WALKER’S 

歩く男の日日

お遍路ハウス

2018-08-31 | 日記

 焼山寺の下のすだち館は今年の春からお遍路ハウスのリストから消えていてどうしたものかと思っていたら、英語のへんろ地図の編集者、松下直行さんがフェイスブックでご主人高齢のため廃業と報告がありました。
 太龍寺下の龍雅荘もこの秋のリストから消えていました。立江寺の近くに泊まった人はすごく便利なはずなのに、お遍路ハウスのことが新しくお遍路を始める人に全く知られていない。へんろ地図に載っていないと存在しないのと同じという感覚を今年歩いていて何度も感じたものです。ぼくが龍雅荘に泊まった日も、大根峠の手前の国道の交差点まで送迎をお願いする二組のカップルに出会いました。一旦なくなってしまうとそれはそれで何とかなるものだし何とかしてくれる宿もでてきます。あの位置で素泊まりしかないというのも流行らなかった大きな要因かも知れません。
 ときわ旅館は1室だけ2人用の相部屋として3000円でお遍路ハウスに登録しています。近くにはしろまちゲストハウスがありますが、お遍路ハウスだと外国の人が簡単にネット予約できるからしろまち以上に外国の人が来るかもしれません。