職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

別な学区の話だが…… 

2006-12-09 15:03:08 | Weblog

06.12.09 別な学区の話だが……

別な学区の話だが、教員が「地域の祭りで中学生も活動させてほしい」と働きかけたところ、次のような返答があった。
「中学生に来られると迷惑だ。われわれは小学生までしか考えていない。中学生は部活動とか学校でめんどうをみてほしい。しかし、学校がどうしてもというのであれば検討してもいい。ただし、条件として数名の教員の指導、引率・監督が必要」

 もちろん学校側は「地域の子どもは地域で」という意味で言ったのだろうが、このギャップは大きい。
 わたしがよく記述する、学校>家庭>地域という関係、すなわち「学校の教育独占体制」あるいは「学校の教育丸抱え体制」の典型である。

■なんとしてもこれを改善し、学校・家庭・地域におけるそれぞれの教育がバランスよく行われる教育環境づくりをめざしたい。
 このバランスがよくなれば、日本の教育はまだまだだいじょうぶだ。
 ただし、「学校>家庭>地域という関係になっている」からといって、学校側の判断のみで無制限にダムの水を放流するように現在、学校が本務以外に引き受けている諸活動(部活動を含む教育課程外・学校外活動)を解除することはできない。
 大混乱が目に見えている。

 では、どうすればいいのか?
 このことが日本の教育界ではほとんど語られていない。
 このことに関するストラテジーの提示が、学社連携・融合コーディネーターとしてのわたしのライフワークの1つなのだ。(ちなみにもう1つは、授業力向上のストラテジーの提示と実践だ。)
 これまでの実践、これからの実践をこの「600字の教育」で、可能性を信じるところを、勘を頼りに、微調整しながら、慎重に、ねばり強く語っていきたい。(ご意見もぜひいただきたい。ご意見はメールで。)

■新聞の切り抜きなどから。

◇讀賣「石原都知事 出馬表明」
 わたしは「そろそろ引き際、やめればいいのに……」と思っている。
 しかし、「東京から日本を変える」政策の総仕上げにはエールをおくりたい。
 わが八戸市も「八戸から日本の教育を変える」くらいの気概がほしい。

◇讀賣「追悼抄」永沢光雄さん(47歳)……「ある人の人生を書くことは、その一部を一緒に背負うことだという信念」
 こういうことが可能かどうか、座付作者の実践を通して確かめてみたいと思った。

◇讀賣スポーツ欄「『野球が幼い』と野村監督が嘆くように、打球判断を誤った走塁ミスが相次いだり、無死二塁で右方向に進塁打を打てなかったりと、記録には表れないミスでチャンスを次々に逸してきた。」
 幼い野球があるように、幼い教育もある。
①教員に「やらなければならないこと」と「やってもいいし、やらなくてもいい、どちらかといえばやったほうがいいこと」と「やらなくてもいいこと」の区別がついていない。「やらなければならないこと」をもっときちんとやろう。
②評価者であることに自覚がたりない。「やらなければならないこと」をきちんとやった者のみが評価者としての資格がある。
③もっと子どもたちを知的に育てなければならない。その技術が未熟すぎる。
 これらのためのプログラムを明確に示し得ないわたしも、幼い。

■12/1のPTA総務委員会でPTA用のデジカメを購入することが決まり、機種の選定を志塚Tとわたしが依頼されていた。
 光学ズームの倍率が高い。
 手ぶれ防止機能付き。
 扱いやすい。
 5万円前後。
 この条件に合致するものとして、志塚Tとふたりで、FZ50とG7の2機種に絞りこみ、きょうPTA事務の金見さんも加え、FZ50に決定した。
 月曜日か火曜日には届くだろう。
 PTAの情報発信力がさらに高まることを願っている。

■画像は、上から、①「頑固はほにゃらら」と吉田松陰になりきる志塚T ②志塚Tの授業を受ける2-4生徒……ホンマに学校は豊かな色彩に満ちている。


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