「ストローしらたき」? 何や、それ???ですよね。
膣を持たない「男性」には真似できないことで、お気の毒ですが、
イメージだけなら出来るかも?
p.20 いきなり「骨盤底筋群を引き上げる」と言われても、感覚を掴めない人も
多いはず。よく生徒さんに言うのは
「膣の穴から1本のしらたきを吸い上げるところをイメージして!」
ツルツルした質感のしらたきは、しっかり引き上げないとスルっと
滑り落ちちゃう気がしますよね。(中略)力を入れすぎると切れてしまう
落とさず、切らず、チュルチュル~っと体の内側に引き上げるのがコツ。
これって、バレエその他の踊りをやる人たちには「当ったり前」のコツで、
一般的には「引き上げ」。「引き上げの無いダンスは有り得ない」とか・・・・
しかし、ここで言う「膣の引き上げ」は、もう少し微妙かつ繊細な様子。
p.24 間違いやすさチェック① 腹筋を使えている感じ
腹圧で締めているだけでは、膣はまったく締まらない!
内側から膣を引き上げるイメージが正解!
p.25 ②お尻の穴がキュッと締まりました
これも、お尻の筋肉(大殿筋など)で締めているだけ
肛門よりも膣を意識して!
私はペリネの本を読んだときから、骨盤底筋群を使うコツを
1.おなら我慢
2.うんち我慢
3.おしっこ我慢
4.出産我慢
まで言葉を駆使して、「どれでもイイから、イメージしやすい方法で締めて~~!」と
指導しています。
そもそも、日本では妊娠のしくみとか性器の構造なんて誰からも教わらないので、
p.19のような図を見せられてもチンプンカンプン。
へぇ~~、こんなってんだ~・・・ってなもんで、
欧米の女性たちが、「自分で鏡でチェックしなさい」と教育されている状況と
大きな隔たりがあります。少なくとも私が若い時代は、そうでした。
日本の政治家が「性は隠微なモノだから、健全な青少年は、知らない方が良い」と決め、
学校で教育されないから、無知からくる「望まない性交渉」、「望まない妊娠」、
「生まれてきた命の尊さ軽視と、子供の生きる権利はく奪」などが蔓延しているようです。
上記は、この本には何も書かれていなくて、私の「単なる憤り」です。
でも、結果的に、女性は早くからこのような本を読んで、体の仕組みとか
筋肉の使い方を学んでおくべきだと思うのです。
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