職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★ま、これが、本校の――いってみれば、屈折した、健全でない、秘めやかな――自慢ですよ(^_^)v

2013-06-12 15:07:07 | 僕のモンマルトル日記

 

茫漠特急 僕が僕になるための「ネガティブ雑草」との闘い
2013
06.12


★僕の欠点は、ま、いろいろあるけれども、そのひとつが、自分の行為行動に対して「自己規制」をかけてしまうところだろうと思っている。
 なにをやっていても、あるいは、やろうとしていても、ネガティブ雑草がジャンジャン生えてくる。
 本日の「職員室通信」の中の僕の「あいさつ原稿」に、3カ所、「省略」「省略」「省略」とある。
 しかし、ホンマは、いったんは、メモからあいさつ原稿を、全部復元している。
 ネガティブ雑草に負け、「省略」としてしまったわけだ。
 この「ネガティブ雑草」を刈り取ることができるかどうか?
 今年、6月、7月、8月の課題だ。(画像=DAKA古書店解体後の、今の書架。)

職員室通信 2013/06/12号
★ま、これが、本校の――いってみれば、屈折した、健全でない、秘めやかな――自慢です

 
ま、これが、本校の――いってみれば、屈折した、健全でない、秘めやかな――自慢です(^_^)v
  ~ 小・中学校連携の最重要ポイントは「狭義の学力向上に関する教師同士の切磋琢磨」だ ~

★午後2時から本校を会場に、minami小・MINAMI中連携研究会を開いた。

 まず、1学年4クラス、2学年4クラス、3学年4クラス、計12の授業を観てもらった。
 次に、全体会で、今年度の小中連携研究のテーマと研究計画を確認。
 最後に、理数系・技能系・文系の3分科会にわかれ、協議会をもった。






★各分科会で話題になった内容の一部を紹介する。

〈minami小教師の授業参観感想から〉
①授業者も生徒も「指導力向上の5原則」&「学力向上の5原則」を意識していることがよく伝わってきた。
②どの授業も、全体、あるいは場面場面の「ねらい」が明確で、指導者の指示・発問もリズムとスピード感があった。
③説明の時、指導者と生徒がきちんと目を合わせている。
 「学力向上の5原則②=話し手にへそを向けて聞こう」の取り組みの成果だと感じた。
④(音楽)男子の歌声からパワーと熱い思いが伝わってきて感動した。

〈提案と課題〉
①MINAMI中の「学力向上の5原則」に相当するものが、現在、minami小でも提案されている。
 今後、それぞれの発達段階を考慮しつつ、9年間で育てる学習習慣(広い意味での学力)として小中共通のものをつくりあげていきたい。
②(音・美・技家・保体の技能系で)ミシンなど教具の取り扱いについて小中で共通理解しなければならないものがある。
③「指導力向上の5原則③=達成状況を確認して授業を進める」「④1人1人のがんばりに気づき、認める」はなかなかむずかしい。
 今後、小中で、このことに関する、いわゆる片々の技術をもちより、さらに指導技術を向上させたい。
④家庭学習力のアップ、女子の発言力アップがMINAMI中の課題だ。

★minami小・MINAMI中連携・全体会における僕のあいさつ(原稿のメモから復元)

 5月の中旬、現在の本校1年・2年・3年の4月はじめ時点(=3月末)の学力が判明いたしましたので、お知らせします。

1.現時点のminami小&MINAMI中の学力

(1)これが、全国平均としたら――(パワーポイントのスライドは、ここではすべて省略する。)
(2)本市の4月の中1の学力(=3月の小6の学力)は、市内各校は、こういう分布になります。
 お断りしておきますが、これは、教委からのこれまでのデータや、他のいろいろな数値や、わたしたちの経験から想定している内容です。
 ホンマのデータではありません。
 くれぐれもご注意ください。
 でも、精度はけっして低くはありません。
 ①上から下まで結構な幅があります。
 ②しかし、いちばん低い学校でも、全国平均を上回っています。
 だから、本市の学力レベルは低くないといえます。
(3)ところが、中学2年になると、こうなります。
 ガタッと下がります。
(4)3年になると、さらに下がります。
 本市が下がっているということは、全国の学校は本市とは逆に、2・3年と学年が進むにつれて伸びているともいえます。
(5)どうして本市の中学校が、学年が進むにつれて下がるのか、真剣に考えなければいけません。
 仮説はあります。
 別な機会にご相談申しあげたいと思います。
 小学校の先生方としては、こういう状況をチェックした上で、せっかくいい成績で卒業させているのに、これでは困るというメッセージは送らなければいけないのではないかと思います。
(6)本校はどうかというと……。
 まず、3年生です。
 入学してきたときは、(はっきりいいますけど)市内の真ん中、より、ちょっと下(*^_^*)。
 以来、2年、3年と、全国平均に対して、一定レベル(下がりも上がりもしない。やや上がる……)を保っています。
 したがって、本市の中では、他校が下がっていく分、順位は上がっています。
 市内比だけをみていると、グングン上がっています。
 いろいろなデータ結果などからみると、現在、トップレベルにあると想定されます。
 他校が下がるなか、こうして成績を維持している――ただし、全国比で上がっているのではない――というのが、ま、本校の――いってみれば、屈折した、健全でない、秘めやかな――自慢です(^_^)v。
 次、2年生です。(省略)
最後に、1年生です。(省略)

 なお、現在、本校は、学年差はありません。
 教科差もありません。
 この点は、よい状態であると考えています。

 この状態を維持したいし、中学校に送り出してもらった子どもたちの成績をさらに上げる指導力を身につけるために、指導者としての基礎・基本の修業を継続していきたいと考えています。
 「いい授業」を通して「いい学校」を創っていく――授業以外で学校をよくしようとすると必ず落とし穴に落ちる――を肝に銘じ、小・中連携し、日々の教育活動に取り組んでいきましょう。

2.minami小とMINAMI中教職員の接続の意義と方法

 さて、これから小・中連携して取り組んでいくわけですが、人間というのは、接する「対象(人)」によって、「自分」がつくられていく……という面を強くもっていると、わたしは思っています。
 だから、たとえば、「語り」を例にあげると、幼稚園の先生と、小学校の先生と、中学校の先生と、高等学校の先生……当然、共通部分もあるけれども、「違うなぁ~」という部分があります。
 だから、小中連携するということは――(これから、僕は、この「違う」語りを接続することの意義とその方法をグダクダと述べるわけだが、紙幅と僕のエネルギーの関係から、きょうの職員室通信では省略する。

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