職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

もっと子どもを知的に

2006-12-11 07:12:28 | Weblog

06.12.11 もっと子どもを知的に

◆先日、TV・カンボジアの地雷撤去に関する番組で「自分の農地が地雷原であっても、そこを耕すしか生きる道はない」という話を聞いているうちに、(頻発するいじめ報道でピリピリしていたせいか)「学校も地雷原だ、数えきれない地雷(=危機)が日常的に埋まっている」とつぶやいてしまった。

■危機の要因を減らすために、次の3点。

◇教員が「①絶対にやらなければならないこと」と「②やってもいいし、やらなくてもいい、どちらかといえばやったほうがいいこと」と「③やらなくてもいいこと」の区別をきちんとしたい。
 たとえば「昼休みに各学年棟、体育館に最低1名の教師が存在する」とか「部活動でケガをした生徒を保護者とともに病院につれていく」とかは、②ではなく①だ。
 この①と②の混同が危機を誘発している。
 いい授業をするための準備や、その準備の時間を確保することも、もちろん①だ。

◇経験的に、評価のミスが危機を誘発している。(テスト監督も同じ)
 「やらなければならないこと」をやった者のみが評価者の資格があるということを自覚する。

◇言いにくいが(言ってはいけないことかもしれないが)、子ども自身が危機の「芽」になることがある。
 (途中はハショル。したがって)今のわたしの実感に即していえば、わたしたちはもっと子どもたちを「知的」に育てなければならない。
 その技術が未熟すぎることが危機を誘発している。
 技術向上のプログラムを明確に提示し得ないわたしも、経営者として幼すぎる。

■今年もあちこちで教育について語る機会があった。
 平均すれば月2~3回のペースだ。
 聞いてくださる方々はたいてい教育関係者(学校教育・社会教育)なのだが、変わったところでは10月の福祉教育推進モデル事業研修会がある。
 青森県社会福祉協議会の鳴海孝彦氏が声をかけてくださった。
 会場の名川町民ホールは福祉関係者でいっぱいだった。
 場違いなところに来てしまったと思った。
 しかし、目的は異なるが「地域を巻き込んだ仕掛けや手法」は同じだと言い聞かせて語ることにした。
 たいへん熱心に聞いてくださったのが印象的だ。

 もう1つ変わったところでは、同じ10月の住民自治推進懇談会。
 「市長と直接、地域づくりについて話しあいましょう!」という企画で、わたしは「すこやかみなみネット事業」について語った。
 ひと言話すたびに町内会長さんたちがうなずいてくださるのがうれしかった。

■12/14、校長会で学校経営について語ることになっている。
 きょう、その原稿を書いた。
 たぶん、これが今年の語り納めだろう。
 パワーポイントのスライドを使うことが多かったのだが、最後は「語り」だけていきたい。
 お一人お一人のお顔を見ながら、ゆっくり語りたい。

■きょうは2校時と3校時、2年の教室にいた。
 座付作者としてせっせと原稿を書くためではなく、ただ単に2年生といっしょにいたかったからだ。
 2年は気品がある。

■画像は、2の2。


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