一般的に錆の発生した車というのは排除の対象となり人々は寄り付かない、ましてや錆びた車をあえて ”買う" なんていう行為はその神経さえも疑われる。即ち錆が発生している車というのは寿命の終わりを暗示させる要素でもある。
しかし、ランクルにおいてはそうではない!
錆を確認してから自分の意思で購入したロクマルのタイヤハウスの周辺。
僕はランクルの錆は気にしない、錆を気にしないのはランクル60、70までである。それ以降のランクルでも気にしないが錆は似合わないと勝手に思っている。逆に40や60の錆はそれはそれは風情がある(程度にもよるが)、実用的に使用されているものならば許容出来ると勝手に思っている。
私の周辺のランクル乗りはそれ程錆に対して神経質ではない。多少の錆があっても、ああ錆びているね、それがどうしたの?って感覚かな、僕は錆に対して非常に敏感なのだが...。 錆っててかっこええ、なんて発言も多くの人には???だろうな。(笑)
錆に対して何もしない訳ではない、必要最低限の錆防止努力はしている、つもり? POR-15 錆変換剤の定番セット。錆が気になりだしたらこれで対応する。ペイントはヨット用の物を使っている。
錆防止の基本は錆を発生させない事にある。錆を発生させないためには雨風をしのぐ乾燥したガレージが必要条件になる、そして雨の日と冬季は運転しない覚悟も必要。しかしそんな過保護な環境でランクルを使いこなす事はランクルの製造目的に反するだろう。
自分のランクル60の錆に対しては僕の気持ちが変わったのが大きな要素、錆においての心配は最近はあまりないしないようにしている。タイヤハウス内の大きな穴を見ながらその成長を楽しむのも話題のネタになっていいんじゃないか?とも感じる。これもランクル60の魅力なのだろうな。