自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

Inside Ballet Technique 8

2016-07-18 05:43:18 | 図書メモ


P.129 「肩を引き下げなさい (Pull down your shoulders.)」

   肩のどの部分を引き下げればいいのか、注意して。
   (中略)とくに腕を上げるときに・・・


バレエを知らないで、ただ楽しく踊って(Party danceなど)いた頃は、
「両手を上げる」といえば、肩まで上げてしまって、
何とも思っていませんでした。

同じ写真に写っている、バレエをやっている友人が優雅に見えて、
私は<ただのオバサン>だという理解力はありましたが、
それが何の理由だったのかは、今は分かります。

バレリーナの肩は常に、下がっていて、
腕と一緒に上がってはいないのです。
たったそれだけのことなのですが、これが出来るためには、

<お腹を引っ込めて><En dehors><Pull up>が出来ていなければ
意識が肩までいかないのです。
あ~、しんど!

でも、逆に考えれば、上記3つのことがおぼろげながらに分かってくると、
何となく全体がつかめるような気がして、少し気が軽くなります。
何より、テレビなどで見るバレリーナ達の凄さが理解できるようになり、
鑑賞力が上がったことが判ります。
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Inside Ballet Technique 7

2016-07-17 05:37:54 | 図書メモ


P.129 「内側の筋肉を使いなさい (Use your inside muscles.)」

   前項の「大腿四頭筋を使わない」をいい換えたたもの
   (中略)脚をターンアウトすると、内側ハムストリングが、
   フトモモの内側にある主要な筋肉になります。

   (中略)ハムストリングが縮むのではなく、伸びることによって(動きが)起こる


   (中略)この指令が効果的なのは、イメージの魔力が発揮されるから。
   フトモモの内側で長く伸びる筋肉に意識が集中すると、
   ハムストリングが解き放たれるのを助け、大腿四頭筋がカチカチに縮むのを防ぐ。


バレエ教室で習ったことで、自力整体にも元気体操にも役立つ概念が、これです。
「内側の筋肉」つまり「内転筋」を意識して使います。
そのためには、
「外足にして両脚を伸ばし、膝をつける」努力をします。

外足が分からない方のためには、先にニュートラル(足の甲や膝が前向き)にして、
次に外向きにしてもらいます。ニュートラルなら、膝の内側が接触する方々も、
外足にしたとたん、膝が離れてしまい、隙間ができてしまいます。

その隙間を閉じるべく、「つけよぅ!」と努力する時に、
内転筋がバッチリ働くわけです。
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Inside Ballet Technique 6

2016-07-16 09:22:16 | 図書メモ

写真はIcelandの地熱公園の説明看板です。

P.129 「大腿四頭筋を使わないで (Don't use your quads.)」

   大腿四頭筋を全然働かせなかったら、脚を曲げたり、膝を伸ばしたりできません。
   この指示は、大腿四頭筋の使い方が良くないことを指しています。

   (中略)大腿四頭筋と、その拮抗筋であるハムストリングの
   バランスがとれていないのです。

   (中略)骨盤のプレースメントを正しく、腰椎を伸ばし、
   股関節からターンアウトしておげば、大腿四頭筋の働き過ぎを防げるでしょう。


この指示も、Trickyです。
私のように、リタイアしてから(60歳近くなって)
「オバサン・ばれえ」に脚をつっこんだ人間にとっては、想像がつかない背景ばかり。

苦しみながら10年も続けてきて、
今頃になって「正しい用語解説」ねぇ~~、と思いますが、
読めばやっぱり

「なぁ~るほど!」と納得がいくので、
読解力(体の動きに繋げる力)があるうちに読めて良かった・・・
でも、もっと早く知っていたかった・・・・
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Inside Ballet Technique 5

2016-07-15 07:48:40 | 図書メモ


P.128 「引き上げ (Pull up)」

   バレエ用語の中で、いちばん誤解されることが多い指令・・・
   間違って使われると、体にゆがみが生じますから、

   いっそ、バレエ界から永久追放してしまいたいところなのですが
   しぶとく生き残っています。


なんじゃぁ??

P.129 もしこの指令に忠実に従ってしまうと、
   これからやろうとするムーヴメントで、
   重力に適切に対応できなくなります。

   (中略)きっと、お腹がゆるみ、
   背骨がリラックスしすぎているはずです。


おぉ、のぅ!!
何を隠そう、私の半生は、「引き上げなきゃ!」の一言で片付くほど、
この言葉に支配されてきたのです。

En dehorsという言葉を知らずに、ただPull upをイメージしてきた私は、
幸か不幸か、身体の柔軟性に助けられて

ただ、器用に動いていただけ!?!

ほんと、「体を壊す前に分かって良かったね。」ってなもんで、
ま、それほど熱心でもないから心配不要かもしれませんが、
思い込みで動く怖さを思い知った本です。

最後に、本当の解は、
P.33 ”引き上げ”は、脊柱を尾てい骨から環椎に向けて長くすること。

   正しく行われていれば、膝と骨盤の前側を引き上げる筋肉
   (大腿四頭筋と腹筋)が無意識のうちに働きます。
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Inside Ballet Technique 4

2016-07-14 07:48:36 | 図書メモ


P.128 「背骨をセンターにしなさい」

   (Center your spine.)

背骨は身体の中心なんだから、言わずもがな・・・??
と思うのは、シロウト考えです。

私でさえ、というか、私はバレリーナではないけれど、
自力整体ナビゲータとして、日々勉強はしているので、
ボディマッピングの意識は有ります。

骨格図を思い浮かべれば、背骨が体の中心を通っているのは当たり前。
著者がここで言う意味は、

   きちんと脊柱をセンターにできるかどうかは、
   股関節でどこまでターンアウトしているのかが決め手です。


股関節でどこまでターンアウト??
バレエに縁のない読者の方は、ここでハングアップかも。
ま、私は自分のためのメモとして、書き留めているのでお許しを!

つまり、バレエの基本は<アン・ドゥオール>(En dehors)
「股関節も、膝もつま先も、全て体の外側に向ける」
これを英語ではTurn outというのです。
外側に向いてピキッと閉まっていて、初めて、色々な動作が出来るのです。

これは残念ながら、自力整体とは正反対の動きなので、
私にとってはTrickyな問題です。
でもま、違いを意識して勉強することは、
頭の老化防止にはなっていることでしょう。

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Inside Ballet Technique 3

2016-07-13 05:25:08 | 図書メモ


P.128 「プリエを使いなさい」

     (Use your plie.)

   (このように言われるのは)プリエで座り込んでいるのか、
   またはプリエの種類がムーブメントに適していないときです。

つまり、単に「プリエ」といっても、

   コントロールされたアダージョ、素早い、またはゆっくりしたルルヴェ、
   小さく弾むジャンプ、色々なエレベーション
   どのムーブメントを行うときにも、
   その前に、そのムーブメントに適したプリエの力が必要です。


私たちは「バレリーナ」と聞くと、なが~~い手足、真っ直ぐの背中、
そして伸びきった膝を思い浮かべます。
私は完璧に誤解して、
「ステージ上のバレリーナ達は決して膝を曲げないんだ!」
または
「膝を曲げるのは、伸ばす前の、一瞬の準備運動」などと・・・

でも、真っ直ぐの美しいルルベは、
「しっかり膝を曲げるところから始まる」のだと聞いて、一安心。
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Inside Ballet Technique 2

2016-07-12 05:23:08 | 図書メモ


何回かに分けて、特に覚えておきたい言葉をメモしていきます。

P.127 「プリエで座り込んではいけません」

   (Don't sit in your plie.)

   プリエは連続的な動き。(中略)一番深いところに到達したら
   すぐに上向きのムーブメントに切り替えます。

   いちばん低い位置で、ほんの一瞬でも動きが停止することを

    シッティング(Sitting)と言います。


おぉ、わぉ!
筋肉を絶対に休ませず、常に動いているってこと??
これが、どんなに大変なことかは、やった人にしか分かりません。

美しい笑顔で優雅に踊るバレリーナ達が、
こんなに苦しい作業をやっているなんて・・・・
というか、日々のバーレッスンとか、基本の動きの中で、
身に着けてしまっているから出来るのでしょう。

バレエ、恐るべし! だから、遣り甲斐があるのです。
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Inside Ballet Technique

2016-07-11 05:38:27 | 図書メモ


必要があって(=ミュージカルの動きを良くするため)、バレエを習っています。
ま、たまたまミュー研メンバーの一人がバレエの先生だから
そして彼女が

「健康で伸びやかな、身体と心のためのバレエ」
(=お定まりの厳しい指導ではなく、楽しい雰囲気での本物バレエ)
を許してくれているからなのです。

で、私は頻繁に「言わずもがな」の愚かな質問を繰り返してしまうのですが、
バレエ用語でかえってくる回答は、結構難解です。
「用語」というより、先生曰く
「そんなぁ。言葉で言うのは難しいわ。こういう風に動いてちょうだい」・・・・

つまり、「感性で動きの本質を感じ取ってちょうだい」ということ・・・
頭で考えがちな私には、結構難しい作業です。

そこで、このような本がとても役に立つわけです。
出版は、なんと1997/3 著者はValerie Greig
翻訳者の上野房子氏によると、

  「本書は運動学(キネシオロジー)の考え方に沿って

    バレエテクニックを分析した本」

身体で動いてみて、頭で確認して、
また動いて、身体で確認して、
無意識に動けるまで納得していくのばバレエのようです。

小さいころから、無意識に動けるように叩きこまれている方たちとは違う、
後発オバサン・バレエ族にとっては、とっても有り難い本です。
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今年の十大ニュース

2016-07-10 14:25:56 | 生き方


いつの間にかもう7月。
ということは今年の半分が過ぎてしまった……ということ。

例年、師走に入ってから考える「今年の十大ニュース」ですが、
半年過ぎたなら、半分くらいはお目見えしているはずですね。

ちょっと考えると、やっぱりすぐに浮かんできます。
今のところ……ですが、10個くらいアッという間に出てくるのです。
そして更に半年たつと、数個出てくるので、
12個くらいにセレクトするわけです。

では、今年上半期のニュースは、

1.母逝去 3/11 
  お世話になった老健(ナーシング)で数回のMini Concert 
   
2.Musical  <猫達の春の夢Part II> 文化の森にて本公演 (4/10)
    Homepageの完成(夫の力作)
  
3.シェア奥沢でデイ・サロン スタート
  
4.ミュージックケアとの出会い、初級クラス受講
   
5.Vancouver撮影旅行
   
6.土と緑の会で多肉植物教室&挿し芽セット販売

7.万能酵母液との出会い、さらにシェア奥沢でも同好の士発見!

8.Musical <希望~わたし達の挑戦 Part III>
       (大田芸術Festival参加のための書き下ろし)
     
9.来年以降の本公演用シナリオ「猫たちのカルメンごっこ」(仮題)スタート
      
10.仏、トルコ、アメリカなどでテロ頻発
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細胞から元気になる食事 5 キレーション

2016-07-09 08:16:42 | 図書メモ


P.140に普段あまり目にしない言葉が解説されています。

   キレーション(Chelate)とは、一つの分子が二か所以上の接点で
   金属を挟み込むようにして結合すること。
   (語源はギリシャ語の「蟹のはさみ」)

例えば
P.139 水銀やヒ素などの有害ミネラルが体内に入り込むと、
   その量に比例してメタロチオネインの合成が促進されます。

   メタロチオネインは(中略)有害ミネラルと結合することによって
   毒性を示さない安定した状態にする

P.140 この作用は解毒のためだけに働くものではなく、亜鉛などの必須ミネラルを
   体内の必要なところに運搬する際にも欠かせません。
   有害ミネラルが体内に多いとメタロチオネインが解毒を優先してしまうため、
   必須ミネラルの運搬に支障をきたすようになり、
   結果としてミネラル欠乏に陥る恐れがあります。


さて、その恐れの解消・対策として示されるのが、P.145のファスティングです。

   P.146 有害物質から身を守るためには、身体が必要とするさまざまな
   栄養素を補給するという「足し算の栄養学」も確かに大切なことです。

   しかしそれ以上に、各々の栄養素が体内でしかるべき役割を果たせるように、
   体の働きを阻害する物質を無毒化し、さらに体の外へ追い出すという、
   いわば「引き算の栄養学」こそ、いま最も認識すべきことではないかと思います。
   
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