![]() ■学級活動・生徒会活動は入学式(4/9)の翌日からスタートしていたが、授業はきょうが開幕だ。 職員朝会で次のような話をした。 学級担任だった頃、帰りの会で「1時間目はなにをしましたか?」とたずねると「自己紹介をしました」と返ってきた。 「2時間目は?」 「自己紹介!」 「3時間目は?」 「自己紹介!」 学級日誌には1時間目~6時間目まで「自己紹介」の文字が並んでいた。…… これでは子どもたちの意欲はそがれてしまう。 本日は、即、「授業の中味」にギアをいれてダッシュ! 本校の授業力向上5原則 ①ねらいを明確に ②指示は短く、全員に ③達成状況の確認 ④ひとりひとりへの激励 ⑤全員に50分間の学習活動の保証 とりわけ⑤「学習活動の保証」に留意して、6時間が終わったとき、子どもたちが「こんなに頭とからだを使った1日はない」と感じるくらい授業に熱中させてほしい。(職員朝会コメント、以上) ■授業中の廊下を歩く。 黒板いっぱいに白、黄、赤で書かれた英文がひろがっている。 和田Tの2年英語だ。 チョークの音、和田Tの指示の声につづいて、生徒たちの一斉読の声が聞こえた。 北校舎2階→中央廊下→南校舎2階→南校舎3階……。 どんどん廊下を歩いていく。 歓声が聞こえた。 田名部Tの1年家庭科の授業だ。 隣の教室では広瀬Tが静かに語っている。 苫米地Tは国語のプリントを配っていた。 生徒たちがそれを黄色いファイルにとじている。 …… 卒業式、修了式、春休みと、しばらくとだえていたなつかしい光景が流れ込んでくる。 目をつむって深呼吸すると、こころのところずっと頭のなかでしこっていた神経が、やわらかくとけていくように思われた。 わたしは今年度もまたこれらの語りとチョークの音と、子どもたちの声と歓声のなかで暮らすのだ、座付作者として。 ■2校時、主任会。 今田Tから日程の変更が提案された。 4/25 参観日 運営委員会(部活動なし) 4/26 生徒会代議員会(部活動あり) 4/27 職員会議(部活動なし) 今田Tの提案は、4/28から春季大会がはじまる運動部は7/27(部活動なし)はつらい。代議員会と職員会議を交換しようというものだ。 志塚教務主任の原案は別の発想で、運営委員会と職員会議のあいだに1日あけて提案事項整理の時間を確保したいというものだ。 ちょっしたことだが、いろいろな「思想」が交錯している。 結論として今田T案に落ち着く。 わたしからは次の2つの資料を提示した。
■大阪府教委の「まとめ」そのものはやや総花的であるし、掘り下げがたりないと感じるところもある。 しかし、この10項目は、わたしたちの学校の強い点、弱い点(課題)を考えるときのチェックポイントになる。 ■読売の記事のほうは、大阪府教委のまとめ「(2)学校が美しい。心がやすらぐ環境づくり」の関連として提示した。 動物園だけではなく、図書館も工夫次第でこんなに変わるのかと感動した。 見通しが悪く、いたる所、〈死角〉だらけ。 書架のあいだのイスに腰かけると自分だけの居場所が生まれるというのも感覚的に納得できる。 自分の高等学校の古びた図書館の、書架と書架のあいだに漂っていたかび臭さを、正宗白鳥、徳田秋声全集という背文字とともに思い出した。 これに対して、おそらく本校は日本でいちばん〈死角〉のない中学校だろう。 この「対比」から、本校の環境づくりを考えてみたい。 粗く2つの方向が考えられる。 1つは、中学校は〈死角〉がないほうがいいに決まっている。あっては絶対にダメだ。〈死角〉だらけの場所は社会教育に委ねる。そのうえで学社が連携すればいい……という考え。 2つ目は、中学校にも、この図書館にあるような「居場所」が必要だ。そのため、工夫して、見通しが悪い、〈死角〉のある場所を設定する必要がある……という考え。 もうひとつ、論理的には、学校を〈死角〉だらけの場所にするという選択肢も設定できるが、現実的にこれは考えられないので省く。 ![]() にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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