中古車価格が．．．

　．．．高騰しています。

"Hit a record high", 記録更新とある。

 東日本大震災後の自動車業界は混乱を極めている。新車の製造が震災の影響で滞ったのが原因でとくに燃費の良い小型車、中型車の中古車の価格が記録的な上昇をしている。

 

　記事の中では＄2000ドルだった中古車が今年の4月に急に＄5000ドルになったとある。特に燃費のいい小型車は値段の高騰が激しい。業者の買取価格も高くなるので流動性は滞る傾向にある。

　中古車を買おうと思っていた人々はその値段を見て驚く、新車との値段差があまり変わらないからだ。値段が大きく変わらないなら中古車を買うのを辞めて金利も低いし保障も付く新車を買おうとする動機が芽生えてくる事になる。

 

　こうして見ると、日本車．．．やばいぞ！

　この機会に日本車のシェアを奪ってやれ！と、当然考えるであろう．．．。

　しかしどうであろうか、部品はちゃんと供給されるのかな？詳細は知らないけど。

 

　ピックアップとSUVはこういった状況の中でも値を落としている、ガソリン価格の高騰で人々の関心が離れていっているようだな。全体が上がっているのに下がっているのは割安かも知れない。

　混乱の中にはチャンスもある。ある中古車屋は今後しばらく中古車価格が高止まりする事を見込んで在庫を3倍に増やしている。この夏に勝負しょうって訳だ、ずいぶんと投機的だが儲ける奴はさすがに行動が早いと感じた。8月には相当の品薄になるという？僕はこのアメリカの経済が8月まで持つのか？という関心も同時に抱いて成り行きを見てみたいと思っている。