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hibitekitou

Mac Pro Mid 2010 到着

mac |2010-09-05
そんなわけで昨日届いたわけです。
注文したのが月曜日午前中。出荷まで3営業日となっていたから月火水か火水木、つまり水曜日か木曜日に出荷案内がくると思っていたらその日には来ず、来たのは金曜日。
話ではBTO品は海外から届くって言うから案内来てから2,3日はかかるなぁって思っていたら、出荷案内の出た日、荷物はヤマト運輸のADSC支店って所にあったらしい。これ、品川らしいのね。
想像するに、Mac Pro本体とは別にもう一個品物を注文してて、それらを全部まとめて発送して、って注文をしていたので、海外から届いたMac Proを一度日本国内のAppleの施設に運んで、その上で既に用意してあったもう一個の商品と一緒にヤマト運輸に引き渡したのでしょう。この結果、もしかしたら1日ぐらいロスしたのかもしれません。
ともあれ、届いたからにはセッティングです。

キーボードとマウスは既存のものを使うつもりでいたんですけど、せっかくなのでワイヤレスキーボードとバッテリーチャージャーを注文してありました。そしたら、こんな感じで届いてきました。



キーボード、マウス、バッテリーチャージャーがぴったり収まる箱が用意されているんですね。
バッテリーチャージャーにはあらかじめ2個の電池が装着されていて、あれ?、これって電池が6本ついてくるんじゃなかったでしたっけ。残り4本はどこに? って思ったら、マウスとキーボードの中に入っていました。

ちなみにこの6本という数字は、2本はキーボード、2本はマウス、2本は予備、という使い分けをどうやら想定しているようです。

で、本体起動確認をし、メモリとハードディスクの交換です。

購入したのはMac Proの6コアモデル。つまりシングルCPU構成なため、メモリをたくさん積もうと思うと4GBモジュールを選択するしかなく、それをAppleStoreで注文するとえらく高つくため、あらかじめサードパーティー品を注文してありました。HDDも同様で、最低構成の1TB一発で注文し、あとからメモリと一緒に注文した2TB HDDと交換。HDDの余った3つのベイには初代Mac ProからHDDを移植します。



こちら、Mac Pro Mid 2010のメモリスロット。1GB x 3の状態です。
ちなみに初代Mac Proはこんな↓感じ。



よく分からないかもしれないけど、2枚のメモリが刺さっているライザカードを横から見ており、手前のメモリ1枚だけの側面が見えている状態です。物々しいヒートシンクが目をひきますね。それに引き換えチップがむき出しで差し込まれたMid 2010のメモリの何と頼りないことか(^^)

Mid 2010についてきたメモリはこんな感じでした。



こいつをMicronの4GBモジュール4枚に交換しております。

付属してきたHDDは以下のもの。



割と良さげなものみたいですね。
でも交換。日立の2TBをさしております。ちなみにもともとついてきたHDDは初代Mac Pro側に移植しております。

そのHDDを固定するマウンタですけど、いつからか分かりませんが、初代とはネジがちょっと変更されていることに気づいてみたり。



初代はネジだけをマウンタの穴にそのまんまねじり込んで固定していたものが、ネジのゆるみを防止する仕組みが挟まっていたり、ネジをいっぱいまで緩めても抜けないような仕組みを持っていたりしているようです。まぁ、どうということもないものですけど、ちょっとした気配りなのでしょか。

GPUは初代モデルがX1900 XT。



今回Mid 2010はHD 5870を搭載しました。



ちなみにこの5870側面にATIの文字が見れますが、近い将来ここはAMDになってしまうのですね。将来的にはRADEONという名前すら消えてしまうかもだそうで。ちょっと寂しいものがあります。

そんなわけで、冷房もつけずにクソ暑い中セッティングと移行作業を行っておりました。データ移行作業時は初代Mac ProのシステムドライブをSATA-USB変換アダプタを介してMid 2010につないでいたわけですけど、むき出しのHDDを室温多分32~35度ぐらいのところに放置でアクセスしまくるのはよろしくなかろうと、USBのファンを取り出してきて風を当てたりしておりました。ちょっとは効果があったようです。



ってことで、だいたい移行作業が終わった現在。実働を開始しつつありますが、デスクトップ含むファイル一式は移行ツールで持ってきてしまっているため、実はあんまり早くなったとか感じておりません(^^; Finder操作やiTunes , Webブラウジング程度じゃ差は感じにくいわけで、早いとこ、3Dオペレートとかレンダリングとかエンコードとかしないといけませんな。

なお、アイドル時に排気されてくる空気ですが、初代モデルよりもぬるいと言えるかと思います。
初代モデルのアイドル時、一番熱を持つところはあの物々しいヒートシンクのついているメモリなんですよね。Macのソフト上で読み取れるセンサーの温度表示は、メモリは75度~85度あたりを常時示していました。そりゃ、放熱する仕組みも必要だよね、ってものです。
それが存在しないMid 2010(Early 2009からそうですが)は、結果としてアイドル時の温風の温度が下がっているようで、部屋の環境面でちょっと優しいものになっているかもしれません(冬の暖房としての役割はちょっと弱まっていますけど、なに、そのときはCPUを最大限利用する処理をさせてやれば…)。

<追記>

ちなみにこちら、Mac Proでの温度の変化。Ambient Airが37度という気温の高いところで使用しています(室温じゃないことに注意。たぶんMac Proの温度センサに空気が届くまでに熱せられているのでしょう。室温自体は32度ぐらいだと思う)。
また、バックグラウンドで動画のProResへのエンコードを行っています。したがってレンダリング開始と終了の間、アイドル状態ではなく、エンコードと画面キャプチャが走っている関係で、CPUが常に消費されている状態になっています。
センサーの温度変化を見ていると、このグラフには入っていませんが、CPUの次に高い温度になっているのは電源周りみたいですね。もっとも、GPUカードの温度の取得が出来ないようなのでわからないのですけど、そこも高いんじゃないかと思います。</追記>

<追記>ちなみに、初代Mac Proが届いた時、こんなことを書いていました→届いた</追記>
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