日々適当

hibitekitou

クレヨンしんちゃんケツ作フェスティバル

@新文芸坐
日:2002年4月6日午後10時半開演

池袋の新文芸坐にて、初のクレヨンしんちゃんのオールナイト上映が行われました。会場には、R18指定だから(笑)たくさんの大きいお兄さん、大きなおねいさんが訪れており、当日券で入場された方々は立ち見という状況です。

入場時、くるぴたシールとクレしんカレーとふりかけがプレゼントされました。これは入場者みんなにって雰囲気のものでしたよ。。

スケジュールは

トークショー
22:30~23:30快楽亭ブラック氏、高田文夫氏によるトークショー。その中で特別ゲストとして、4名の方が新たに登場。

上映
23:45~1.映画クレヨンしんちゃん全10作品の予告編大会
0:15~2.高田文夫推薦「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
2:00~3.快楽亭ブラック推薦「爆発!温泉わくわく大決戦」
3:55~4.愿恵一監督推薦(当日のお楽しみ)

で、5:30頃の終了となっておりました。

1.トークショー

まずホストとしてブラック師匠登場。ニッポン放送のラジオビバリー昼ズで、オトナ帝国を紹介したところ、CMのさなか賛同のFAXが山のようにとどいたというエピソード等を紹介しつつ、ゲストの高田文夫さんを紹介。

高田文夫さん、会場の笑いをとりつつ、ブラック師匠とこの日のプログラム紹介を含めトークを繰り広げる。先日(4/3)放送のラジオビバリー昼ズ(高田文夫さんの番組)での愿恵一監督へのインタビューの内容にも触れつつ、その流れで、この日2002年の劇場版制作の最後の追い込みでダビング作業中という愿恵一監督(当初、登場予定だった)からのメッセージが紹介される。

その後、特別ゲストとして4人の人が紹介される。(紹介された順番に)こおろぎさとみさん、藤原啓治さん、ならはしみきさん、矢島晶子さんが登場。

しかし、体調が悪かったらしい矢島晶子さん、トークのさ中、貧血で倒れてしまう。スタッフや藤原啓治さんらに支えられ、舞台の袖に退場してしまう(心配ですが、大丈夫だったのでしょうか)。場の雰囲気が凍りつきそうになるのを、ブラック師匠と高田文夫氏、二人のトークで場のテンションを維持し、そして、落ち着いたところで用意された椅子に座り声優の方々とのトークが再開される。以下、主だった部分から。淡々と記していますけど、血肉通ったおもしろいトークでしたよ。

ファンレターからみる、オトナ帝国の反響は?

ならはしさん:
同業者の渋い役柄を演じることが多い渋い方が見に行って泣いてしまい、その人が出演している番組に出演している声優の方々に広めたら、その人たちも見に行って・・・。普段見に行かない人が見に行ったというエピソードを紹介。

それでクレしんの映画が当初、子供とお母さん向けであったのが、どの辺からスタンスが変わったのか、という質問が発せられたところで藤原さんが舞台に戻ってくる。

藤原さん:
2作目ぐらいからじゃないか(本人最初3作目と言っていたけど、ブリブリ王国は2作目との突っ込みを受けていた)。(そこから話が前の質問に戻りファンレター云々で)外の作品からのファンレターは届くけど、クレしんについてのファンレターは届かないし、あるいはあまり語ってくれないので、実は一般の人のオトナ帝国の反応は分からない。ただ、姉がおもしろいと言っていた(笑)

丹波哲郎氏と共演したわけだけど、どんな人だったか。

藤原さん:
テレビで観たままの人。舞台挨拶のとき楽屋で霊界の話をしてくれた(なんていうエピソードを紹介)

次回作について。ひろしが大活躍するのか?(ってのをとっかかりに、まずは藤原啓治さんから)

藤原さん:
いやぜんぜん(笑)。(だから)ちょっとすね気味です。(今回の映画は)家族はみんなすねぎみなんです(笑)

こおろぎさん:
特別みんなが活躍するわけではなくて、成り行きにまかせました今回は、という感じ。

ならはしさん:
家族が走っていないので(例年、家族が最後いつも劇的に走っているという印象がある)、ちょっとさみしいけど、逆に言いもの見せてもらったと、そんな感じですね。

ってところから、次回作は恋愛ものである、みたいなお話になる。後、会場から質問を募るも、だれも手を上げず、苦笑しつつ会場でのプレゼントに移る。まずはプレゼントの紹介。

あっぱれ扇子(10本)、プレス(20枚)、戦国大合戦のサイン入り台本(5冊)、この後上映される予告編大会のビデオ(1本)。

このうち、あっぱれ扇子とプレスについては、藤原啓治さんとならはしみきさんが挙げた数字の列の人々にプレゼント(全席指定のため座席は固定されている。藤原さんは3、ならはしさんは14を挙げる)

その後、残りの二つのプレゼントについては、6問のクイズに早い者勝ちで答えた人に差し上げるということになる。問題が、それぞれの人に読み上げられる。まずは台本5冊のための問題。

高田文夫さん:
第9作、オトナ帝国でイエスタデイ・ワンスモアのケンの愛車は?

これは多くの人が問題が読み上げられた瞬間挙手。その反応のすさまじさに、舞台の上からは驚きの声。

ブラック師匠:
第8作、ジャングル内の映画、アクション仮面南海ミレニアムウォーズの制作会社は何?

これもけっこう多くの人が挙手。

こおろぎさとみさん(矢島晶子さんの代理として):
第2作、ブリブリ王国でしんのすけがぶりぶり魔神に願ったことは?(しんのすけの口まねをしつつ)

挙手する人、ちょいと減る。

藤原啓治さん:
野原ひろしは双葉商事に勤めていますが、野原ひろしが好意を持っている会社のOLの名前は?

挙手する人かなり減る。フルネームでね、っていう注意がつくも手を上げた人はたじろがない(笑)

ならはしみきさん:
第5作、タマタマにてひろしとみさえが独身時代によく歌ったうたは?

数人しか手を上げない。これは意外でならはしさんちょいと驚く。

これで台本5冊はすべてなくなり、続いてビデオのプレゼントのためのクイズがこおろぎさんにより読み上げられる。番組の中でちらっとでただけなので、答えられる人がいるのか、楽しそうに心配している。

こおろぎさとみさん:
ひまわりが常時使用している紙おむつのブランド名は?

案の定、3人(2人かも)しか手を上げない。しかも一人目、答え間違えるし(パンパースのイメージがあったのよ(^^;)。というわけで、もう一人の人が正解を答える。

正解した人、前に呼ばれて商品が渡される。舞い上がる正解者。いや、相馬さん、濃すぎですよ(笑) 高田さん突っ込みきついし。ちなみに、相馬さん、こおろぎさんとそして藤原さんと熱烈な握手を行う(いいなぁ・・・)

このクイズのあと、みんな(こんなクイズに答えられてすごいですね)って話のあと、大合戦の初日はどうなんでしょうか?と声優の方々に聞くも、まだスケジュールが決まっていないとの返事。
後、この日の今後のスケジュールの説明を笑いを交えて行います。声優の方々退場。さらに高田文夫さん、ブラック師匠が退場し、会場拍手でトークショー終了

2.上映

休憩を挟み、予告編大会を上映。10作分をまとめてみると、さすがに圧巻です。

その後、オトナ帝国、温泉わくわく大決戦が休憩を挟みつつ上映される。温泉わくわくは笑いの要素が多いことをあらためて確認。会場、笑いにつつまれていた。

そして、愿恵一監督推薦の一作は、ブタのヒヅメでした。この上映をもって、プログラムはすべて終了。完全に夜が明けて、小雨の中をみなさん思い思いの方向へ歩いていっておりました。

個人的感想

それにしても倒れてしまった矢島さんが心配ですね。トーク終了後、新文芸坐の方があいさつをしに舞台に現れ、その時、矢島さんからのメッセージも伝えられました。

上映については、やはりおもしろかったですね。個人的には温泉とブタのヒヅメは久しぶりだったので、新たな気持ちで楽しめましたし。ちなみに、温泉は修正後(円安傾向のグラフの下に数字の有る無しで修正前と後を判断)のフィルム、ブタのヒヅメは公開時のものでしたね(ビデオ収録時、一部修正入った)。

初出(クレヨンしんちゃんデータベース)
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