ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

スポーツカーを愉しむ

2011年05月01日 | 日記

 僕はスポーツカーの魅力は非日常にあると感じている。そしてスポーツカーの存在は実用を無視してとことん楽しく走る事にこだわったクルマが好きだ。スポーツカーはカッコイイという思惑からスポーツカー的クルマは沢山存在する、ではスポーツカーと実用車の違いは何か?と聞かれると定義に困ってしまうのも事実だ、では本物のスポーツカーの特性とはいったいなんなのであろうか?

 

 ジェームスボンドも愛した?英国のアストンマーティン、王子夫妻よりも車に目がいってしまうのはなぜ?

 

 トレードショウで若者が触れているのはクルマではない、非日常に触れているのだ。

 

 おそらくこれこそスポーツカーだ。というクルマは存在しない、個性という特徴を保持しながら多種存在している。ちょうど人の顔がハンサムとか美人というような感覚に似てないでもなく、人によって車の価値観が様々なのが現実だ。

 クルマという機械的、物体的な存在物だけを語るならばカタログの性能を比較して運転して楽しければOKだが、ヨーロッパの高級スポーツカーは少し階級(クラス)の臭いがすると感じているのは僕だけだけだろうか?最近はそうでもないかな、実はそれが売り物だったりするのだが...。

 

 

  かつてアメリカの市場にダットサン240Zが現れた時に、当時のアメリカのスポーツカー愛好家は240Zをプアーマンズポーシェと比喩して見下した事があった。ダットサン240Zはその魅力的な外観もさながら、スポーツ心をくすぐる内装、そして値段も決して高くなかったこともあり結果的に大ヒットとなった。僕は今でもこの日本製の量産スポーツカーこそがスポーツカーを庶民の物にした神様からの贈り物だと認識している。

 スポーツカーとは何か?それはとらわれない心で乗って、触って、観て、楽しめる。そして少し非日常を味わう、そして結果的に人を幸福にする車...って考えていたら、なーんだ僕のボロクマルと同じじゃん、と重なって思えてきてしまう事に気付いた。(笑)

 

 

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