職員室通信・600字の教育学

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半身が夢に浸かった思考の一応のゴール。「なのに、今、わたしに『学校』がない。至急、創出しなければ」

2010-02-06 13:30:21 | Weblog

10.02.06 至急、学校を創出



◆けさ、遅刻し、職場の教頭Tから「いったい、何時に出勤するのか?!」と叱責の電話を受ける夢を見ました。

 他人の自動車を当てにしていたので、通常のバス出勤より、かなり余裕の朝を過ごしていたら、突然、その他人も、自動車も、行方不明に。
 すぐ他の手段に切り換えればいいのに、夢の中では、自動車の探索に必死になります。
 しかし、見つからず、判断のバランス感覚も、時間感覚も失い、疲れ果て、放心状態に陥っているときに、叱責の電話が……。
 やっと現れた人物に「そんな約束していましたっけ」と言われ、自己が溶解し、茫然自失……というストーリーでした^^;^^;。

◆現実には、遅刻は3回あります^^;^^;。
 1度目は、教師1年目、これは完全に寝坊^^;^^;。約1時間の遅刻。
 2度目は、3年目、出勤準備のプロセス中にトラブル^^;^^;。5分の遅刻。
 3度目は、10年目、バスの乗り間違い^^;^^;。5分の遅刻。

 生涯で3回の遅刻。
 3回というのは、多いのか? 少ないのか?
 少ないような気もしますが、わが畏友・乱氏とか前田Tとかが遅刻したという話は聞いたことがないので、多いのかもしれません。

◆この「夢」から覚めて、しかし、身体半分は、夢に縛られつつ、次の思考へ……。

 先日の粗い復習……。

 わたしは、教育の仕事をしながら、ずっと「自分は教育に逃げ込んでいる」という、ま、自責の念(*^_^*)に囚われつづけてきました。
 出勤途上、まだ夜が明けない道を、孤独にトボトボ歩きながら「自分には、歩まなければいけない別な道、進んでいかなければいけない別の方向があるのに……」と、よく思ったものです。

 これに対して、(よくよく考えると)自分は、人生の出発点において、もう、逆立ちするほど、悩みに悩んだあげくに、哲学とか文学とか宗教とかという専門分野ではなく、いわば非専門の、なんでも屋さんの「教育」を、あえて選んだのではなかってのか?と反問します。

 反問することによって、呪縛から逃れます。
 「居直った」といってもいいかもしれません(*^_^*)。

 話はそれますが、敗戦直後、たしか北海道大学は教育学部の創設にあたり、教授スタッフはあえて教育の素人ばかりを集めたはずです。
 こういう発想は、戦後の日本の教育にとって、大きな誤りだったと、今のわたしは判断していますが、人生の出発点における、わたしの発想は、カタチの上では、これに酷似しています。
 ただし、中味は、まったく逆ですが……。(「逆」の意味については、後日。)

 


◆本日の思考を粗く……。

 「教育に逃げ込む」、いや(*^_^*)、「教育を選択する」というときの「教育」とは何か?

 もちろん、「仏教=お寺」でないように、「教育=学校」ではありません。
 「教育=学校」という意識が、明治期以降の日本人にあって、それが「学校の教育丸抱え体制(学校の教育独占体制)」につながり、今の教育危機につながっているわけです。
 ついでですから、もう少しいうと、この「教育=学校」をぶち壊し、学校の教育と家庭の教育と地域社会の教育のバランスをよくして、日本を再生しよう……というのが、わたしのライフワークです。

 半身が夢に浸かった思考ですから、粗いです(*^_^*)。
 論の乱れは、許していただきたいと思います(*^_^*)。

 にもかかわらず、わたしにとって「教育」とは「学校」のことです^^;^^;^^;。

 わたしは、日本の教育全体を見据え、「学校の教育と家庭の教育と地域社会の教育のバランスをよく……」と言っているのではないのです。
 学校が独占している教育を、家庭や地域に再配分しようと言っているのです。
 再配分することによって、学校の荷を軽くして、学校本来の仕事、すなわち「知的で楽しい授業の創出」に、粉骨砕身、刻苦勉励しよう……と主張しているのです。

 だから、軸足は、学校にあります。

 劇場付きの作家のことを、座付作者といいます。
 わたしは、学校付作者なのです。

◆半身が夢に浸かった思考の、一応のゴール……。
 「なのに、今、わたしに『学校』がない。至急、創出しなければならない」^^;^^;^^;^^;^^;。

★画像は、粉骨砕身、刻苦勉励の逆の精神状態にあるときの、わしの視界。ホンマ、もうアキマヘンわぁ~という視界^^;^^;やね、これは……。


★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! 
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