日々適当

hibitekitou

クロックで1.25倍、コア数で1.5倍

mac |2010-09-04
単純計算すると1.87倍ということになりまする。
初代Mac Pro標準構成(2.66GHz 4Core)とMac Pro Mid 2010の6コアモデル(3.33GHz 6Core)の比較のお話です。

さてさて、実際にはかるとどうなりましょうか。
Cinebench R10とR11.5での比較値です。

値の並び順は初代Mac Pro, Mac Pro Mid 2010, 倍率となっています。

Cinebench R10
1CPU: 2913, 4386,1.506
xCPU:9631, 24725, 2.567

Cinebench R11.5
2.60, 8.49, 3.265

やぁ、マルチスレッド処理における高速化の恩恵がうれしいですね。R10における1スレッドでの処理でもクロック差以上の値が出ているのが喜ばしいです。

初代Mac Proには当時のコンシューマー目的におけるハイエンドRadeon X1900 XTを積んでおりました。
そいつとMac Pro Mid 2010のコンシューマー目的ハイエンドRadeon HD 5870を比較してみました。

Cinebench R10
5217, 8102, 1.55

Cinebehcn R11.5
none, 32.02, none

時代の変化というやつですな。ただ、Mac版ドライバばなんとなくいまいちに感じるのが、R11.5にサンプルで表示される他のプラットホームの値でRadeon HD 4850と同じぐらいであることなんすよねー。
もうちょいといい値が出てくれないものか、と思ったりするのですけどいかがでしょ。

ちなみに現行Mac Proのハイエンド(2.93GHz 12Core)の成績は@hibi_hibiさんによると
OpenGLが31.89
CPUが15.36
さすがにCPUは倍近い差がついちゃいますが、OpenGLの値はクロック数がむしろ効いてくるんで、同じぐらいかちょろっといい値っすね。
ついでにmodo 401による8Spheresのレンダリング時間を11.4sと発表されているので、こっちもはかってみると16.2s。1.4倍ほど高速ってことでしょか。

まぁ、コア数の差はいかんともしがたいですな(^^)

<追記>エンコード速度比較。Final Cut ProからCompressorに渡した720 x 480の解像度のムービーを2kbps弱のH.264ファイルへマルチパスでエンコードした時の時間。素材は25分程の尺のムービーです。

54m, 25m, 2.16

SD解像度なら画質を比較的重視しても実時間でいけるわけですな。かつ、この処理。250%弱しかCPUを使っていない感じなので(Mac Pro mid 2010 6core 3.33GHzモデルは最大600%)、エンコーダーの性能次第ではさらに差が開くかもしれませんね。</追記>

<追記>なんとなく、昔のスコアへのリンクを張ってみましょう→CINEBENCHでの計測2

GPUの結果が10.6で10.5と比較してちょっと下がってから復帰してないんだなぁ…</追記>
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