職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★プロ教師塾シリーズ「教育コミュニティづくり――PTA中核のコーディネート力だけでは限界がある」編

2014-01-26 21:25:38 | 僕のモンマルトル日記

 

茫漠特急
★実にあと味の悪い、第33回大阪国際女子マラソン
2014
01.26

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★昼、関西テレビ放送の第33回大阪国際女子マラソンを観る。
 画面上に展開する大阪の光景にめくるめく心地。
 おお、元、杭全(くまた)ロータリー!
 おお、田島!
 おお、大池橋!
 おお、勝山通り!
 おお、大阪管区気象台跡地!
 おお、玉造筋!……
 と、僕の宇宙に心躍らせながら観ていたが、ゴール近くなり、実況の大橋雄介が、2位と大健闘の赤羽有紀子について「夫でコーチの……」「夫と二人三脚……」「夫……」「夫……」「夫……」を連呼する、ベトベトした、雑なアナウンス。
 最悪。
 ホンマ、どうなっておるのだ、関西テレビ!(ノ△・。)
 ボリュームを0にすればいいのだが、0にすると、僕のふるさと、大阪の音が聞こえなくなる。
 プロ野球放送のように「球場音声」が選択できればどんなにいいか……と思う。
 結局、とても耐えられず、ゴール前にTVスイッチを切った。
 実にあと味の悪い、第33回大阪国際女子マラソンであった。

★不快な気持ちを振りはらうために、いつものハナミズキ通りをジョギング(画像)。
 ジョギング中、病床の@akanesizukaさんのことを想起。
 @akanesizukaさんは、以前、出張で八戸に来て、JALシティ八戸(ホテルノーブルシティ八戸→現・八戸リッチホテル)に滞在したといっていた。
 帰路は、きっと、JALシティ八戸を出て左折し、この、今、僕が走っている、ハナミズキ通りを通過したのだろう。
 リクエストもされてないのに、@akanesizukaさん宛に画像を送る。
 ジョギングの途中、下り坂で右膝に軽い痛みを覚えた。

 少し休んだほうがいいのかな?

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職員通信 2013/12/26号
★教師修業シリーズ「教育コミュニティづくり――PTA中核のコーディネート力だけでは限界がある」編
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★2学期末発行のPTA広報「MINAMI」のトップ記事は、すこやかMINAMIネット・サポータークラブのひとつである「図書ボランティアクラブの結成」だ。

(1)「サポータークラブ」は、保護者、地域の人々、教職員等を対象に――
 「やってみたい人が」
 「やれるときに」
 「やれることを」――をモットーに、登録者を募っている。

(2)現時点で、活動しているサポータークラブは次のとおりだ。

 ①ホームページサポーター=PTAやMINAMIネットのホームページ、およびプレゼンテーション用スライドの作成。
 このサポータークラブの特徴は、活動の場が主に各家庭であるということだ。
 仕事などの関係で、学校に出向くことはできないが、自分の都合にあわせて活動できるのならば……という人に向いている。

 ②環境サポーター=花壇の整備・校内掲示板等の装飾(以前地元新聞に紹介された玄関ロビーの桜&えんぶり等)。
 これまでの活動形態は、サポータークラブ会員の活動、サポータークラブと総合文化部員・教職員との連携・融合が主だったが、今後は、もっと広く保護者や地域の人々にも声をかけていく計画だ。

 ③地域連携サポーター=地域の活動や行事と、PTA会員や学校の生徒・教職員とのコーディネート、くわえて、すこやかみなみネット事業の支援等。

 ④学校部活動・総合文化部への支援(パソコン・華道・茶道・料理・書道・ハングル語等外国語の指導)。

 ⑤そして、今回、PTA広報で特集が組まれた図書室サポーター。
 現在、検討されている活動は――
 ・昼休みの図書の貸し出しの補助活動
 ・放課後の図書の貸し出し活動
 ・図書の整理(パソコン)
 ・図書室の環境整備
 ・読み聞かせ
 ・地域の人々への図書の貸し出し活動
 スタートから、あれもこれも……と間口を広げると、長つづきしないので、当面は、メンバー4、5人で、活動内容は「図書の整理(含デジタルデータ化)」からはじめ、徐々にメンバーを増やしながら、活動内容を充実していくことになっている。

(3)「サポータークラブ」の登録者を、一気に多く集めるというのではなく、少しずつメンバー(登録者)に集まってもらいながら、チームをつくり、そのなかで新しい活動を打ちだしていく計画だ。

★今、MINAMIネットの課題は、コーディネート力のアップだ。
 地域では、青少年の健全育成・安全確保のために、地区安協、防犯など、さまざまな団体が活躍している。
 しかし――考えてみれば、当然のことなのだが――諸団体はもともとは他との違いをエネルギーにしている。
 したがって、本質的には連携・融合を前提にしていない。
 学校もそうだ。
 だから、MINAMIネットには、専門分野に特化した地域諸団体(含・学校)とは別に、連携・融合・協働づくり(学校・家庭・地域との連携・融合・協働を創りだし、安定させ、継続させること)を目的とした活動が期待されている。

 これをMINAMIネットでは、設立以来、小中PTA合同の事業推進委員会や総務委員会が担ってきた(小中合同のPTA中核構想)。
 その努力とパワーと成果は各方面から高い評価を受けているし、僕自身も惜しみない敬意を表する者である。
 しかし、PTA中核のコーディネート力だけでは、やはり限界がある。

 (実は、12月に開催された事業推進委員会や総務委員会でもこのことが話題になった。
 ひとつの、しかし、大きな「壁」にぶち当たっている。
 ホンモノになっていくための産みの苦しみといえる。
 今月の「職員室通信」ではこのことをいちばん先に取り上げなくてはいけないと思いつつ、僕自身の思考が詰めきれずに、見送ってきた。
 12月の「職員室通信」は、この号をもって終わることになるが、後日、必ず補いたいと思っている。
 話はやや飛躍するが――)

 この「限界」を乗りこえるためには、小中合同のPTA中核構想とともに、学校・家庭・地域という垣根を越えた、多様な活動を通して、コーディネートのスキルとパワーをもった人々が、自然に育成される仕組みづくりが必要だ。
 その仕組みのひとつが「サポータークラブ」であると考えている。

★話をPTA広報「MINAMI」に戻す。

 2面・3面は(見開き)ぶち抜きで、「MINAMI中生! ~親子のコミュニケーションは大丈夫?~」と、ま、いってみれば、親子関係の理想と現実に光を当てている。
 MINAMI中生に対して「困りごと・悩みごとはだれに相談することが多いですか?」「自分の変化に親は気づいていると思いますか?」……などとアンケートを実施。
 同時に保護者に「日頃、子どもさんのことで困っていること、悩んでいることは何ですか?」「子どもさんは、困りごと・悩みごとをだれに相談していると思いますか?」……などとアンケートを実施。
 このアンケート結果をもとに、①解説記事、くわえて②「座談会」、③「集計を終えて」と続く力作。
 内容は直接、PTA広報「MINAMI」をご覧いただきたいが、教職員としても興味ある内容で、次回の職員会議・教育課程編成会議等の資料にするつもりだ。
 4面では、「いらっしゃいませ ふれあいバザーへ」で、文化祭のPTA総務委員会・教養委員会・部活動委員会の活躍を取りあげている。

 日々のわたしたちの活動の意味(価値)は、こうしたPTA広報のていねいな記述をとおして、MINAMIの保護者に共有されていく。
 そしてさらに新しい意味が創り出されていく。

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