職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

3つの通信の文体を止揚する 

2006-12-07 15:00:44 | Weblog

06.12.07 3つの通信の文体を止揚する

 
■以前は、①教職員対象の「職員室通信」②主任対象の「主任会メモ」③保護者対象の「すこやかみなみネット通信」④ブログ用「600字の教育学」が、完全に別個のものだった。
 志は立派だ。
 しかし、加齢とともに体力がつづかなくなった。
 で、まず②毎週発行していた「主任会メモ」を昨年、途中で廃止した。
 是川中校長時代(1998)からつづけてきたので残念だったし、廃止することによって、主任会への思いも弱くなったしまうような気がした。

■でも、まだ3つもある。
 で、次に着手したのが、①「職員室通信」②「すこやかみなみネット通信」③ブログ用「600字の教育学」の一本化だ。
 それぞれ別個の思いがあるから、3つの通信がある。
 それを1つにすることはとてもむずかしい……と思いながら挑戦し続けているうちに、ハッと気がついたら、なんとなく、一本化に近いかたちになっていた。
 「すこやかみなみネット通信」の最後の12ページ目に「600字の教育学」を掲載しはじめた9月号がきっかけだったようにと思う。

■考えてみれば、これはスゴイことだ。
 一般教職員対象の文体と、主任対象の文体と、保護者&地域の方々対象の文体と、DIARY的文体とを一本化するわけだから……。
 わたしとしては4つの文体を止揚させたのだと思いたい。
 しかし、「主任会メモ」をやめて主任会への思いが弱くなったように、一本化するということは、保護者への思い、教職員への思い……が弱くなる、ぼやけることではないかという心配もある。
 だから、それぞれの輪郭をぼんやりさせて一本化するのではなく、構造化しつつ、一体化させるのだと常に言い聞かせて編集していかなければならないと思っている。

 
■ただ、一本化、構造化にともない、こぼれでる部分がある。
 このこぼれでる部分がほんとうは自分の魂のエネルギーになるのだ。
 これは「600字の教育学」でひろいあげていくことにする。

◇『歴史街道1月号』=総力特集「米軍が5日で落ちると公言した島で、36日間戦った男たちがいた!」「硫黄島と栗林忠道」「命をかけて守ろうとしたもの」
 読売新聞に掲載された「歴史街道」の広告だ。
 わたしは今、書物を買っていない。
 教育関係の雑誌2誌を定期購読しているだけだ。
 しかし、「命をかけて守ろうとしたもの」というフレーズにジーンときて、木村書店に注文してしまった。

◇読売新聞の「顔」欄に、『新リア王』で第4回親鸞賞に決まった高村薫さん登場。
 記事の末尾の「書くことを『時代に異議を唱える孤独な作業』として、引き受けている人である」にジーンときて、アホなもんとの付き合いはやめてわたしも孤高を貫くぞぉぉ!と(『新リア王』を注文するところまではいかなかったが……)記事だけを切り抜く。

◇これも讀賣の記事「なれあい学級 いじめ多発」
 のびのびしているが、授業中に私語がみられる「なれあい型」クラスは、一定のルールが自然に形成され人間関係も親密なクラス「満足型」にくらべ、いじめが小学校で3.6倍の、中学校では2.1倍。
 活気のない「管理型」は、小学校で2.5倍、中学校で2.1倍だそうだ(都留文科大河村茂雄教授らの調査から)。
 「知的で楽しい授業をとおして、ひとりひとりに学力を保証しよう」「知的で楽しい授業をとおして、いじめも非行も不登校も解決しよう」という本校のモットーが見当はずれでないことを裏づけるデータだ。

■画像は、上から、①「頑固はほにゃらら」の志塚T ②志塚Tの授業を受ける2-4生徒 ③職員室で評定をつける松阪T……ホンマに学校は豊かな色彩に満ちている。


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