昨日は年に一回の街をあげての大掃除の日。どんな粗大ゴミでもこの日だけは朝から収集車が街を廻って無料で持っていってくれる、ならば捨てなきゃ噂と言う事で朝から肉体労働を開始する。
物置きの中も物がいっぱい詰まっているので、なるべく捨てる決意をしてシャッターを開けるが...。
物を捨てるときに邪魔になるのが過去の思い出、過去の思い出を大切にとっておきたいと思うその気持ちが物を蓄える要因だな。古い物を捨てなきゃ新しい物が入らんぞ、と自らを説得する。物を捨てる=自分との戦い!大げさかな。(笑)
なんかいろいろと忘れていた物が出てくるぞ、工具が出てくると車のボンネットを開けたり、ねじの締め増しをしてみたりと、あーっ何にやってんてんだよ?おれは...。
ふと気を緩めると、ロクマルのエンジンサウンドを聞きながら運転席に座って”空”の世界を旅している、あーなんという集中力のなさ...。
LX450の交換した古い記念のアブゾバーが出てくる、錆びて腐っているが機能は維持している、こういうものもすてりゃーいいのに、なぜかとっておきたい。
...なんなんでしょうね~、この貧乏根性は。貧乏神?か。
でたー! >< ...
うえ~、やっぱ呪われていたのか!
...
えーっ、捨てて欲しくない!
わかったよ、とっといてやるよ ^^
街の収集車が家の前に止まった。長年愛用したソファーが、家具が、まるでゴジラに食われるようにあっという間に消えていった。...その光景を目にした時は少し悲しかったなあ。
室内も物置も新たな空間が出来て新しい空気が流れてきた、捨てるのも悪くない、気持ちが変わるのを確認出来たからだ。しかし倉庫の奥に潜むアブゾーバーの呪いはいつか解けるのであろうか?(怖)