経済成長＝豊、か？

　大震災を経験して人々の意識は随分と変わりつつあるのが見える。原発の安全神話は崩壊した。なかには電線から家にひかれている電気を切りたいと本気に思っている人もいる。原発で作られた電気なら使いたくない、その気持ちは良くわかる。実は僕も同じ事を考えた事があるからだ。

 

　

　本を紹介している訳ではなくタイトルを記したかっただけである。働けど働けどわが暮らし楽にならん～じっと手を見る、（啄木）の歌のサブタイトルのような感覚がある。

　民主主義はデモクラシィ、別名は、“でも、暮らしいい”　だと昔ある長老が教えてくれた。我々は今、歩き続ける足を緩めて行く先を確認する必要がある。行く先が暗く定かではないのに先を急ぐ事はえらく疲れる事だと思う。

 

　実は車においてもそうなのだ、いつもロクマルを運転しながら多くの事を教わっている。車を走らせると言う事は人が人生を生きる事に似ている。車にとっては道がそうだし、人にとっては時間がそうだ。車を運転する＝人生の縮図であると思っている。

　即ち豊かな車生活とは何か？を追求する事は実は豊かな人生を送るためのヒントがそこにあると感じているからだ。

．．．道が常に目の前に続くように、それは本当は追求しても答えはないのかも知れない。あるいは答えは無数にあるのかも知れない。というか、これが答え．．．かもね。