WALKER’S 

歩く男の日日

秋遍路の報告

2018-10-17 | 日記




 秋遍路といいながら、昨年の石鎚登山のやり直しと、来年の行程を楽にするための別格と番外の御朱印集めが目的の短い旅、普通のへんろみちもわずか10kmほどしか歩かないので、歩き遍路さんとの出逢いも全く期待も想定もしていませんでした。
 最初の歩き遍路さんは多度津駅で乗り込んできて海岸寺駅で降りていった男性、弥谷寺から海岸寺へ行く道は地図にありますが多度津方面から行く道はへんろ地図にないから電車とい
うことでしょうか、実際道隆寺から海岸寺まで歩く人で迷う人は少なくないようです、ぼくもこの道は10年前歩いて、ちゃんと地図を作っていったのに予定の道をひとつ外したという経験があります。土讃線を地下通路で抜けた後がちょっとややこしくてもちろん矢印道しるべは一切ありません。
 二人目は伊予西条駅で一緒に降りた男性、電車は逆打ち方向に進んでいたから今日が区切りの初日だったに違いない。そして西条で折り返すその電車に乗り込む二人の男性お遍路さん、12時前だからここで区切るということではなく伊予土居までワープして伊予三島で泊まるのかもしれない。この区間30km以上札所がなくて鉄道が並行しているから乗る人は結構多い、ぼくも昨年は石鎚に登ったので新居浜まで乗りました。この春の逆打ちでもこの区間で出会う歩きの人はびっくりするくらい少なかった。


 伊予西条駅から歩き始めて、国道を歩いているとこんなのがありました。でも車に乗っててこんなのに気づくのだろうか、気づいたところで入れるのかな、


 駅から40分で前神寺に到着、本堂の前で歩きの男性がいました。この時間でここにいるということは横峰を登ってきたとは到底思えない、昨日横峰で京屋支店に泊まったかもしれない、それだと遅すぎるという感じもしますが、
 納経所で奥の院奥前神寺の納経をお願いすると、行って来られましたかと尋ねられました。明日登りますと答えると不通にしてもらえました。本当は明日登ってからして貰う予定だったのですが、それだと宿に入るのが18時になってしまうので急遽変更して先にして貰うことにしました。