Drobo引退(まずは5C)
macOS 13 Venturaからの動作保証がされていないDroboですけど、macOS 14 Sonomaでも一応動作し、macOS 15 Sequoiaでも動作しているという報告はあるようです。けれどもそろそろちょっと怖いので、段階的に移行することを考え始めました。
自宅ではDroboは2台動いてます。Drobo 5CとDrobo 5D3です。後者の方が新しいのだけどそれも稼動して丸3年を先日超えました。古いのは5Cの方で、そちらはTime MachineサーバーとDrobo 5D3内の重要データのバックアップ用として動作してました。だから5Cを入れ替えるならとりあえずTime Machineサーバーとして稼動できれば大丈夫ということで、5Cに搭載していたHDDを使用して、その用途のストレージとして利用することにしました。
そのために購入したのはTerraMaster D2-320です。2台のHDDを搭載可能なDAS。USB 3.2 Gen2接続で2台のMacのTime Machineの領域として利用するには十分だろうと考えました(今までDrobo 5Cでその用途をまかなってたし、速度的にはマシになるはずだから)。Amazonのタイムセールで2万円を切る価格で売られていたので注文し、Drobo 5C内の12TB HDDのうち2台をこいつに移植し、動かし始めました。
ちなみにこちらのHDDケースはハードウェアRAIDでRAID 0、1、JBODに設定可能です。で、M1のMac miniにてRAID1にて稼動してます。
特に問題なく動作しているし、ネットワーク越しのアクセスは遅いけどこんなもんでしょう。ネットワーク越しでのTime Machineの保存領域として問題なく見えます。M1 Mac miniのデスクトップに作成した共有フォルダへの読み書き速度とほぼ変わりないので、ネットワーク越しのデータのやり取りに何か問題を抱えているようにも見えます。M1 Mac miniはDroboをそれなりにちゃんと動かすためにmacOS 12.7.6 Montereyで動いているから、OSをあげればマシになるかもしれない期待がちょっとあるんで今度上げてみよう。
Terra Masterへの読み書き速度(LAN越し)
内蔵ドライブへの読み書き速度(LAN越し)
ともあれ動作するようになったのだけど、肝心のM1 Mac miniのシステムドライブのバックアップの作成がそういえばTime Machineの設定画面からできないのでした(TIme Machineの保存場所にTerra Master D2-320を指定しようとするとフォーマットするよう求めてくる)。対処法は用意されてて、そのやり方だけ書いておきます。メモ。
ディスクイメージをバックアップ領域とすることにし、そのイメージファイルを外付けドライブに作成します。イメージファイルはディスクユーティリティで空のディスクイメージを「スパースバンドルディスクイメージ」でそれなりの容量を持たせたものとして作成します。作成すると/Volumesにマウントされるので、それをTime Machineの保存領域に指定するのだけどGUIからはできません。ターミナルを使用します。ディスクイメージがマウントされた時の場所が /Volumes/TM とするなら、フルディスクアクセスの権限を与えたターミナルで
sudo tmutil setdestination /Volumes/TM
です。
なを再起動するとこのディスクイメージのマウントは解除されてるはずなので自動でマウントされるように(このマシンは自分のアカウントでしか使わないから)ログイン項目にこいつを入れておけばいいのかな?<追記>ダメだった…。そのうちちゃんと調べよう。</追記>
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