WALKER’S 

歩く男の日日

高野山にて

2008-11-28 | 日記
 その高野山に今年も行って来ました。それにしても溜息の出るような文章です。この文章はエッセイ「高野山管見」の冒頭部分です。これが文学というものだと改めて恐れ入る。ワープロで変換されない難しい言葉が次々に現れる。幽邃(ゆうすい)四時(しいじ)勤仕(ごんじ=広辞苑ではごんし、きんし)虚空(そら)都鄙(とひ)異域。これらの言葉は変換はされないけれど、総て広辞苑には載っているものです。この文学碑は今年の9月24日、高野山真言宗総本山・金剛峯寺が2015年の開創1200年に向けた山内整備の一環として設置されたものです。生前司馬遼太郎は文学碑の設置はほとんど断っていたので、この文学碑は本当に希少なものになります。設置場所は奥の院への参道入り口、一の橋を渡ってすぐの所にあります。
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