2番目のお気に入りの宿は、ちょっと迷ったのですが、やっぱり宿毛の米屋旅館。ご主人の元気な出迎えはお遍路にとってはとてもありがたい。1日中歩いて疲れきった身体で見知らぬ宿に入る、その最初の印象はとても大きいと感じました。前期の時はたまたま奥さんもいっしょでその笑顔が何とも感じよくて心癒されるものがありました。
家田荘子さんがおすすめ宿に推薦していたので、ぼくのページでも◎の宿にあげていたのですが、ネット上でもあまりこの宿の評判を聞くことがなくて、ちょっと半信半疑の部分もあったのですが、想像以上でした。ちょっと古いのが気になるという書き込みを見たことはあったのですが、確かに古さは感じますが、全く気になりません。鉄筋コンクリートの3階でがっちりした建物だったのはちょっと意外、どちらかというとホテルに近い感じですが部屋は和室で、お風呂トイレは部屋とは別にあります。写真は左が四元奈生美さん、右が家田荘子さんの色紙です。
左上の鍋はすき焼き、ちゃんと牛肉です。海老フライは温かくてすごくうまい。右上はたっぷり過ぎるほどのカツオのたたき、お汁は鯛の潮汁、いやぁ、ちょっとびっくりのご馳走です。時間をかけて残さずじっくり味わいました。
同宿は2回ともいませんでした、宿毛には新しいまなべという評判の宿があるし、秋沢ホテルも人気があるし、そのほかにもホテル旅館があるからこんなにいい宿でもなかなかお客が集まらないというのはちょっと残念です。
2食付き6500円、ぼくは夕食だけだったので6000円、龍馬パスポート(青)で500ccのペットボトルのお茶をいただきました。