職員室通信・600字の教育学

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★僕の過去記述から僕の「修正ポイント」を探す

2011-08-06 12:12:12 | 2011夏の絶不調

 

2011
08.06
僕の過去記述から僕の「修正ポイント」を探す


★いつも通りの時間に起床した。
 朝の光で障子が明るくなっている。
 昨日と同じように、ダラダラ、トボトボ、10000歩、90分の散歩に出ようと思った。
 しかし、カラダがシンドイ(ノ△・。)。
 昨日の、通常6000歩を大幅に超えた10407歩が、やはり堪えているのか?
 本日の散歩はパスした。
 コーヒーを淹れるための湯を沸かす。
 沸騰するのを待つあいだ、昨夜、眠る前に計画した4点について再確認する。

(1)TV番組表で、これからの約10日間の、大東亜戦争敗戦特集番組をチェックすること(NHKは除外)。
(2)某出版記念会への欠席通知を出すこと。
(3)YouTubeでドラマ「※※※※(ある大阪もの)」情報を探すこと。
(4)僕の過去記述から「僕」の「修正ポイント」を探すこと。

 (1)、(3)、(4)について、少しだけ解説する。
 まず、(1)=NHKを除外するのは、大東亜戦争敗戦に関する特集番組のほとんどが(ぜんぶではない、念のために……)日本の戦後教育で展開された歴史教育の枠内で作成されているからだ。
 僕は必ず激昂する。
 しかし、激昂することがわかっているのなら、はじめから観ないほうがいい。
 万に一つの、激昂しなくてもいい番組に期待して、TVの前に座るのは、エネルギーのムダづかいだ……という話。

(3)=以前、そのNHK(*^_^*)で放送された『およね平吉時穴道行』(1977)がどうしても観たくなり、YouTubeで探したら、全編を観ることができた。
 ドラマ『※※※※(ある大阪もの)』は、『およね平吉時穴道行』より新しい時代のものなので簡単に見つかるかもしれない。
 このことについての途中経過――今のところ、発見できず。
 検索をかけても、かすりもしない。


★(4)僕の過去記述から「僕」の「修正ポイント」を探す――。
 これが、本日の「計画」のメインだ、
 プロ野球で、初回に不調だったピッチャーが、2回に出てきたときには不調を克服しているということがある。
 解説者が「さすがにエース。よく修正しましたね」といっているのを聞くことがある。
 その「修正」だ。

 本筋からそれるが、試合中のインニングとインニングのあいだの、ピッチャーの「修正」は、僕自身の選手、あるいは指導者としての経験からいうと、ひじょうにむずかしい。

 自分自身のことについていえば、修正できたことがない。
 何年もたってから「ああ、あのとき、腰のキレがよすぎたのかもしれない」などと気づくことはある。

 指導者として2点。
 1点目。
 ピッチャーというのは、本人の努力と工夫の数々、また、いろんな指導者の指導の数々から構成されている。
 くわえて、ちょっとしたことで崩れないように練習している。
 それが崩れたのだから、一言、二言のアドバイスでは修正できない。
 アドバイスをつづけているうちに、さらに悪くなることもある。
 僕は、選手を苦しめたくないので、……というか、スゴク苦しめたことがあるので、代わりのピッチャーをたくさん養成しておいて、ドンドン交代させる。
 2点目。
 おもしろいことがあった。
 進学先の監督から「調子を崩したから、こちらが預かった時点のフォームにもどしてほしい。選手といっしょに、そちらにうかがいたい」という依頼があった。
 いじくっていじくって壊しておいて、「元に戻してくれはないよなぁ~」と思ったが、ま、選手のことを思えば引き受けざるをえない。
 ピッチャープレートの後ろが砂場。
 投球方向がプレハブ校舎の壁。
 壁の前に、ゴルフ練習ネットゲージを改造した移動式バックネット。
 過去とまったく同じ練習環境を作って2人の到着を待った。
 僕も、当時と同じユニホームをきて捕球した。
 そうしたら、一瞬のうちに「修正」できた……ということがあった。

 本筋に戻す。
 今の僕は、そのときの「教え子」のように「フォーム(人生の)」が崩れている。
 完全に。
 昨日は茫然自失の状態だった。

 ということで、「(4)僕の過去記述から〈僕〉の〈修正ポイント〉を探す」ことを計画したのだ。
 教え子が砂場の前に立ち、僕のミットに向かって深呼吸している姿を心に描きながら。

 気がついたら、ヤカンから噴きあがる湯気がキッチンの壁をつたっていた。


★画像=通常6000歩を大幅に超えた10407歩の途中で、パチリ、パチリ。


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