WALKER’S 

歩く男の日日

今年の続き

2013-07-10 | 13年四国の旅

 途中、黒潮町で挫折してしまった今回の旅の続きは、来年の4月に歩くことにします。ほとんど今回計画していた通りですが、電車の都合で初日と2日目は変更、内子町と久万高原町の宿も変更してみました。食事付きで泊まる宿が9軒、素泊まりが9軒でなかなかのバランスです。宿泊費は82350円、交通費は10950円、食費は9200円に押さえて、合計の費用は102500円になります。
 青数字は歩行距離です。初日を除く18日間の平均は39.64km(今年は42.08km)でだいぶ楽になります。
 赤字の歩行時間も7時間を超える日が3日だけで、今年と違って午後からも楽しく歩けるものと期待しています。


遍路の広場

2013-07-10 | 日記

 善根宿うたんぐらのHPの「遍路の広場」を毎日チェックしていたところ、今年の1月に突然つながらなくなって、長い間チェックすることができず、お気に入りからもはずしていました。それから4ヶ月以上経って何となく思い出して開いてみると無事につながりました。
 ぼくが見ることができなかった4ヶ月の間に知り合いの人がこの宿に泊まっていてびっくり。3月22日に宿泊した竹下雅枝さんは、昨年牟岐駅の7kmほど手前の休憩所でお話しした人でした。そして、その8年前にも何度か出会っていたことがあとから分かったのです。昨年、彼女は、「もう70歳にもなるしこれで最後になるかも」、というようなことを言われました。ぼくと同じ03年から始めて、昨年が9巡目ということでした。閏年でもあったので初めて逆打ちで巡って、きりのいいところで止めようかと・・・。でも、ぼくと一緒に歩いていた福岡の高崎さんが先達になりたいのだと彼女に話したところ、彼女にも少なからずそういう気持ちがあるような話しぶりでもありました。
 そして、うたんぐらの写真では先達のわげさを着けた彼女が写っていたのでした。10巡目です。来年も巡ると権中先達です。ぼくは彼女以上に感じのよいお遍路さんを見たことがありません。出会うお遍路さんを和ませて明るくして元気にしてくれる。歩きながらほかのお遍路さんの力になれる人なんて滅多にいない。自分のことで精一杯、いや自分のことですら満足にできず、知らずの内に迷惑をかけてしまう人が多い中、これだけの思いやりを持てるというのは本当に素晴らしいことだと思います。ぼくなどこれだけ歩いてもやはり自分のことしか見えていないことがほとんどだと思います。