日々適当

hibitekitou

ある意味、予想通りだった発表会

mac |2014-10-17
生放送で観ましたよ。AppleTVで。前回の発表と違って、さすがにスムーズに再生され、その辺の再生品質に気を取られることなく発表に集中することが出来ました。

事前に予想されていた内容で占められていた、という印象はありますかな。
iOS 8.1
Yosemite
(上記二つに関わるソフトウェア)
iPad Air 2
iPad mini 3
iMac with Retina display
Mac mini
これらが登場し、説明を受けるというものでございました。

iOS 8.1 は iOS 8 で実現すると予告されていたものの、始まっていなかったサービスを受けるための機能を盛り込んだアップデートとなるようです。具体的にはPayがいよいよ動き出すというわけで。アメリカでは10/20から利用可能になり、それに合わせて、10/20からiOS 8.1も利用可能になるようです。
Yosemiteは発表会の中で「今日」と言っていましたね。既にAppStoreのソフトウェアアップデートに現れています。Yosemiteに関しては、いろいろ面白い、便利、素敵な内容があるわけですけど、発表会では実に楽しそうにデモをしていましたな。クレイグ・フェデリギという人の寸劇は、ちょっと面白かったですよ。これは後でインストールした後に、実際の使用感なんかを書いていきます(既にベータ版運用はしていましたけど、やはり製品版を入れませんとね)。
それらで利用できるiWorksもアップデートされており、内容はこんな感じ [Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)]らしいです。自分的にどれだけ使いやすくなっているか、ちょっと楽しみですな。

というわけで、発表はフィル・シラーに交代し、ハードウェア周りの新製品の発表となりました。
iPad Air 2ですね。
いろいろと強化されているようです。使い勝手に直結する部分としては、ディスプレイ面のコーティングでしょう。これにより低反射を実現しているそうで、どれだけ見やすくなっているか、実物を触るのが楽しみになる内容だと思います。
過去モデルとのパフォーマンスの比較のグラフを発表では出していました。これはiPadは既に持っているからいいや、って人に訴求するという意味を持っているのでしょうな。実際、CPU、GPUともに僕が利用しているiPad 3からみると、全然違う処理速度になっている事が分かるため、少しどうしたもんかと悩んでいたりします。まぁiPad 3で現状は問題ないんで、これを入れ替えるためにiPad Air 2にすることは無いとは思っていますが、いい加減古くなったと感じるであろうiPad 2以前を持っている人は、買い替えるきっかけになるんじゃないすかね。
その買い替える理由の一つになるであろう要素がカメラの強化です。旅先に行くと、意外とiPadで写真撮影をしている人がいるのですが、カメラ性能的にはiPhoneに劣るのですよね。それがiPhone並?になったわけです(iPhone 5S並ぐらいすかね)。うれしい人も多いんじゃないでしょうか。
で、持ち歩くことが多いiPadですから、Touch IDの採用も大きな理由になりうるでしょう。認証周りがこれで行えるわけですから(Pay含む)、いいですよね、楽で。まぁ、Payは当面日本では関係ないものではありますが。
その後、サードパーティのクリエイトする方向にフォーカスした、つまり画像加工とムービー加工ですけど、そのようなソフトウェアのデモが行われました。これはおそらく、iPad 3じゃ動作が重くてつらいって類いのものになってくるんじゃないかと思います。そのようなもので是非とも使いたいってツールが登場した時、iPad Air 2を購入する同期になるやもしれません、個人的には。

iPad mini 3の発表は本当にさらりとしていました。スライド一枚だけだったんじゃないかな。これに僕はさすがに手を出すことはないと思います。今回の3の発表でiPad mini 2と呼ばれることになったらしいiPad mini with Retina displayを持っているからってのがその理由であり、そこからそこまで大きく内容が変化していないということでね。

そしてそのままフィル・シラーによる発表は、iMacのものになだれ込んでいきました。ここからが僕にとっての大本命の発表会となります。iMac with Retina 5K displayが発表されました。
5120 x 2880。x2で表示しているのだとすれば 2560 x 1440相当の表示内容となります。つまりは従来の27インチモデルの順当な進化なわけですけど、規格は発表されたもののまだ物がないDisplayport 1.3を待つ必要がない一体型だからこそ実現した、発売、今日、というものっすね。
そうなんです。既に日本のAppleStoreでも3-5営業日の出荷ながら注文できちゃうのです。発表こそ早かったけど、まだリリースできていないDellの5Kディスプレイとの差は、やはり一体型であるという所なんでしょうね。このモニタ性能が、実際にどのようなものなのか非常に興味あるところです。
ただ、これだけ解像度が大きくなると心配なのがそれを駆動するグラフィックチップですね。そこに非力なものが積まれているとがっかりな事になりかねない。で、積んできたのがRadeon R9 M290XとM295X。それぞれVRAMは2GBと4GB。
まぁつまりモバイル向けのR9でして、型番にMという文字がなければそれはRadeonのフラッグシップだったわけですけど、さすがにiMacに積むのは無理ってことですな。スペック的にはNVIDIAじゃなかったという(CG業界的な)ちょっとがっかりな気分をのぞけば、モバイル系のフラッグシップを積んでくれたわけで、割とがんばったものと言えるかもしれません。実際の所、どれだけの力を発揮してくれるのかが楽しみなところです。Radeon R9 MXXXのラインナップ的に無いのかもしれませんけど、VRAM量がもうちょっと大きくなると安心感あるんですけどねぇ…
でまぁ、お値段も比較的求めやすい$2499と発表されて、ちょっとうれしくなりました。これは買えるのではないか、ってね。もっとも、今、欲しい構成にして計算してみると、税込み45万弱いっちゃうことが判明し、さらにHDDケースを買ったりしなきゃなので、自宅に買うのはまだ無理かなぁとか思っていることではありますが…
ちなみに予告されているDellの5Kモニタは2500ドルと言われています。それと同じ価格なんですから、もしかしたらDellは値下げしてくるかもしれませんね。

で、Mac miniの発表。こっちはiPad mini同様、さらっとした紹介でした。順当な内容だと思いますけど、Thunderbolt 2を採用してきてくれたのがうれしいです。

よし、次はいよいよMac Proか、と思ったら、ティム・クックが登場し、まとめに入っていってしまい、少しがっかりしつつ発表会は終わります。

Mac Proを5K対応させないわけにはいかないでしょうから、その準備を待っている感じですかね。Dellのモニタはdisplayport 1.2を2ポート使って5K表示を行おうとしているようですが、Appleは1.3を待っているのか、単に実装が間に合わなかっただけなのか、どうなのか。
次世代Thnderboltの登場を待つ、というのはやめて欲しいなぁとは思います(来年の今ごろと言われていますからね)

そんなわけで、発表会、楽しんで観ることが出来たと思いますよ。
コメント ( 2 )|Trackback ( )
 
コメント
 
 
 
ある意味、予想通りだった発表会 (ponkazu)
2014-10-17 12:45:25
m4gさん
ご無沙汰です。私もAppleTVで生放送見ました。眠いです。先日のiPhone6の発表よりなんかあっさりしていた感じがしました。おかげで30分速く終わってすぐ眠れましたが、じじいには辛い、、、、。
やはりメインはiMacデスね。なんかすごそうでMacProの領域を侵しそうなスペックですね。でもうちは写真屋さんなので5Kは必要ないかな?今のEIZOで充分です。MacProの発表なんて勘弁して下さい。うちまだきて4ヶ月しか立ちませんから、汗
いまそのProにYosemiteインストール中です。
それではまた。
 
 
 
Re:ある意味、予想通りだった発表会 (m4g)
2014-10-17 23:06:42
Mac Pro、調子はどうですか?
今回のは、iMacがハードウェアの一番の目玉なのはその通りなのですが、Macが主役であることを期待をしてたんで、(既存Mac Proユーザは少しほっとされたやもですが(^^))フラッグシップというべきモデルに変更がなかったのは、ちょっと残念でした。
他社が最新Xeaonを積んだ化物を発表してるだけによけいにそう思います。
まあ楽しみは5Kモニタとセットで発表されるであろうその時までとっておきましょう。
 
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