WALKER’S 

歩く男の日日

お遍路ハウス

2021-08-29 | 日記

 11月に宿泊予定の3軒のお遍路ハウスいずれもが、9月分の予約を受け付けなくなった。つい1週間前までは受け付けていたのに。ぼくが歩く11月まで続くのか再開するのかは全く予想もできない。代わりの宿を考えておく必要がありそうだ。宿毛のさくらの代わりはいくらでもある。清滝寺そばの温古社の代わりは10km先のりり庵以外に考えられない。久万高原のTentsuki Place の代わりはだいぶ先になるけど和佐路まで、大洲から内子まで電車に乗ることになる。
 この時期にお遍路するなんて、と苦い顔をする人もいるだろう。沖縄や周辺の離島に旅行をしている奴を見るとバカじゃないかとぼくも苦い顔をする。沖縄と四国では違うと、観光旅行とお遍路では違うと自分は思っていても、どこに差があるのかという人も多いしその考えも間違ってはいないと思う。今年の春のお遍路では本当に人が少なくて宿では一人ということも多かった。複数で食事をしたというのは、「ファンファーム」と「徳増」と「うらしま」と「花鳥風月」と「りり庵」と「大岐の浜」と「くもも」と「岡田」の8軒だった。一緒に食事をするのはずっと歩いているお遍路さんばかりだから地元の食堂や居酒屋で食事をする観光客とは比較にならないほど感染の可能性は低いと、ぼくは確信しているけれど、そのことを理解しない人がいるのも承知しているし否定しようとも思わない。迎えてくれる宿がある限りぼくは四国を歩く、ただそれだけのこと。