowerToolsってところがMotorolaの作っているMacOS互換機をベースにBTO的な売り方をする機種を発表したみたいです、日記によると。

その翌日、KT7.5.5の配布が始まったようです。これは現在もアップルのサイトからDL可能だったりしますな。

それから1週間ぐらいして誠和システムズが倒産しています。うん、懐かしい名前を聞いたぞ。ラムダブラーの日本代理店でったんですよね。僕は使ってなかったけど。

それにしてもこの頃、いろいろなトピックが続いています。

28日にはコジマ電器がPC Compatibility Cardを搭載したPowerMacintosh7200/120を再び発売したそうです(再びってことは以前もあったんでしょうな)。なんとPentium/100MHzを搭載したカード(当時としては既に下のスペック)を搭載し、PCがMacで動作する優れもの?でした。

12月6日の日記にはなんとWindowsCEという単語が出てきております。当時はまだNewtonが現役で販売されていたこともあり、それとの比較が気になっていたようですね。

この頃のMacの情報の入手先は、もちろん現在と同様一個人とかグループがやっていたりするMac系のニュースサイトからってのもあるんだけど、MacWEEK onlineってのもよく見ていたようです。
そこで12月17日、Spartacusという単語を知ったようです。

…とかなんとか、日々を過ごしていたら、12月22日、現在から見ると実に歴史的なことをネット経由で目撃したわけですな。
なんと、Apple Computerが、NeXT Sftowareを買収したというのです。(略)この買収劇によりAppleはNeXT Software社の製品や技術を受け継ぎ、ついでに(といっては失礼か)Appleの創始者にしてNeXTの会長兼CEOのSteve JobsがAppleに復帰するそうです(この復帰の話は、まだ正式なものではないらしいですが)。で、NeXTの技術を買ってしまったAppleは、当然、次期MacOSで行き詰まっていたところにNeXTSTEPの技術を応用していくことでしょう。MacWEEK online Japanによると、Appleは、NeXT開発のOSである「NeXTSTEP」を、次世代OSの基盤として採用し、来るべきMac OSの大幅改定の際に、NEXTSTEPをこれに統合し、マルチタスク/プロテクトメモリを備えた高度な次世代OSとしてデビューさせる考えだ、ということです。
なにせ、僕がMacを使い始めた頃は既にJobsが去った後のAppleであったので、Jobs復帰の衝撃はそれほど受けませんでした(^^; もちろん、Jobsについては知っていたのだけど、今考えると信じられないながら、本当に「ふーん」って思っておりました。NeXTよりも当時の僕の中ではBeの方がよっぽど面白い物に見えていたし、ってか、NeXTってのが具体的にどんな物かもよくわかっていませんでしたらね(BeOSはMacとものすごい近いものって印象があったためにとても親近感があり、なおかつ、とても先進的に感じられていました)。
ちなみに、MacWeek onlineにはJobsの発言として
この業界は、Macintoshによって生きながらえてきた(つまり、Macを模倣することによって、ということ)。いま、新たな革新を遂げる時がやってきた。そして、この革新を開始するのに、Apple以上に適した会社があるだろうか?この業界を率いてきたのは誰なのか?今回の合併によって、NeXTの高度なソフトウェアがAppleのハードウェアプラットフォーム、マーケティング力と結合し、新たなブレークスルーを生むことになる。既存のプラットフォームからの飛躍を遂げ,そしてAppleとその模倣者たちを、次の10年間およびその先へと導く原動力となる。私はいまだAppleに深い感情を抱いている。Appleの未来を設計する役割につけることは大きな喜びだ
という文面が載ったようですね(僕が書き加えている部分があるかもしれないので念のため(^^;)。これにより得た資産がCorplandに代わりMac OS 8の基盤になっていくと思ったいたようですよ、当時の僕は(能天気だなぁ)。

追記
タイトルが個人色強すぎなので変えてみた。
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10.5.3も近いかな?

mac |2008-04-15
Avid Symphony Nitris DX System Requirements[Avid]
OS
Microsoft Windows XP Professional SP2 (32-bit)
Microsoft Windows Vista Business SP1 (32-bit)
Microsoft Windows Vista Business SP1 (64-bit)
Apple Mac OSX 10.5.3 (Leopard)
Avidから編集システムがいくつか発表されたようですけど、そのシステム要件に10.5.3となっております。

10.5.3登場も近いかな?

NABにあわせて、いろいろと新製品が出てきています。
コンシューマー的に注目なのはBlackmagic Video Recorderかな?

画質はどんなもんなのでしょうね。
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10年ぐらい前 1

与太話 |2008-04-15
HDD上に圧縮された昔の自分のサイトのファイル群があったので、なにげなしに開いてみたら、当時の日記でした。96年とか97年とかそんぐらい。これ、見てみると結構面白いです。プライベートなことはともかく、Macに関する事柄なについてなのですけどね。

例えば、割と頻繁にとっても欲しいガジェットとして Newton の名前が出てきます。結局手に入れることができなかったのですけど、今でも機会があれば触ってみたいなと思うものであったりします。

それとか、ClarisWorks 5.0 はOpenDocに対応してくるのは間違いないだろう、とか書いていますよ。結局5は出たんだっけ?。その後、Appleに移管されてAppleWorksとしてかなり長い間Macにバンドルされて多くの人に愛用されていたのは周知の通りなのだけど、この頃は、将来の製品に対する夢を良く書いているなぁ。
ちなみに、その日記で触れられていのだけど、Nisus WriterってOpenDockコンテナを出していた歴史があるんですな。読み返してて、へぇ、って思いました。
日本語ワープロソフトの選択肢として、未だに生き残っているのがすごいですな。

システム周りの興味深い書き込みもありました。11/15の日付の入ったものです。
アップグレードといえば、来年の1月に欧米ではSystem7.6がでるようですね。もっとも、Systemではなく、MacOSと呼ばれるようになるそうですが。・・・・・・Systemの方がいいなぁ(独り言)。まぁ、これはマイナーなヴァージョンアップに近い物らしいから、System本体にはあまり変更は加えられないようですがね。ちなみにコードネームはHarmony。68020が完全に切り捨てられたものだから、そのような意味では、次世代をにらんんだものと言えるかもしれませんが、かつてのCorpland(つい先日まで次期Systemといわれていたもの)の機能の多くを盛り込んだMacOSは、この後、来年の夏にヴァージョンアップ予定されているらしいTempoに持ち越されたから、まだまだですね。ついでに言うと、このTempoも7.7と呼ばれるらしいから、かつてAppleが唱えたCorplandには達していないってことですな。さらについでにいうと、Tempoのデスクトップは、現行7.5とは少し違った趣となり、これはCorplandのようになるらしい。
結局、Jobsの決定?により、TempoはMac OS 8として登場することになったわけですけど、1996年11月の段階ではCorplandは既にキャンセルされていたわけですね。それにしても、当時はコードネームとかをちゃんと追いかけていたんだなぁ、とか思います(割と将来の製品に関する情報が出てきていたから、それについて語るときはコードネームで呼ぶことになるし、必然ではあったのでしょうが、今とは大違いですね)。しかし、ヴァージョンアップ、って書いていますなぁ、当時(笑)。今はバージョンアップって書いているんだけど、どこの時点でかわったんだろ。

そんなこんなで、結構(僕が)楽しいので、しばらくこのネタで引っ張っていきます。

追記
タイトルが個人色強すぎなので変えてみた。
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Vue のマッピング

cg |2008-04-14
いまいち理解していなかったVueのテクスチャマッピング。
それをちょいと検証し直してみました。

Vueのマッピングモードは、
  • 標準
  • 円柱状
  • 球状
  • パラメトリック
の4つを、それぞれ「ワールド」と「オブジェクト」の座標系で適用できるようになっています。

この内、円柱状と球状は分かりやすいです。そのままです。

分かりにくいのが標準です。
これ、何となく単なる投影マップだと思っていたのですよね。いや、その認識はおそらく正しいのですけど、昨今の3DCGソフトはとても親切だから、投影マップを行った場合、自動的にオブジェクトのバウンディングボックスを調べ、そこから、UVの0と1を決定してくれております。

つまり、たとえば単なる長方形の板があり、そこに正方形のテクスチャを張ると、長方形の形にぴったりフィットして横に伸びた形ではられてくれるわけですね。

しかして、Vueはそんなに親切じゃありませんでした、というオチなのでした。

この辺は、以下の画像を観てもらえれば理解が早いかと思います。

シーン状況


下図は上図のような地形のX,Z方向のサイズを100mと120mにして、同じ状態の上面表示のビューでレンダリングしたものです(Yアップのシーンです)。

100m四方の地形

120m四方の地形


地形の起伏による影の位置は変わっていますが、テクスチャのはられ方自体は空間に対して固定されている事が分かります。

それじゃ、地形オブジェクトに対して固定されるようにはるにはどうしたらいいのかといえば、パラメトリックを使うのでした。

パラメトリックではった


地表の質感で、ここに道が走って、ここに樹が立っていて、ここには草が生えている、みたいな事をきっちり制御したい場合、通常の3DCGソフトにおけるプロシージャルテクスチャを使うのではなく、静止画イメージを利用したマッピングを行いたくなるわけですけど、その時はパラメトリックではってやればいいわけですな。

Poserレンダリング結果を素材に無意味に作成
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Motionのスタビライズに感動した

mac |2008-04-12
家に仕事持ち帰っています(泣)

スタビライズして、マスクきりという作業です。
職場のShakeマシンが埋まっていた物で家に持ち帰ってAfterEffectsでがんばるかと思って帰宅後、試しにMotionでやってみたのですけどね。
これがもぉ、望んでいた結果そのものがあがってきたわけです。

ちょっと感動しました。

設定項目が少なく不安を誘うけど、あがってきた結果の精度が想像以上でした


追記
しかし、やっぱり思っていた結果とは違うことが判明。
まぁでもオートでここまでの物が出てくるんだからたいした物です(ここまでがどこまでなのかさっぱり分からないと思いますけど(^^;)。
もちろん、トラッカーを追加して手動であわせ込むこともできますが、扱っている素材の画質が悪すぎるので、オートで何となくあわせた上で、手動でさらに微調をくわえるという手法に変更中(泣)
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マニュアルに有る設定はどこにあるのだろう?

cg |2008-04-09
VueでHyperVue経由でレンダリングを回すと、1フレームあたり50弱のファイルを生成し、全フレームの計算終了後、それが整理されて必要としている画像が完成するんですけど、この一時ファイルと言えるものの存在がとってもうっとぉしいのです。結果としてレンダリング中は数千のファイルが一つのフォルダに存在することになるし、それが整理されるのみ非常に時間がかかるわけです。

VueのリファレンスマニュアルのRenderCowの項目では
アニメーションをレンダリングする場合は、[一時フレームファイル生成]オプションを選択すると、 HyperVueが生成した内部ファイルが一時画像に変換されます(この一時画像はレンダリング完了時に 最終フレームで置き換えられます)。
とあります。

そんなわけで、[一時フレームファイル生成]オプションってのを探しているのですけど見つかりません。どこにあるんでしょうかね?
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よーやくでたー

mac |2008-04-08
Final Cut Server Now Shipping[apple.com]

というわけで、出荷されたようです、Final Cut Server。そのスペックも公開されていて、扱えるフォーマットが明らかになった感じでしょうか。

11日からのNABには間に合ったといった感じですね。もっとも、AppleはNABに参加しないのかな?(FCPのユーザーグループミーティングはあるようですけどApple自体がブースを構えてってことはなさげでしょうか)
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お、ScanSnap のMac専用モデルだ

mac |2008-04-07
以前からMac用ドライバを配布していた富士通のScanSnapですけど、Mac専用モデルとして出荷開始されるみたいですね。

ScanSnap for Mac[fujitsu.com]

Acrobat Professionalが付属することで、それとの連携もばっちりみたいです(Windowsと違い、廉価版Acrobatの存在しないMac環境にはありがたい措置でしょう。ただし、安い方のモデルScanSnap S300Mには付属しないみたいです)。

印刷物が職場の机の横に積み上がっているんで、それをデータ化してすっきりさせたい気持ちが昔からあるもので、ぜひ欲しいところなのですが(Mac用モデルの登場で、躊躇する理由が一つ減ったわけだし)、さーて、どうしましょうか。
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本気で知らなかった小Tips

xsi |2008-04-04
XYZの3軸に同じ値を入力したいときは、Shift押しながら右クリックだったんですなぁ…(^^;

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あれまぁ。それは残念

mac |2008-04-03
APPLE LINKAGE4月2日の記事より。
「Adobe Photoshop CS4」は64-bitをサポートするが、Windows版のみとなり、Mac版は32-bitのままとなることを明らかにしていると伝えています。
CarbonベースのMac版PhotoshopをCocoaベースに書き直すのは時間がかかるから、という事みたいだけど、してみると、比較的バージョンを重ねているAdobeアプリの次期バージョンにおいて64bit対応可能な物って何かあるのだろうか?

AfterEffectsには対応してもらいたいものです(他のソフトは、次期バージョンはスルーするだろうから、まぁいいや)。

追記
Lightroom バージョン2のベータ版が配布されていますけど、そのリリースノート(PDFファイル)には
Lightroom 2.0 beta is a 32-bit application by default. For customers using OS X 10.5 on an Intelbased computer, Lightroom 2.0 beta can be used as a 64-bit application by selecting ‘Adobe Lightroom beta 2’ in the Application folder, choosing Get Info(CMD I) and un-checking the ‘Open in 32 Bit Mode’ option.
ということで、Leopardの入ったIntel Macに入れた場合は、"Open in 32 Bit Mode"ってところのチェックを外してやれば64 bitで起動するみたいです(インストールされるバイナリーはすべての環境で同じってことですかね)。
ですから、新しめのアプリについては速やかな64 bit化が期待できそうですけど、Photoshopほど古く・大きいものになると困難なんですなぁ。
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