■アウトがセーフに変わるわけではないが、一応、南部バス本社に電話をする。 相手は誠実そうな中年男性だった。 わたし「4月から八戸駅・ウルスラ学院~中心街~岬台系統全面廃止……という情報を得ましたが、本当でしょうか?」 BUS「はい、そのとおりです」 わたし「この路線はわたしにとって生命線です。この路線があったからこれまで通勤できました。ホンマにホンマに感謝しています」 BUS「ありがとうございます」 わたし「けど、この路線がなくなったら、わたしは通勤できまへんよ」 BUS「すみまへん、申しわけありません」 わたし「廃止路線を市営バスがカバーするというような申し合わせなどはあるのですか?」 BUS「そういう話はまったくありません。すんまへん、申しわけありまへん」 なにを言っても「すんまへん、申しわけありまへん」の一点張りだった。 ■もうなくなってしまうのかと思うと、路線のバス停名の連なりとその界隈の家並みがなつかしく、美しく感じられる。 ……根城小学校前→新組町→桜木町→新荒町→荒町→二十三日町→十三日町→八日町→二十八日町→NTT前→下組町→栄町→大町一丁目→大町二丁目→上左比代→新丁→小中野→柳町→上柳町→上中道→中道→工大一高前→三嶋上→労災病院通→労災病院前→小松平→北高通→北高前→大久保通→白銀台西口→白銀台郵便局前→白銀台団地……。 毎朝、乗客がいるのは(それも3、4人だが)八日町あたりまでで、あとはずっとわたしひとりだった。 最後尾のゆったりとした座席でストレッチをしたり、ラジオを聴いたり、音読練習をしたり、デジカメでパチリパチリとやったり、あるいは瞑目瞑想したりという贅沢感が最高だった。 だが、同時に、南部BUSに申しわけないという気持ちと、これがいつまでもつづくわけがない、いつか「お客様、長い間、ありがとうございました。これまでのご愛顧に心より感謝申しあげます。本日をもって……」という日がくるという予感があった。 だから「全面廃止」はごくごく自然に納得できる。 文句をいう気持ちはさらさらない。 もちろん、4/1からの通勤のことを考えると、わたしの気持ちは微妙に二重だ。 けど、なんとかするよ。 せめて、3/31の岬台系統お別れBUSは美しく飾り立てて走ってほしい。 ■画像は2年調理実習。だんご作り。 にほんブログ村 ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ ★わたしのWEB無人駅線のページにも、ぜひ、来てください。あっというまに、魂が無人駅線の世界に、全身、移動できます。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆WEB無人駅線ページへ |
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