新館には、テレビで見たことのある「武田二十四将図」や「真田幸村像」も展示されている。真田幸村は九度山に幽閉されていたから納得できるけれど、武田の絵がどうしてここにあるのか首をひねった。ほかにも源頼朝書状(国宝)、北条政子自筆書状、武田信玄公寄進状、武田勝頼公寄進状、真田幸村自筆書状なども展示されていた。400年以上前の歴史上の人物の書がこんなにたくさんあって本当に驚きだけれど、ぼくが一番感動したのは、本館の最後の部屋に展示されていた「四天王立像」です。ぼくはとくに仏像が好きでもないし、詳しくもない。だからその善し悪しを判定することなどできない。でも四国を歩いていていつも思うことがあった。四国霊場の山門にいる仁王像はどれもあまり感心しない。何と比べて、もちろん東大寺南大門の金剛力士像(運慶快慶作)と比べるとです。どう見ても多くの仁王さんは陳腐な姿にしか映らない。仁王像というのは他の仏像、菩薩像や如来像と比べて特別な技術や感性がないとそれなりのものができないのではないかと思う。仁王像、四天王像は表現するものが非常に多い、躍動感、力強さ、怒りの表情、均整、それらを兼ね備えていなければ命が宿らない、命を宿らせることのできる仏師というのは運慶快慶以降現れることはなかったのではないか、四国を歩いていてそんなことすら考えたものだった。今回この四天王像を見て、改めて快慶という人がいかにすごい仏師であるかをまざまざと見せつけられた。ダヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロに比肩すべき大芸術家だといってもいい。この作品がどうして国宝ではなく重文なのか、そのことが不思議なくらいでした。
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