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B級グルメサバイバル感想 その4
クレヨンしんちゃん |2013-04-24
<クレヨンしんちゃん>橋本昌和監督に聞く 劇場版新作は「笑いの積み重ねが感動につながる」 [BIGLOBEニュース]
<クレヨンしんちゃん>橋本昌和監督に聞く 劇場版新作は「笑いの積み重ねが感動につながる」 (まんたんウェブ)[Yahoo!ニュース]
監督へのインタビュー記事です。や、過去に絵コンテで参加されてたんですね(^^;
クレヨンしんちゃん映画 [コースター男のブログ]
ソース is LOVE[○△□ふみかーにばる○△□]
マサオくん大出世「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー[カゲヒナタのレビュー]
エイガトミュージックビデオ[うなぎのナハナハブログ]
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」[笑いと活劇!10年ぶりの面白さ : 大江戸時夫の東京温度]
レビューを書かれている方も現れましたね。概して評判が良いようです。そぉいうかたの感想・レビューにはほぼ同意で、不満点・つっこみも同意するところでした。
<クレヨンしんちゃん>橋本昌和監督に聞く 劇場版新作は「笑いの積み重ねが感動につながる」 (まんたんウェブ)[Yahoo!ニュース]
監督へのインタビュー記事です。や、過去に絵コンテで参加されてたんですね(^^;
クレヨンしんちゃん映画 [コースター男のブログ]
大人の方でもはまっていきそう。
ソース is LOVE[○△□ふみかーにばる○△□]
わたしが大好きで求めてる泣いて笑える(映画)って///
マサオくん大出世「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー[カゲヒナタのレビュー]
本作には映画版クレヨンしんちゃんの面白さがギッチリと詰まっているのです。
エイガトミュージックビデオ[うなぎのナハナハブログ]
見に来ていた人も家族連れから中高生まで、幅広い世代で、誰と見に行っても、楽しいと思います!
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」[笑いと活劇!10年ぶりの面白さ : 大江戸時夫の東京温度]
いですよ、この密度の高い脚本(浦沢義雄、うえのきみこ)。そして躍動感に溢れ、笑いのツボも心得た演出(橋本昌和)。
レビューを書かれている方も現れましたね。概して評判が良いようです。そぉいうかたの感想・レビューにはほぼ同意で、不満点・つっこみも同意するところでした。
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B級グルメサバイバル感想 その3
クレヨンしんちゃん |2013-04-23
ついに…[ブログさーーん(*・ε・*)]
おかねはないけど ゆめがある~♪ [全力疾奏!]
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル [たーにゃと娘2人と猫4匹と。]
バカうまっ!B級グルメサバイバル!![Like A Star..☆]
映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」[いちご]
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」[みんなシネマいいのに!]
お勧め映画♪アニメ [ebinsky★Blog]
『クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル』をTOHOシネマズ日劇2で観て、渡辺直美いい役すぎるぞふじき★★★★[ふじき78の死屍累々映画日記]
[『映画 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』を観た(寸評)] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!![双極性障害型・強迫性障害と診断されました]
特別良くもなく、かといって別に悪くもない。中途半端な作品。「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」レビュー[わにやまさんの秘密基地]
子供たちとクレヨンしんちゃんの映画を観たよ~[色のチカラ♪ ]
映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」[まるじゅんのブログ]
週末。[中根麗子オフィシャルブログ]
面白い♪[☆ハロプロ&犬夜叉大好き☆のブログ]
バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(部分的ネタバレ注意)[カラスの蒼い空]
クレヨンしんちゃん映画#3452[気まぐれ琉華様の自己満ブログ 俺様人生まっしぐら!]
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!![ゆーすま]
ちょいと辛口なご意見もありました。僕自身も大爆笑して腹がよじれるというものすごいパンチのある演出というのは感じられませんでしたけど、全体のバランスが非常に良く、良作だと思っています。
満足満足っ
おかねはないけど ゆめがある~♪ [全力疾奏!]
映画見ながら笑ったのとか久しぶり(´▽`)笑
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル [たーにゃと娘2人と猫4匹と。]
子供たちも私もいっぱい笑えた映画でした
バカうまっ!B級グルメサバイバル!![Like A Star..☆]
こんなにおもしろい映画だとは思わなかった( v^-゜)♪
映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」[いちご]
でも内容は、意外と面白かったし感動した
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」[みんなシネマいいのに!]
アクションと笑いのバランスが絶妙であり、漫画映画本来の面白さがある。
お勧め映画♪アニメ [ebinsky★Blog]
よく中弛みしちゃう映画が多いけどそれもあまり感じず
『クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル』をTOHOシネマズ日劇2で観て、渡辺直美いい役すぎるぞふじき★★★★[ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【★★★★リアルを捨てたのはいいこと】
[『映画 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』を観た(寸評)] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
今回のしんちゃんは、直球のナンセンスな展開で普通に楽しめた。
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!![双極性障害型・強迫性障害と診断されました]
いやー楽しかった楽しかった♪♪
特別良くもなく、かといって別に悪くもない。中途半端な作品。「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」レビュー[わにやまさんの秘密基地]
ただ私は、子供の頃から見ているしんちゃんを応援している大人なので、この中途半端な映画はあんまり楽しめませんでした。
子供たちとクレヨンしんちゃんの映画を観たよ~[色のチカラ♪ ]
もうやっぱりしんちゃんは面白くて3人でヒクヒク肩を震わせてウケながら観てました(^O^)
映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」[まるじゅんのブログ]
感動できる傑作だと、オススメです^^
週末。[中根麗子オフィシャルブログ]
親にもぐっとくる内容でした
面白い♪[☆ハロプロ&犬夜叉大好き☆のブログ]
また観て見たいなって思いました
バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(部分的ネタバレ注意)[カラスの蒼い空]
あ・・・ほらやばいよまた眼から塩水
クレヨンしんちゃん映画#3452[気まぐれ琉華様の自己満ブログ 俺様人生まっしぐら!]
映画の感想は純粋に面白かったな(笑)
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!![ゆーすま]
お話も単純でアクションシーンも思いきり大袈裟で小さい子供にもわかり易かった
ちょいと辛口なご意見もありました。僕自身も大爆笑して腹がよじれるというものすごいパンチのある演出というのは感じられませんでしたけど、全体のバランスが非常に良く、良作だと思っています。
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B級グルメサバイバル感想 その2
クレヨンしんちゃん |2013-04-21
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!! [村長は河童だ]
*B級グルメサバイバル!* [じゃんぼりーみんさあや~大きくなあれ萌え萌えキュン~]
やっぱり、神谷君は可愛かったです。 [ANIME'S ADAYBOOK]
ドラゴンしんちゃん[電光石火の日々 ]
いってきました。[松→竹→梅↑↑↑ ドロン(-人-)]
映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!![悪魔のように細心に]
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」 [Con Gas, Sin Hielo]
★【映画】クレヨンしんちゃん 第21作を見てきました [ぶろぐ“あみん”]
映画クレヨンしんちゃんバカうまっ!B級グルメサバイバル [お笑いいちばんブログ]
久しぶりに面白いクレヨンしんちゃんの映画だった。[ 歴史は99%の真実と1%のひらめき]
観ていて、たしかにドッカーンって笑いの要素は少なかったと思うんですけど、細かくいい感じにネタをつないで実に良かったと思うんですけどねー
友情メインと言っても泣ける場面は多々ありました。
*B級グルメサバイバル!* [じゃんぼりーみんさあや~大きくなあれ萌え萌えキュン~]
ここ何年かの映画で1番好きかも!!!舞台挨拶を見に行かれた方ですね。
やっぱり、神谷君は可愛かったです。 [ANIME'S ADAYBOOK]
この映画、敵の声優陣がかなり有名なんですね。
ドラゴンしんちゃん[電光石火の日々 ]
ストーリーの展開が全然読めないのでかなり楽しめましたよ(^^)
いってきました。[松→竹→梅↑↑↑ ドロン(-人-)]
とても素晴らしかった…
映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!![悪魔のように細心に]
ギャグもくだらなすぎてそんなには笑えなかったし、まあ、子供が楽しめればいい映画には違いないんだろうけど、あまり子供に見せたいと思うような作品でもありませんでした。
「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」 [Con Gas, Sin Hielo]
やっぱり歓声や笑い声が響き渡る館内は楽しい。
★【映画】クレヨンしんちゃん 第21作を見てきました [ぶろぐ“あみん”]
やっぱり、見に行って良かったと思いました^^
映画クレヨンしんちゃんバカうまっ!B級グルメサバイバル [お笑いいちばんブログ]
気持ちの良い映画だった(*^▽^*)
久しぶりに面白いクレヨンしんちゃんの映画だった。[ 歴史は99%の真実と1%のひらめき]
今回の「バカうまっ!B級グルメサバイバル」は久しぶりに良かった。
観ていて、たしかにドッカーンって笑いの要素は少なかったと思うんですけど、細かくいい感じにネタをつないで実に良かったと思うんですけどねー
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B級グルメサバイバル感想 その1
クレヨンしんちゃん |2013-04-20
試写会クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』[☆ 古着屋さんと良縁・お見合い紹介のお店 ☆商品情報と店番日記]
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル [30代のボヤッキー(ファッション・音楽・子育て・お買いもの編)]
~クレヨンしんちゃん・バカうまっ! B級グルメサバイバル!!~ [*隅っこの埃586*]
クレしん最新作映画観てきました。[デビルママンの自堕落日記]
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル[一般人のブログ]
やきそば食べたい… : [sab@Log]
しんちゃんの映画を見てきました。[ブルースカイ]
DOES・コナン・クレしん [世界にこころなんてない。でも世界をうらむのはおろかなこと、と彼女はいう]
公開が始まったこの映画。
よいよ。とてもよい。感想はまた今度書きますけど、よいです。
というわけで、今年もこんな感じでリンクしていきます、勝手に(^^)
意外と良かったです
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル [30代のボヤッキー(ファッション・音楽・子育て・お買いもの編)]
対象年齢が、相当低いのだと思うのですが、五歳の息子は大笑いしていました
~クレヨンしんちゃん・バカうまっ! B級グルメサバイバル!!~ [*隅っこの埃586*]
今回はねぇぇ・・・ずばり、イイ
クレしん最新作映画観てきました。[デビルママンの自堕落日記]
子ども達は「ああ~、面白かったー!」って言ってたけど、私の感想はイマイチだったかな。
クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル[一般人のブログ]
今回のしんちゃんの映画は、面白かったです。
やきそば食べたい… : [sab@Log]
今年のはDVDになったら欲しい!と思いつつ……GW明けにもう1度見に行ければな~と思います。
しんちゃんの映画を見てきました。[ブルースカイ]
親子で見てもお友達同士でも楽しめますよ。
DOES・コナン・クレしん [世界にこころなんてない。でも世界をうらむのはおろかなこと、と彼女はいう]
ひろしメッチャカッコよかったからね!!!
公開が始まったこの映画。
よいよ。とてもよい。感想はまた今度書きますけど、よいです。
というわけで、今年もこんな感じでリンクしていきます、勝手に(^^)
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クレしんオールナイト
クレヨンしんちゃん |2013-02-02
新文芸坐×アニメスタイル 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 2
昨年行われたPart 1の続きのオールナイト上映が池袋の新文芸坐にて1/26に行われました。上映された映画は
ヘンダーランドの大冒険
暗黒タマタマ大追跡
電撃!ブタのヒヅメ大作戦
の三作。第4作から6作目のものとなり、本郷みつる監督から原恵一監督への交代を体験できる内容となっています。22時半に開場となり、22時45分からトークショーが行われました。そのトークショーの内容をメモとして残しておきます。
トークショーはアニメスタイルの小黒祐一郎氏が司会となり、ゲストに本郷みつる氏、原恵一氏、湯浅政明氏の三名を招いて行われました。劇場はほぼ満席。中央の列は全て埋まり、左右の列に少し空席があるといった感じのお客さんの入りだったでしょうか。
三人の監督が呼び込まれ、それぞれの挨拶が終わるとトークショーが始まります。
お話は、今回上映される映画について順番に聴いていく形になっております。まずはヘンダーランドの大冒険。
この頃、本郷氏はシャーマニックプリンセスというOVA作品の監督もされていらっしゃいました。その関係で、同作品の総作画監督をしていた石田敦子氏や作画監督をされていた大倉雅彦氏がヘンダーランドの大冒険に参加されている事が語られました。
話が前後しますが、雲黒斎の頃から、クレヨンしんちゃんが面白いという話がアニメーターに広がっていたそうで、やりたいという人々が次々と現れていたのだそうです。その結果、本郷氏は、今日上映される映画の頃が作画のクオリティが一番高いと思うと語っております。例えば暗黒タマタマの所で語られたのは、現在監督業をされている安藤真裕氏(花咲くいろはとかストレンヂア等の監督)がヘクソンと七人衆との戦いを100カット以上を担当したという事だったり、吉原正行氏がブタのヒヅメの冒頭のアクションシーンを担当した事だったり、末吉裕一郎氏が参加しはじめたのもこの頃です(暗黒タマタマの青森から東京への移動の場面を担当。本郷氏曰く、高倉佳彦氏の紹介じゃなかったかなということです)。プロダクションIG系の人が参加している事については、荒川真嗣氏による紹介ってルートもあったようです。この辺の話の流れの中で、攻殻機動隊より前か後かという話があり、そこで原氏の記憶として、安藤真裕氏が、クレしんに参加できたのは劇場版の攻殻機動隊がなかなか動かなかったからと言っていたというエピソードを話しておりました。
まぁそんなわけで、湯浅氏以外の作画関係のお話はこんな感じだったでしょうか。
ヘンダーランドに話を戻すと、この制作は、本郷氏の記憶では意外とスムーズに進んだそうです。そして、前作(雲黒斎)がけっこうマニアックになったという感じがあるので、この作品はバランスのよいものを目指したそうで、本郷氏の好きな童話やファンタジーの要素を引用し構成された事を話しておりました。なお、今までそのモチーフとなった童話が何かをあてた方はいらっしゃらないそうです。で、その童話に雪だるまが登場するそうです。そこから悪い雪だるま、ス・ノーマン・パーが生まれます。そのアイデアは本郷氏から生まれたものですが、キャラクターがあのようになったのは原氏によるものだそうで。原氏は、作るのが楽しかったと語っております。内面を出せばいいんだって。そこで、湯浅氏が、ス・ノーマン・パーはスノーマンと何か関係があるのかと本郷氏に聴いておりましたが、前述した通りの内容で、まったく関係がないと明言されておりました。
この作品は、オリジナルの要素が限りなく高いわけですけど、原作者の臼井儀人さんからいくつかオーダーを受けていた記憶があると言うことも本郷氏から語られました。マカオとジョマというキャラクターの存在や、トッペマは女の子であるとか。
そして、湯浅氏の存在です。ヘンダーランドの設定は彼が担当しています。つまり、遊園地を一つ丸ごとデザインした。そこで、スタッフでロケハンとしてディズニーランドに行ったという話や、湯浅氏はそれとは別にディズニーランドにはじめていって、それまでまったく興味は無かったけど、すごくよくできていてディズニー凄いという感想を持った事などが話されました。
面白いエピソードとしては、小黒氏がヘンダー鉄道を運転するサルの存在感が何かの伏線じゃないかというぐらいあったという話をふった時、そこの絵コンテは原氏が行ったそうですが、原氏曰く、本郷氏が突然、ヘンダーランドの本当のボスはあのチンパンジーってのはどうだろうと言い出したという事があったそうです。
そしてヘンダーランドのアクションの最大の山場。ラストの部分は原画を全て湯浅氏がされています。当時、ずっと設定をやっていたのだけど、最後の二週間ぐらいで50カットぐらいの原画を仕上げたそうです。本郷氏曰く、そこの部分は絵コンテも湯浅氏が切ったのだけど、絵コンテを見ても、原画を見ても、何が描いてあるか分からなかったそうです。動撮されたものを見て、初めて何が描いてあるか分かったそうで。それを本郷氏や原氏が分析しているのだけど、背景動画で描かれたこのシーンは、カメラワークも手書きで表現されることになるのだけど、それは、湯浅氏の頭の中でデフォルメされた絵になっており、いわば、カメラのレンズを次々と付け替えて撮影されたようなもので、だから、絵コンテや原画を見ただけでは分からないのではないかって事でした。(この人の頭の使っている所が他の人と違う的な事が話されたり)
暗黒タマタマに話が移ります。この作品とブタのヒヅメが原氏が一人で絵コンテを描いた作品となります。その後は水島努監督が参入してくるわけっすね。前述した安藤真裕氏が描いたたまゆらの里の格闘シーン。そこが関節技で絞めているのが面白い的な話を本郷氏がされます。当時、原氏は格闘技にはまってらっしゃったそうで。そして、湯浅氏が指摘するには、原氏のコンテが面白いのは、アクションが全部指示されているってことだそうです。だいたいの感じしか記されていない絵コンテが多い中、具体的にどうするかという指示が書かれており、それが珍しかったと述べています。
この作品は、実際の俳優にずいぶんと似たキャラクターが登場します。今だときっちり許可をとってからやらねばならないだろうけど、当時はまだ緩かったという話がされました。ちなみに、たぶん映画とは関係ないエピソードだけど、(おそらく)しんのすけのゾウさんの歌について、後にまどみちお氏(童謡ぞうさんを作詞された方)におうかがいをたてに行った時、寛大な人で面白がって快く許可をくれたという事が話されました。
この映画で原作者の臼井儀人氏が登場しています。やっぱりこの作品もオリジナルですけど、臼井氏からアイデアをいただいているそうです。健康ランドなんかがそうみたいですね。臼井氏が登場したのは原氏のオーダーで、いい声をしていたから、って事が話されます。そんな臼井氏となぜか藤原啓二氏とともに、おかまバーに取材に行ったそうです。そこで藤原啓二氏が「田舎のダビデ像みたい」と言われたそうで、なんと秀逸な例えなんだと感心したというエピソードが話されました(笑)
湯浅氏はこの作品においても設定デザインを担当しています。しかし、本郷氏時代と作り方が変わったと話しておりました。
この映画は原氏に監督が変わるに当たり、本郷氏が得意としたSFファンタジーな方向性ではなく、現実的なものを目指したという話がされました。だから、湯浅氏も設定を描くにあたって、写真資料や実際に見てすることが増えたそうです。
ちなみに、この辺のスケッチがロビーに展示されておりましたが、湯浅氏がスケッチブックを破るという事を好まない為に、三冊のスケッチブックがによる3ページしか見ることが出来ませんでした。それを受けて、本郷氏が、アニメスタイルから出せば?って振ると、小黒氏は既にそんな動きがあるという事を話しています。これは期待です。
この映画については、原氏は、当時は自分での評価は高くなかったそうです。しかし時間を置いてから見てみると、自分らしいな、おもしろいんじゃないかって感想を持つようになったようですね。実際、大傑作ですよ、これは。
最後にブタのヒヅメです。これはスパイアクションのテイストを取り入れております。
この作品でも湯浅氏は相当参加しているわけですが、本人の記憶が薄いそうで、あまり記憶に残っていないようなことを語っています。酔っていたせいかもしれませんw しかし、原氏曰く、(暗黒タマタマやブタのヒヅメの頃が)湯浅氏の一番忙しい時期だったんじゃないかってことですね。相当無茶な要求を原氏は湯浅氏にされていたそうです。忙しくて飯を食う時間もなかった的なエピソードもはさまれます。でも、湯浅氏曰く、楽しかったんだと思うとのことでした。作画としてはぶりざえのPVや筋肉のトイレの部分を担当されていることが話されました。
そして、非常に興味深いお話。エヴァとの関係です。ブタのヒヅメのお色気の声が三石琴乃氏になったのは、原氏がエヴァを見たからということなんですな。当時、はまっていたそうです。ちなみにエヴァのテレビシリーズは95年10月から放送されましたが、その当時は本郷氏が原氏に、これ面白いよと勧めて、そういうのには興味がないんですって見なかったそうです。しかし、後にはまってこうしてブタのヒヅメに影響を与えているというのは興味深いですね(ブタのヒヅメは98年です)。お色気がしんのすけを「しんちゃん」と呼んだのは意識してのことみたいですよ。
その後、原氏の次回作。実写映画の『はじまりのみち』 [オフィシャルサイト] の話に移ります。既に完成し、2月頭の初号試写を待っている状況だそうです。アニメと実写ではずいぶんと作り方が違うと言うような話がされ、その結果、出来上がったものがすごく新鮮に感じられ、手応えを感じているそうで。早く観てもらいたいとおっしゃっておりました。
そうして最後のプレゼント争奪のじゃんけん大会。進行は本郷氏が行っております。プレゼントは三人のサインが書かれた色紙一枚。女性の方が見事勝ち残り、原氏の次回作を必ず劇場に見に行くようにと念を押されつつ、受け取っておりました。うらやましい。
そんな感じでトークショーが終了し、しばしの休憩の後、映画の上映が始まりました。
いずれも傑作で、まったく眠くなることなく、最後まで見ることが出来ましたですよ。
昨年行われたPart 1の続きのオールナイト上映が池袋の新文芸坐にて1/26に行われました。上映された映画は
ヘンダーランドの大冒険
暗黒タマタマ大追跡
電撃!ブタのヒヅメ大作戦
の三作。第4作から6作目のものとなり、本郷みつる監督から原恵一監督への交代を体験できる内容となっています。22時半に開場となり、22時45分からトークショーが行われました。そのトークショーの内容をメモとして残しておきます。
トークショーはアニメスタイルの小黒祐一郎氏が司会となり、ゲストに本郷みつる氏、原恵一氏、湯浅政明氏の三名を招いて行われました。劇場はほぼ満席。中央の列は全て埋まり、左右の列に少し空席があるといった感じのお客さんの入りだったでしょうか。
三人の監督が呼び込まれ、それぞれの挨拶が終わるとトークショーが始まります。
お話は、今回上映される映画について順番に聴いていく形になっております。まずはヘンダーランドの大冒険。
この頃、本郷氏はシャーマニックプリンセスというOVA作品の監督もされていらっしゃいました。その関係で、同作品の総作画監督をしていた石田敦子氏や作画監督をされていた大倉雅彦氏がヘンダーランドの大冒険に参加されている事が語られました。
話が前後しますが、雲黒斎の頃から、クレヨンしんちゃんが面白いという話がアニメーターに広がっていたそうで、やりたいという人々が次々と現れていたのだそうです。その結果、本郷氏は、今日上映される映画の頃が作画のクオリティが一番高いと思うと語っております。例えば暗黒タマタマの所で語られたのは、現在監督業をされている安藤真裕氏(花咲くいろはとかストレンヂア等の監督)がヘクソンと七人衆との戦いを100カット以上を担当したという事だったり、吉原正行氏がブタのヒヅメの冒頭のアクションシーンを担当した事だったり、末吉裕一郎氏が参加しはじめたのもこの頃です(暗黒タマタマの青森から東京への移動の場面を担当。本郷氏曰く、高倉佳彦氏の紹介じゃなかったかなということです)。プロダクションIG系の人が参加している事については、荒川真嗣氏による紹介ってルートもあったようです。この辺の話の流れの中で、攻殻機動隊より前か後かという話があり、そこで原氏の記憶として、安藤真裕氏が、クレしんに参加できたのは劇場版の攻殻機動隊がなかなか動かなかったからと言っていたというエピソードを話しておりました。
まぁそんなわけで、湯浅氏以外の作画関係のお話はこんな感じだったでしょうか。
ヘンダーランドに話を戻すと、この制作は、本郷氏の記憶では意外とスムーズに進んだそうです。そして、前作(雲黒斎)がけっこうマニアックになったという感じがあるので、この作品はバランスのよいものを目指したそうで、本郷氏の好きな童話やファンタジーの要素を引用し構成された事を話しておりました。なお、今までそのモチーフとなった童話が何かをあてた方はいらっしゃらないそうです。で、その童話に雪だるまが登場するそうです。そこから悪い雪だるま、ス・ノーマン・パーが生まれます。そのアイデアは本郷氏から生まれたものですが、キャラクターがあのようになったのは原氏によるものだそうで。原氏は、作るのが楽しかったと語っております。内面を出せばいいんだって。そこで、湯浅氏が、ス・ノーマン・パーはスノーマンと何か関係があるのかと本郷氏に聴いておりましたが、前述した通りの内容で、まったく関係がないと明言されておりました。
この作品は、オリジナルの要素が限りなく高いわけですけど、原作者の臼井儀人さんからいくつかオーダーを受けていた記憶があると言うことも本郷氏から語られました。マカオとジョマというキャラクターの存在や、トッペマは女の子であるとか。
そして、湯浅氏の存在です。ヘンダーランドの設定は彼が担当しています。つまり、遊園地を一つ丸ごとデザインした。そこで、スタッフでロケハンとしてディズニーランドに行ったという話や、湯浅氏はそれとは別にディズニーランドにはじめていって、それまでまったく興味は無かったけど、すごくよくできていてディズニー凄いという感想を持った事などが話されました。
面白いエピソードとしては、小黒氏がヘンダー鉄道を運転するサルの存在感が何かの伏線じゃないかというぐらいあったという話をふった時、そこの絵コンテは原氏が行ったそうですが、原氏曰く、本郷氏が突然、ヘンダーランドの本当のボスはあのチンパンジーってのはどうだろうと言い出したという事があったそうです。
そしてヘンダーランドのアクションの最大の山場。ラストの部分は原画を全て湯浅氏がされています。当時、ずっと設定をやっていたのだけど、最後の二週間ぐらいで50カットぐらいの原画を仕上げたそうです。本郷氏曰く、そこの部分は絵コンテも湯浅氏が切ったのだけど、絵コンテを見ても、原画を見ても、何が描いてあるか分からなかったそうです。動撮されたものを見て、初めて何が描いてあるか分かったそうで。それを本郷氏や原氏が分析しているのだけど、背景動画で描かれたこのシーンは、カメラワークも手書きで表現されることになるのだけど、それは、湯浅氏の頭の中でデフォルメされた絵になっており、いわば、カメラのレンズを次々と付け替えて撮影されたようなもので、だから、絵コンテや原画を見ただけでは分からないのではないかって事でした。(この人の頭の使っている所が他の人と違う的な事が話されたり)
暗黒タマタマに話が移ります。この作品とブタのヒヅメが原氏が一人で絵コンテを描いた作品となります。その後は水島努監督が参入してくるわけっすね。前述した安藤真裕氏が描いたたまゆらの里の格闘シーン。そこが関節技で絞めているのが面白い的な話を本郷氏がされます。当時、原氏は格闘技にはまってらっしゃったそうで。そして、湯浅氏が指摘するには、原氏のコンテが面白いのは、アクションが全部指示されているってことだそうです。だいたいの感じしか記されていない絵コンテが多い中、具体的にどうするかという指示が書かれており、それが珍しかったと述べています。
この作品は、実際の俳優にずいぶんと似たキャラクターが登場します。今だときっちり許可をとってからやらねばならないだろうけど、当時はまだ緩かったという話がされました。ちなみに、たぶん映画とは関係ないエピソードだけど、(おそらく)しんのすけのゾウさんの歌について、後にまどみちお氏(童謡ぞうさんを作詞された方)におうかがいをたてに行った時、寛大な人で面白がって快く許可をくれたという事が話されました。
この映画で原作者の臼井儀人氏が登場しています。やっぱりこの作品もオリジナルですけど、臼井氏からアイデアをいただいているそうです。健康ランドなんかがそうみたいですね。臼井氏が登場したのは原氏のオーダーで、いい声をしていたから、って事が話されます。そんな臼井氏となぜか藤原啓二氏とともに、おかまバーに取材に行ったそうです。そこで藤原啓二氏が「田舎のダビデ像みたい」と言われたそうで、なんと秀逸な例えなんだと感心したというエピソードが話されました(笑)
湯浅氏はこの作品においても設定デザインを担当しています。しかし、本郷氏時代と作り方が変わったと話しておりました。
この映画は原氏に監督が変わるに当たり、本郷氏が得意としたSFファンタジーな方向性ではなく、現実的なものを目指したという話がされました。だから、湯浅氏も設定を描くにあたって、写真資料や実際に見てすることが増えたそうです。
ちなみに、この辺のスケッチがロビーに展示されておりましたが、湯浅氏がスケッチブックを破るという事を好まない為に、三冊のスケッチブックがによる3ページしか見ることが出来ませんでした。それを受けて、本郷氏が、アニメスタイルから出せば?って振ると、小黒氏は既にそんな動きがあるという事を話しています。これは期待です。
この映画については、原氏は、当時は自分での評価は高くなかったそうです。しかし時間を置いてから見てみると、自分らしいな、おもしろいんじゃないかって感想を持つようになったようですね。実際、大傑作ですよ、これは。
最後にブタのヒヅメです。これはスパイアクションのテイストを取り入れております。
この作品でも湯浅氏は相当参加しているわけですが、本人の記憶が薄いそうで、あまり記憶に残っていないようなことを語っています。酔っていたせいかもしれませんw しかし、原氏曰く、(暗黒タマタマやブタのヒヅメの頃が)湯浅氏の一番忙しい時期だったんじゃないかってことですね。相当無茶な要求を原氏は湯浅氏にされていたそうです。忙しくて飯を食う時間もなかった的なエピソードもはさまれます。でも、湯浅氏曰く、楽しかったんだと思うとのことでした。作画としてはぶりざえのPVや筋肉のトイレの部分を担当されていることが話されました。
そして、非常に興味深いお話。エヴァとの関係です。ブタのヒヅメのお色気の声が三石琴乃氏になったのは、原氏がエヴァを見たからということなんですな。当時、はまっていたそうです。ちなみにエヴァのテレビシリーズは95年10月から放送されましたが、その当時は本郷氏が原氏に、これ面白いよと勧めて、そういうのには興味がないんですって見なかったそうです。しかし、後にはまってこうしてブタのヒヅメに影響を与えているというのは興味深いですね(ブタのヒヅメは98年です)。お色気がしんのすけを「しんちゃん」と呼んだのは意識してのことみたいですよ。
その後、原氏の次回作。実写映画の『はじまりのみち』 [オフィシャルサイト] の話に移ります。既に完成し、2月頭の初号試写を待っている状況だそうです。アニメと実写ではずいぶんと作り方が違うと言うような話がされ、その結果、出来上がったものがすごく新鮮に感じられ、手応えを感じているそうで。早く観てもらいたいとおっしゃっておりました。
そうして最後のプレゼント争奪のじゃんけん大会。進行は本郷氏が行っております。プレゼントは三人のサインが書かれた色紙一枚。女性の方が見事勝ち残り、原氏の次回作を必ず劇場に見に行くようにと念を押されつつ、受け取っておりました。うらやましい。
そんな感じでトークショーが終了し、しばしの休憩の後、映画の上映が始まりました。
いずれも傑作で、まったく眠くなることなく、最後まで見ることが出来ましたですよ。
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クレしんオールナイト
クレヨンしんちゃん |2012-10-07
10/6 22:15開場、22:30開演で翌5:20過ぎ頃かな、に終わったこのイベントは、新文芸坐で行われたわけですけど、天気はあいにくの雨ながら、客席もほぼ満席でなかなか盛況だったと思います。
新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1
上映内容が初期3作で、つまり、
アクション仮面VSハイグレ魔王
ブリブリ王国の秘宝
雲黒斎の野望
という93年夏、94年GW、95年GW公開の映画であり、20年近く前の作品ということになります。この内容でよくこれだけの人たちが集まるものだと驚きました(といいつつ、前売り券のチケットは無くなることを警戒して発売開始してすぐに購入したもので、番号が一桁だったんすよねw)。
このイベントの目玉はトークショーだと思います。
茂木仁史
本郷みつる
原恵一
湯浅政明
というクレしんに関するビッグネームが揃い、小黒祐一郎氏が司会として回していく形です。
個人的には生本郷みつると、生茂木仁史を初めて見て、っていうか写真ですら見たことなかったかもな、なのでなかなかに感慨深かったです。トークショーの内容はアニメスタイル主催ということで、そこで最終的に文字起こしされませんかね。そうしてほしいと強く思う内容でした。非常に興味深い話満載って感じでね。
クレしんの映画がどのようにして始まったか(臼井儀人さんとの話も出てきます)。
映画4作目までは本郷みつる監督と原恵一さんが絵コンテを分担していたのですけど、それは単純に時間が無かったから分業したためだったこと。一作目のハイグレ魔王は単純に前半・後半という風にわけたが、二作目以降は各人の個性をならすために、あるいは演出内容に合わせて、もうちょっと細かく分担をわけていったこと。雲黒斎では原さんは主に時代劇パートを担当したわけだけど、原さんがノリノリだったために、本郷さんパートであるファンタジー側の箇所を削っていったりしてたこと。
あるいは、ハイグレ魔王における登りっこの演出で、当初本郷みつるさんが描いた演出内容に湯浅さんがダメだしして、湯浅さんが描いてきた内容を本郷さんが採用したこと。原さんはそれを受け入れる度量が本郷さんにある的な事を言ってましたかな。今でこそ監督業もやっている湯浅さんは軽妙にトークを行うけれども、当時は本当にしゃべらなかったこと(言葉が少なかったこと)。でも言いにくい事もズバッと言ってきたこと。キレキレのジャックナイフのような、とか言ってましたかな。アイデアを、今で言うイメージボード的にスケッチをしまくっていた湯浅さんに、そのスケッチを見て本郷さんや原さんは刺激を受けまくったこと(そのスケッチの極々一部がロビーに展示されており、休憩時間、そこには人が群がっていました)。

あるいはシンエイ動画での制作中でのエピソードとか。
制作内容における制約が年々厳しくなっているということとか。
話がつきない感じで、トークが繰り広げられました。
各人が制作中の物の宣伝も少しあり、
原恵一監督は初めて実写映画を撮ることになりそれについて少し話してくれました。このトークショーの日に初めてカメラを回したそうです(役者を入れての撮影は11月からと言っておりました)。
湯浅政明監督は
Masaaki Yuasa's "Kick-Heart" by Production I.G [Kickstarter]
こちらで制作費を募っていると宣伝しておりました。これに対して小黒さんなんかが、日本ですぐにでもお金を入れることが出来る仕組みがほしいと愚痴っておりました。
本郷みつる監督は若手アニメーター育成プロジェクト PROJECT Aに関わってらして、それについて少し話しました。本郷みつるさんが監督したやつはプロデューサーが茂木仁史さんで作画監督が末吉裕一郎さんであったりと、クレしんファン的にも注目なものなので是非といった感じで。劇場の売店で販売していたので、それを聞いて僕も購入しましたが、映画2本目の上映が終わった後の休み時間には売り切れていたようでしたね。
やっぱ、文字起こししてくれないかなぁ。
あと、湯浅さん初めとした、クレしんに関するそーいうスケッチを集めた本とかでないかなぁ。
トークショーの最後はじゃんけん大会があり、DVDのジャケットに各人がサインを入れたものが、じゃんけんの勝者に渡されていました。本郷みつるさんが宴会部長のようでしたよ。
そんな感じでトークショーが行われたわけですけど、ちなみに、本郷みつるさんは自身のブログ [本郷みつる通信] で
非常に濃い内容のトークショーだったと思うですよ。しかし茂木さんの口数が少ないのがちょっと残念ではありました(^^)
なお、トークショーの前に映画の予告編をつなげたフィルムも上映されています。これはたぶん、クレヨンしんちゃんケツ作フェスティバル[日々適当]の時に作られた物だと思います。それをトークショーの出演者の方々もご覧になったようで、まずそこから話がはじまっておりました。
トークショー終了後は、映画の公開順に上映されていきました。
それぞれ、久しぶりに見たんですけど、けっこう楽しんで見れた自分に驚きました。ブリブリ王国と雲黒斎はもちろんなんだけど、ハイグレ魔王も楽しんじゃいました。しかし、雲黒斎の出来の素晴らしさはやはり別格ですね。あと、フィルム上映ということで、雲黒斎の野望のDVDやビデオ、将来出るかもしれないブルーレイには収録されない(されないであろう)サブリミナル効果的表現を見ることが出来たというのはレアな体験だったと思います。個人的には映画公開時には劇場に見に行かなかったのですけど、オトナ帝国のブームのおかげでラピュタ阿佐ヶ谷で行われた過去のクレしん映画の上映で一回だけ見たことがありました。それをまた見れてうれしいです。
つーわけで、PAET2もぜひよろしくであります。
新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 31 再検証!? 映画『クレヨンしんちゃん』PART 1
上映内容が初期3作で、つまり、
アクション仮面VSハイグレ魔王
ブリブリ王国の秘宝
雲黒斎の野望
という93年夏、94年GW、95年GW公開の映画であり、20年近く前の作品ということになります。この内容でよくこれだけの人たちが集まるものだと驚きました(といいつつ、前売り券のチケットは無くなることを警戒して発売開始してすぐに購入したもので、番号が一桁だったんすよねw)。
このイベントの目玉はトークショーだと思います。
茂木仁史
本郷みつる
原恵一
湯浅政明
というクレしんに関するビッグネームが揃い、小黒祐一郎氏が司会として回していく形です。
個人的には生本郷みつると、生茂木仁史を初めて見て、っていうか写真ですら見たことなかったかもな、なのでなかなかに感慨深かったです。トークショーの内容はアニメスタイル主催ということで、そこで最終的に文字起こしされませんかね。そうしてほしいと強く思う内容でした。非常に興味深い話満載って感じでね。
クレしんの映画がどのようにして始まったか(臼井儀人さんとの話も出てきます)。
映画4作目までは本郷みつる監督と原恵一さんが絵コンテを分担していたのですけど、それは単純に時間が無かったから分業したためだったこと。一作目のハイグレ魔王は単純に前半・後半という風にわけたが、二作目以降は各人の個性をならすために、あるいは演出内容に合わせて、もうちょっと細かく分担をわけていったこと。雲黒斎では原さんは主に時代劇パートを担当したわけだけど、原さんがノリノリだったために、本郷さんパートであるファンタジー側の箇所を削っていったりしてたこと。
あるいは、ハイグレ魔王における登りっこの演出で、当初本郷みつるさんが描いた演出内容に湯浅さんがダメだしして、湯浅さんが描いてきた内容を本郷さんが採用したこと。原さんはそれを受け入れる度量が本郷さんにある的な事を言ってましたかな。今でこそ監督業もやっている湯浅さんは軽妙にトークを行うけれども、当時は本当にしゃべらなかったこと(言葉が少なかったこと)。でも言いにくい事もズバッと言ってきたこと。キレキレのジャックナイフのような、とか言ってましたかな。アイデアを、今で言うイメージボード的にスケッチをしまくっていた湯浅さんに、そのスケッチを見て本郷さんや原さんは刺激を受けまくったこと(そのスケッチの極々一部がロビーに展示されており、休憩時間、そこには人が群がっていました)。

あるいはシンエイ動画での制作中でのエピソードとか。
制作内容における制約が年々厳しくなっているということとか。
話がつきない感じで、トークが繰り広げられました。
各人が制作中の物の宣伝も少しあり、
原恵一監督は初めて実写映画を撮ることになりそれについて少し話してくれました。このトークショーの日に初めてカメラを回したそうです(役者を入れての撮影は11月からと言っておりました)。
湯浅政明監督は
Masaaki Yuasa's "Kick-Heart" by Production I.G [Kickstarter]
こちらで制作費を募っていると宣伝しておりました。これに対して小黒さんなんかが、日本ですぐにでもお金を入れることが出来る仕組みがほしいと愚痴っておりました。
本郷みつる監督は若手アニメーター育成プロジェクト PROJECT Aに関わってらして、それについて少し話しました。本郷みつるさんが監督したやつはプロデューサーが茂木仁史さんで作画監督が末吉裕一郎さんであったりと、クレしんファン的にも注目なものなので是非といった感じで。劇場の売店で販売していたので、それを聞いて僕も購入しましたが、映画2本目の上映が終わった後の休み時間には売り切れていたようでしたね。
やっぱ、文字起こししてくれないかなぁ。
あと、湯浅さん初めとした、クレしんに関するそーいうスケッチを集めた本とかでないかなぁ。
トークショーの最後はじゃんけん大会があり、DVDのジャケットに各人がサインを入れたものが、じゃんけんの勝者に渡されていました。本郷みつるさんが宴会部長のようでしたよ。
そんな感じでトークショーが行われたわけですけど、ちなみに、本郷みつるさんは自身のブログ [本郷みつる通信] で
ただPART2があっても私は出ないと思いますので、クレしん始まりの話を聞きたい方は是非いらして下さい。と書かれていますが、PART2がある時には、ぜひ出てくださいって、小黒さんや開場の拍手で要望されておりました。トークショー内ではヘンダーランドにはあまりふれられなかった部分もありましたから、PART2があったらそこも話してもらいたいなぁ。作画に関する話の所かな。安藤真裕さんという一流のアニメータが参加しているんですけど、ルルや吹雪丸の戦闘シーンなんかをやってますけど、何より世界の運命を賭けたばば抜き部分が素晴らしい的な話をしたりしているところでちょっとふれたぐらいかもです、ヘンダーランドについては。
非常に濃い内容のトークショーだったと思うですよ。しかし茂木さんの口数が少ないのがちょっと残念ではありました(^^)
なお、トークショーの前に映画の予告編をつなげたフィルムも上映されています。これはたぶん、クレヨンしんちゃんケツ作フェスティバル[日々適当]の時に作られた物だと思います。それをトークショーの出演者の方々もご覧になったようで、まずそこから話がはじまっておりました。
トークショー終了後は、映画の公開順に上映されていきました。
それぞれ、久しぶりに見たんですけど、けっこう楽しんで見れた自分に驚きました。ブリブリ王国と雲黒斎はもちろんなんだけど、ハイグレ魔王も楽しんじゃいました。しかし、雲黒斎の出来の素晴らしさはやはり別格ですね。あと、フィルム上映ということで、雲黒斎の野望のDVDやビデオ、将来出るかもしれないブルーレイには収録されない(されないであろう)サブリミナル効果的表現を見ることが出来たというのはレアな体験だったと思います。個人的には映画公開時には劇場に見に行かなかったのですけど、オトナ帝国のブームのおかげでラピュタ阿佐ヶ谷で行われた過去のクレしん映画の上映で一回だけ見たことがありました。それをまた見れてうれしいです。
つーわけで、PAET2もぜひよろしくであります。
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新文芸坐にて10月にクレしんオールナイト
クレヨンしんちゃん |2012-09-02
オールナイトスケジュール [新文芸坐オフィシャルサイト]
10/6 に久しぶりのクレしんのオールナイトが開かれるようです。
上映作品は初期3作品。アクション仮面vsハイグレ魔王、ブリブリ王国の秘宝、雲黒斎の野望。
僕が認識している劇場でしか観ることが出来ない映像として、雲黒斎の野望におけるヒエール・ジョコマン大統領閣下様のテレビ放送時にサブリミナル効果的インサートカットがあります。これをおそらく観ることが出来るでしょう。
トークショーの面子が茂木仁史氏、本郷みつる氏、原恵一氏、湯浅政明氏というクレしん初期のキーマン達。ここに水島努氏がからむと俺的に最強なんですけどね。演出助手としてブリブリ王国から名を連ねていますし。
そんなわけで楽しみなもんで、とりあえずスケジュールのことは考えず、チケット買っちゃいました。
10/6 に久しぶりのクレしんのオールナイトが開かれるようです。
上映作品は初期3作品。アクション仮面vsハイグレ魔王、ブリブリ王国の秘宝、雲黒斎の野望。
僕が認識している劇場でしか観ることが出来ない映像として、雲黒斎の野望におけるヒエール・ジョコマン大統領閣下様のテレビ放送時にサブリミナル効果的インサートカットがあります。これをおそらく観ることが出来るでしょう。
トークショーの面子が茂木仁史氏、本郷みつる氏、原恵一氏、湯浅政明氏というクレしん初期のキーマン達。ここに水島努氏がからむと俺的に最強なんですけどね。演出助手としてブリブリ王国から名を連ねていますし。
そんなわけで楽しみなもんで、とりあえずスケジュールのことは考えず、チケット買っちゃいました。
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規制??
クレヨンしんちゃん |2012-06-17
最近クレしん見れていないんですけど(録画はしていますが)、久しぶりに先週末分を見たんです。お話としてはアクション仮面おパンツが梅雨の長雨のせいで乾かず、変わりに変な柄の入ったパンツをみさえは用意するのだけど、しんのすけはアクション仮面おパンツでないと駄目とごねるという物ですけど、故に、お話し中、しんのすけはノーパンです。もろだしです。でも、ぞーさんは巧妙に隠されているんですよね(いや、露骨か(^^))

初期クレしんの「ぞーさん、ぞーさん」こそ、けっこう前から見ることはなかったわけですが、それはそのアクションをしなくなっただけで、モロだしすることに躊躇は無かったはずなんですが、どうしたんでしょ。この回だけなんですかね? どっかからクレームついた? それともジポホウ絡みで自主規制?

初期クレしんの「ぞーさん、ぞーさん」こそ、けっこう前から見ることはなかったわけですが、それはそのアクションをしなくなっただけで、モロだしすることに躊躇は無かったはずなんですが、どうしたんでしょ。この回だけなんですかね? どっかからクレームついた? それともジポホウ絡みで自主規制?
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宇宙のプリンセス感想リンク その6
クレヨンしんちゃん |2012-05-12
クレヨンしんちゃん オラと宇宙のプリンセス: 雑記帳[リバウンドからの復活(一生ダイエットします)]
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [S氏の映画日誌]
ひま~~~っw [ぶらいあん日記]
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [heliumvoice-表]
クレしん20 [うちなりの気のままブログ]
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [The princess Enchanted]
【ネタバレ注意】未来のために…ひまわりがお姫様!? [アスペルガーtakumiの雲の楽園☆ ]
親をしっかりやらないと [居宅サービス部長“ひこた”の「明日はどっちだ?」]
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [カナダラマバサ]
意外と高い年齢層。 [ジェンツー日記]
映画を観てテュララ~~♪だゾ [君の知らない物語]
今回のしんちゃんは少しインパクトが無かったかな。
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [S氏の映画日誌]
ただ、しんちゃん映画としては、ちょっと盛り上がりに欠ける内容でした。
ひま~~~っw [ぶらいあん日記]
ちょっとしりきれトンボだったかな。
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [heliumvoice-表]
ま、なんであれ、こどもは「面白かった!」と断言しておりましたので、良かったと思います。
クレしん20 [うちなりの気のままブログ]
面白っかたし、感動もしました
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [The princess Enchanted]
世相を反映した台詞に笑えました。
【ネタバレ注意】未来のために…ひまわりがお姫様!? [アスペルガーtakumiの雲の楽園☆ ]
このシーンはすごく深い。
親をしっかりやらないと [居宅サービス部長“ひこた”の「明日はどっちだ?」]
家族、親子を考えたりする機会になります。
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [カナダラマバサ]
普通に楽しめたよ
意外と高い年齢層。 [ジェンツー日記]
そんな重たいテーマも、<クレヨンしんちゃん>を媒介にして
軽く仕上げているという感じでしょうか。さすがです。
映画を観てテュララ~~♪だゾ [君の知らない物語]
でも、かなり良かったね(*´∇`*)
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宇宙のプリンセス感想リンク その5
クレヨンしんちゃん |2012-05-01
劇しん2012 [いちまつより子のブログ]
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [Takahiro's Room]
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012) [ココログ映画劇場]
映画「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」を観てきた感想(ネタバレ) [やくもとうずしおをがっつりと]
【映画感想:14】クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [yumの夢日記]
4月29日(日)の日記 [sombreroの生活]
女神さまのお告げ [響鬼を語ろう]
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』・・・ひまわりの一言に注目! [SOARのパストラーレ♪]
色々語りたい事が沢山あるのでまたちょいちょい感想書きたいです。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [Takahiro's Room]
笑いは、いつも通りだけど、盛り上がるシーンは少なめなのが残念でした。
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012) [ココログ映画劇場]
本来のアニメに向く程度の教育的な話が基調になっており、悪い映画ではなかった。テーマは非常にまとも。したがって、ちいさい子といっしょに家族で見れる作品。恋人といっしょに見ても、シラケるまではいかない程度の作品。いい大人がデートでわざわざ選ぶのはどうかと思うが、半分冗談でなら楽しい映画。
映画「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス」を観てきた感想(ネタバレ) [やくもとうずしおをがっつりと]
しんのすけの見せる成長に涙せずにはいられないものでした。
【映画感想:14】クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス [yumの夢日記]
途中のサプライズ映像にニヤニヤしました!!うむ
4月29日(日)の日記 [sombreroの生活]
子ども映画としての側面だけではない部分こそを楽しめるのは大人なればこそ。そこをじっくりと愉しみたい。
女神さまのお告げ [響鬼を語ろう]
なんといっても最高だったのは、飯塚昭三さんの怪演。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』・・・ひまわりの一言に注目! [SOARのパストラーレ♪]
オバカギャグ一辺倒でもなく、かと言って子供置いてきぼりな大人志向でもなく、まあ無難にまとめたなというのが第一印象。
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