香我美遍路小屋

　今朝の姫路の最低気温は０．７℃、またも予報ははずれて冬日にはならなかった。室温も７℃だったけれど、外に出ると７ｍの強風が吹き荒れてとてもまともに歩けない。市川に架かる橋の上では飛ばされそうになるほどだった。それでも、何とかいつものコース１０ｋｍを踏破する。神峯寺を出て３１ｋｍの地点、香我美遍路小屋まで来たことになる。

ＧＰＳロガーの能力

　ロガーは自分の移動した跡を地図に記録してくれるだけでなく、多くの情報を記録することができる。移動した距離、かかった時間、平均速度、最高速度、出発時刻、到着時刻など。標高を記録してくれるものもあるけれどこれはかなり誤差が大きくて全くあてにならないと、その解説書にあった。ぼくが最も必要としているのは移動距離、新しいアプリの性能は誤差がプラス１．５～２％だった。６ｋｍ歩いて１００ｍの誤差だから全く問題ない。その分後から短くすればほぼ正確な距離を知ることができる。これで長年もやもやしたまま使っていた遍路地図をすっきりした気持ちで使うことができる。山の中での感度がどんなものか確認するために、早速来週試験運転に出かけることにする。場所は別格１番大山寺、いつもなら５番地蔵寺の２ｋｍほど先までしか行けないけれど、時間に余裕ができたので１時間早いバスで行き、２時間遅いバスで帰ってこられる。余裕で別格まで足を延ばすことができる。