日々適当

hibitekitou

Compressorの設定検証

mac |2010-09-23
Compressorでデインターレースをかける時の設定をちょいと検証中です。
素材が悪いのは重々承知の上、まずは検証その1なのです。

Compressorの設定における旧来からあるフィルタのデインターレースと、フレームコントロールでのデインターレースの出力結果とエンコード時間を比較してみました。
フレームコントロールでのデインターレースの値は3つありますが、それぞれのエンコード時間を出しています。フィルタの方はシャープという設定での値のみ出しています。



素材は30秒のSVHSビデオ3倍録画の物。数字は秒数で、でき上がったファイルのCreation DateとModification Dateの差をとっています※。

  時間
フィルタ シャープ 54
フレームコントロール高速 50
フレームコントロール高品質 52
フレームコントロール最高品質 584


こうしてみると、最高品質だけどばーっと時間が増えている以外は、あまり差異はありません。ってか、最高品質の時間はちょっとありえないですね。

それじゃ上がってきた物の画質はどうかというと以下のような感じです。
素材がアニメ(もともと24Fpsで作られている上、絵は秒8枚から12枚なので3フレから2フレごとに絵が動くもの)ということもあり、フィールドによる残像が見えるフレームとその前後の3フレームで比べています。

一つ目。




正直、差は感じられません。
もう一つ。





やっぱり差は感じられない。

たぶん、フルフレームの実写素材とかになると差が出てくるんだろうなぁ、って気がしますけど、このレベルだと正直どーでもいい。

とりあえずこの結果からだと、フレームコントロールの高品質もしくはフィルタを使うぐらいでいいかなーって感じでしょうか。

※更新日時と作成日の差は以下のスクリプトで出しています。
tell application "Finder"
set selFile to selection
set fileInfo to info for selFile as alias
set encTime to (modification date of fileInfo) - (creation date of fileInfo)
end tell
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