hibitekitou
映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~
movie/anime |2011-03-06
「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」公式サイト
観てきました。
前評判が非常によかったので、とても期待して観に行ったのですけど、その期待は裏切られませんでした。あの原作・オリジナルの映画から話を足して引いて、見事にまとめたなぁ、って思います。
話の内容というか、その場面場面の状況等は、突っ込みどころは結構あると思います。
鏡の中の世界において既に多数のロボットが展開している中で、あんなにのんきにしていていいものなの?とか。原作がそうなんだけど、そもそも、鉄人兵団はなんで鏡の中に誘導されてしまったの、とか。
まぁしかし、そんな瑣末な問題はいいんです。しずかちゃんとリルルが可愛いから、というのはそれの理由としては小さなものです。物語の展開の仕方、作画、実に素晴らしかった。もぅべた褒めです。けど、心を通わせる対象としてリルルとピッポという二つのキャラクターを登場させた事で、相対的にジャイアン、スネ夫の描写が軽くはなっていたでしょうか。あぁ、でもオリジナルでこの二人はどうだったかね。ドラミは無理やり登場させた感じだし。うん、でも、ママの描写は非常に良かったな。ローアングル。
時間が許すならもう一回観に行きたいところですけど、来週には塔の上のラプンツェルが始まりますしなぁ。公開終了するまでに時間とれるかなぁ。
イカ多少ネタバレ
最後のシーケンス、エンディングに向かうところ。原作・オリジナルの不朽の名場面、リルルが消える場面の描写の仕方が大きく変更されています(内容に変更はないけど描写に変更が加えられている)。それを期待していた部分もあっただけにちょっと拍子抜けしちいました。まぁ、それは勝手に期待した僕が悪い。でもって、そこからエンディングに入っていく流れがオリジナルは非常に素晴らしかったわけだけど、この映画でも空き地まで行って欲しかったようには思います。ともあれ、それも瑣末な事ですね。オリジナルを気に入っているがゆえの我が侭というものでしょう。全体を通してとても良かったのは変わりありません.
子供の頃ドラえもんファンだったあなた、ぜひ、オトナだけでも観に行っちゃってくださいよ、という感じですな。
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