職員室通信・600字の教育学

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石原知事 向山洋一氏で教育のかたちを変えまへんか? ま、わしでもええけど

2007-03-10 11:07:47 | Weblog

07.03.10 石原知事 向山洋一氏で教育のかたちを変えまへんか? ま、わしでもええけど


■配線の一部を取りはずして、抵抗やコンデンサーを取り換えたり、アース位置を少しずらせたりした日、眠る前にいろいろなことを考えた。
 考えたというより「考え」のほうから次々に押しよせてきた。
 ①このHPの不自然な登場人物構成。
 ②大学時代に書きつづけていた、一人称視点の夫婦物小説。
 ③ふたりっ子はん深夜特急の原型=夕暮れ時に天王寺駅をたち暗闇の寺田町駅に到着した、なわとびをつなぎあわせた電車ごっこの片割れ(車掌さん)。
 ④江藤淳ご夫妻のこと。
 ⑤近所に住んでいた世耕さんの娘さんのこと
 ……
 きりがないので押しよせるこれらの「考え」を強い意志でシャットアウトして眠り込んだのだが、配線の一部を取り換えるだけで、こんなふうに衣服をクルリと裏返したように自分が変わってしまうのが不思議だった。

■ちなみに、HPの不自然な登場人物についてだけ(→今回の「配線替え」の原因をさぐっていくと、たぶんこの問題に至るだろうと思われるので)少しだけ触れる。

 なにをさして不自然だといっているのかというと、このHPには、わたしの「係累」……、いや「係累」といっては失礼か?……では、なんと呼べばいいのか? 同伴者か? パートナーか? これがよくわからない(もうこの言葉選びの段階でその「なれあい」「くつろぎ」「なまぐささ」にアレルギー症状を起こしている)が、こういうたぐいの人物が、いっさい登場しないということについてだ。

 くりかえすが(さっきの②)、大学時代に一人称視点の夫婦物小説を書きつづけ、「家内」とか「妻」とかという語を頻繁に使用していた人間が、今、なぜ、この語のたぐいが禁忌なのか?
 ここでは、このことについて深く掘り下げる余裕がないので(とはいうものの、この「禁忌」をクリアーしない限り、次のステージがないのだけれど、ま、物理的時間がないので)論の小刻みなステップはハショルが、「♪お内裏様とおひな様」なら許せる、「♪先の鞍には王子さま あとの鞍にはお姫さま」なら許せるのだ。
 「♪対の駱駝でとぼとぼと砂丘を越えて行きました 黙って越えて行きました」なら許せるのだ。

 なら、わたしのかつての小説は「王子さまとお姫さま」の物語だったのだろうか?(自分の問いに自分で即答えるというのも変だが、「王子さまとお姫さま」の物語ではない。「王子さまとお姫さま」に至ろうとするもがきの小説だった……と言えばいいのか? よくわからない。近いうちに「小説」の最後に今の自分を接続したい。)


■3/8は参観日だった。
 プログラムは、
 ①授業参観
 ②PTA事業報告会(会長あいさつ・県連P表彰状伝達・各委員会報告・校長あいさつ)
 ③学年保護者説明会
 ④学級懇談会(←この設定は学年によって異なる)

 これまで「PTA事業報告会」は参観日とは別日程で設定されていた。
 PTAにとってはかなり重要な報告会でありながら、参加者はPTA総務委員会のメンバー(PTA会長・副会長・監査・書記・会計・各委員会委員長・校長・教頭・教務主任)に限られていた。
 今回、参観日に組み込むことにより、多くの保護者・全教職員の参加を得ることができた。
 ちょっとしたことだが、大きな改善だと思っている。

石原知事逆風の陣。ある都幹部は「ディーゼル車規制も、国やメーカーの反発を気にしない知事だからできた」としながらも、「目玉政策をやり尽くし、求心力に陰りも見える」と話す(以上、讀賣)。冗談ではない。教育・福祉等まだまだやらなくてはならないことが山ほどある。0予算でやれることも多い。ただし、行政における0予算事業の執行には専決・専断、即断即決の力が必要だ。石原知事に期待したい。ひとつ提案=都教育長には向山洋一氏を推薦したい。日本の教育のかたちが変わる。中国哲学者、福永光司さんは空海の漢文を翻訳していて腹が立ったという。「定年も間近なおれが、二十いくつの小僧の書いたもので四苦八苦するのかと思ったら、悲しくなっちゃった」と(以上、讀賣・編集手帳)。わたしにとっての「空海」、その「空海」に至ろう、願わくは超えよう……ところが簡単ではない。気がついたら日暮れて道遠し……これが人生やね。

■なお、PTA事業報告会の最後のわたしのあいさつは次のとおりだ。

<COLGROUP> <COL vAlign=top align=left>
■一年間、佐藤PTA会長を中心にして、すこやかみなみネット事業を含む、PTA諸事業・諸活動に取り組み、学校・地域の教育充実に貢献されたことに心より感謝と敬意を表したい。
 現在、日本の教育については、学力の問題、いじめなどを含む児童・生徒(在学青少年)の心の成長に関する問題、家庭の教育力・地域の教育力の問題などについて、教育再生会議、中教審で行われる議論をめぐり、教育論議が沸騰……いや沸騰まではいかないが、国が揺れているという状態。

 わたしの基本的な考えについては、これまでも毎月はじめに発行する「すこやかみなみネット通信」で述べてきたところである。
 教育というものは学校だけで行われるものではない。
 家庭の教育、地域の教育。
 これらの教育がバランスよく行われることが大切だ。
 ところが、残念なことに、現在、日本はこのバランスが崩れている。
 これが教育危機の元凶だ。
 だから、このバランスをよくしないかぎり教育はよくならない。
 バランスさえよくなれば、日本の教育はまだまだ大丈夫だ。
 教育再生会議や中教審にはこの点を見失わないようにしてほしいと願っている。

 このバランス改善の鍵を握っているのが、パワーをもっているのがPTAだ。
 これは学校の仕事だ、先生方、がんばれ、応援するから……これは家庭の役目だ、みんなでしっかりやろう……いやぁぁ、申しわけないけれど、これは地域のみなさんで引き受けていただけないでしょうか、わたしたちも連携してやりますから……こういうコーディネート力をPTA活動を通して、すこやかみなみネット事業を通して発揮していただきたい。
 教育改革はPTAからだ。

 その際、ポイントとして、
 ①小学校PTA(みなみ小・白鴎小)と中学校PTAのパイプを太くする。
 ②PとTのパイプを太くする。
 ③(みなみ小PTA会長の工藤さんもよくおっしゃっているが)地域諸団体とのパイプを太くする。
 ④(それになんといっても)PTA役員・委員の方々と一般会員とのパイプを太くする。

 みなさま、これからも力を合わせて、よい学区にしていきましょう。
 子どもたちが「みなみ中生になれてよかった。みなみ中生であることを誇りに思う」と心から言える学校にしていきましょう。

■事業報告会の最後がわたしのあいさつだったから、割り当て時間が10秒だったらこう言おう、5分だったらこう言おう、10分だったらこう言おう……と考えていたが、3分だったので以上のようなあいさつをした。
 10分だったら、これに加え、本校学力の現状と今後の方策、本校生徒の心の成長の現状と今後の方策……について語ろうと思っていた。
 カゼでのどの状態がよくなかったので、3分でちょうどよかった。

画像は上から①参観日の授業 松坂T ②PTA事業報告会で活動内容を説明する佐々木教養委員長。


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