自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

病気の9割は歩くだけで治る!  3  医療化で儲かるのは?

2016-07-02 05:49:55 | 図書メモ


P.84 なぜ歩くことは国民運動にならないのか?

   国は、いちばん大事なことはあえて言わない。
   どうやらそういうものなのです。

   (中略)がんも、脳卒中も心筋梗塞も、認知症も
   たばこが悪いということは分かりきっているのに、
   国は、一方では「たばこは害になります」と啓発しているそぶりを見せつつ、
   たばこを吸える年齢を引き下げて18歳からにしようなんて話し合っています。

   たばこ産業をかばってのことでしょう。
   ダブルスタンダードになっています。
   目先の利益のためにいちばん大事なことには
   あえてメスを入れないのです。


P.85 先進国の中で、公共の場でこんなにもたばこが吸える場が
   確保されている国も珍しいでしょう。

   どうしていちばん大事なことをいわないのかといったら、
   病人が減ったら医療界が困るからではないでしょうか。

   もしも本気でみんなが禁煙や歩くことに取り組んだら、
   一般の開業医に来る患者さんは、半分に減るのではないでしょうか。
   そうなったら倒産するしかありません。

P.86 患者さんが減ったら医療界が困る。そのことを政治家もわかっているから
   医師会や病院協会に気を遣ってあえて言わないのでしょうか。

   (中略)もっともらしい病名がつけられて「医者に行きなさい」
   「薬を飲みなさい」と言われる。これを「医療化」といいます。
   認知症だって、医療化の一つでしょう。

   病名をつけて治療の対象にすれば、新たな市場が生まれます。
   市場が生まれれば、それを喜ぶ人がいるわけです。

   一方、歩くことというのはあまりにも単純で、
   何の利権も生まれず、逆に患者さんが減って困る人が出てくるでしょう。

   だから国は本気ですすめようとしないし、
   国民の間にも広がらないのだと思います。

かなり多くの人が、薄々、またはハッキリと感じていることを
れっきとしたお医者さんが、ハッキリ証言してくれているのです。
「国は国民の健康より、企業の味方なのだ!」ということを肝に銘じて

自分の健康は自分で守りたい!と思います。
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする