◆2学期終業式式辞。
■(式辞のつづき) 11月。 八戸市合同音楽祭で3年生がみなみの自慢・誇りである合唱を発表しました。 それを聴いた他校の校長先生が、 「南の合唱が上手だというのは聞いていたけど、こんなにスゴイとは思わなかった。南の歌が始まったら会場の空気がガラッと変わった」と言っていました。 いろいろしゃべったあと、最後にこう言いましたよ。 「こんな歌が歌えるから、南にはいじめとか万引きとかがないんですね。わたしの学校も合唱をがんばりたい」 こんなふうにいってもらえるというのはほんとうにうれしいことですね。 12月、生徒総会。 新しい2年の生徒会役員、各委員会委員長、各部の部長たちの、座る姿、立ってマイクに向かう姿、その話し方、「いつの間にこんなに立派になったのだろう」と感動しました。 感激しました。 ■こうしていろいろふりかえって来ましたが、もう1つ。 今年は南の授業・学習の様子を見るために、たくさんの方々がお見えになりました。新聞社の方も来ました。 お客さんたちは口々に「どの学級もたいへん落ち着いている」「話を聞く姿勢がいい」「ノートを取る速度が速いので驚いた」「学力が高そう」とかほめてくださいました。 これはこれでうれしいことだし、実際、3学年を中心に他校と比べると学力も高いわけだから、みなさんはこのことを誇りに思っていいと思います。 しかし、毎日毎日、毎時間毎時間、みなさんを見ているわたしはちょっと違った見方をしています。 どういうことかというと、3年と1・2年にちょっと、ちょっとなのだけど、確実に違うというところがあります。 「落ち着いている」「授業の態度がいい」 これは1・2年も3年も同じです。 では、どこが違うかというと、授業の中身そのもの、たとえば数学なら直角三角形の合同条件そのものに関心が高い、社会なら、敗戦後の占領下における民主政策そのものに集中度が高い。 やらされているのではない、仕方なしに受けているのでもない。 だから、授業を受ける3年生を前からみていると、迫力があります。 わたしは、今、3年生をほめると同時に、1、2年、特に2年生が、教科の中身そのものに対する集中度・迫力において、3年生を超えてほしいと強く願っています。 1、2月中に超えてほしい。 超えたときに、本校の合唱の伝統に加えて、学びの伝統ができあがると信じています。 ■最後に、あと9日で今年が終わります。 12/31日の大晦日には過ぎ去った1年を静かに振り返ってください。 好きなことに打ち込んで成長した部分、苦手なこと、あるいは悩みにぶつかって成長した部分、そうして獲得した「成長」がたくさんあるみなみの1年でした。 みなさんもがんばったけれど、みなみの先生方もよくがんばった1年でした。 ■南中生一人一人が、過ぎ去りゆく年、ゆく年に感謝し、気持ちを新たにして新年を迎えることを強く願い、あわせて冬休み期間交通安全、健康に気を配り、かつ、1日1回親とか地域の人々を喜ばせる南中生であり、とりわけ3年生については、受験の年の冬休み、過ごしようによって自分の学力がガタガタと崩れることもある、グングンと雪だるまのように学力が伸びることもある、誘惑に負けず、受験勉強の孤独のさびしさに負けず、机に向かって奮闘努力することを願い、式辞とします。 平成18年12月22日 八戸市立白銀南中学校 校長 小高進 ■画像は式辞を「語る」わたし(撮影=志塚T) にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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