TRDといえばトヨタの傘下にあるトヨタテクノクラフトが開発するレーシングパーツやそれにまつわるアクセサリー部品であるが、北米で販売されている小型トラックにおいては資本関係は当然あったとしても、北米トヨタが独自に開発したものであるといわれている。
ピックアップの広いボディーのサイドにさりげなく見せるこのTRDの文字は同じトヨタのトラック群に対して差別化を図っているようにも感じる。アメリカにおいてはピックアップトラックは庶民の足、なぜかこの文字をボディーのサイドに見るとそこには、遊び心やスポーツというイメージを感じる。
トラックは百姓の足?だったのが貴族の乗り物になった、のか?
いや、万民のトランポです。
一昔前はスポーツカーといえばその形で認識したが、そこにピックアップトラックが参入したようにも感じる。そんなイメージを演出した北米トヨタはトラックの持っている未開な可能性を本気で発展させたようにみえる。
モータースポーツのイメージを農場や現場にもどうぞ!お買い物にもね。
見てくれ、を意識したホイールが市場には多い、OEMの部品の良いところはその耐久性にある、トラックは10年以上使える程に丈夫な乗り物であるがゆえにホイールは見た目の良さよりも見続けても飽きない事が大切な要素、そして時間がたって汚れや傷を持っても愛着を持ち続けられるかを問う。
TRD、これは知る人ぞ知るブランドの中のブランド。このロゴはアメリカのピックアップトラック界の静かな革命かもしれない。