WALKER’S 

歩く男の日日

蚤の市

2008-09-20 | 08年青春18きっぷ
 津和野ではたっぷり4時間50分とってあるので二つ以上の美術館に行ける。先ずは駅のすぐ前にある安野光雅美術館に行く。
 第1展示室、第2展示室は3ヶ月ごとに作品の入れ替えが行われる。今回の第1展示室の作品がものすごかった。絵本「蚤の市」のための原画がずらりと並んでいた。これらの絵を1枚1枚丁寧に見ようと思うと時間がいくらあっても足りない。とにかく細かい。細かく丁寧で、こんなものまでというようなものが次から次へ描き出されている。写真の絵はその1枚、おかしいでしょ、城壁を見るとヨーロッパの町に違いないのに、並べられている品物はアメリカ西部劇時代のものばかり、蒸気機関車が売られているのが先ずおかしいし、駅馬車、ガンベルト、テンガロンハットから墓標用の十字架まである。別の絵では日本の物ばかりが並んでいたりもする。あり得ないおかしみが味わえる。
 第1展示室を見終わると、次は学習棟へ行く。エントランスホールにはテレビモニターがあって、美術館の紹介ビデオが流されている。2階に上がるとアトリエ、常時ではないけれど、実際にここで制作が行われています。1階に下りて教室が二つあってその奥がプラネタリウム、丁度映像の時間が始まるので中に入ることにする。ぼくはプラネタリウムを生で見るのは初めてのこと。約40分の上映。
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