自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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趾でカラダが変わる  3  外反母趾の改善体操

2020-11-01 14:49:33 | 図書メモ


P.108からイラスト・写真を駆使して、色々説明があります。
   
P.109 五本の趾にはそれぞれの機能があります。   
   意外なようですが、一番大きく器用に動く親指は
   ブレーキの役割をしていて、目立たない小指が
   アクセルの働きをしています。

   歩いたり走ったりする際にこうした役割を意識するだけで、
   次の一歩が変わってくるはずです。

具体的エクササイズは、
P.114 眠った趾を呼び覚まそう!
   
P.115 小指の頭を使ったエクササイズ
P.116 趾の握り込み
P.146 ゆっくり走り

そう、この古い本を図書館で見つけたとき、
パラパラとめくって、後ろの方に「ゆっくり走り」の文字を
見つけ、おぉ、Slow Joggingのことかしら?
と思って借りたのでした。

  「ゆっくり走り」を正確に行うことで、自分自身の
   骨格構造を最良のポジションに整え、
   僅かな体幹の移動で重心が移動して走るという
   最も効率の良く、無駄の無い走り方の可能にする
   最初の”ローギア”を体に染みつけることが出来るのです。

ふむ。やっぱり繋がりを感じます。
P.156で著者は「フラット接地」という言葉を使っています。
   重心が前方に移動するとともに体幹が前方に移動  
   その体幹を左脚が支え、前に進むにつれて右脚が出る

これは登山の昇りと同じです。股関節で膝を持ち上げると、
大腿四頭筋で登ってしまうのですが、重心移動だと
大腰筋で進む感じがします。(あくまで体感ですが)

著者はフォアフット(つま先接地)や、ヒールコンタクトより
フラットフット(足裏全体接地)が最善と考えているそうです。
Slow Joggingは、つま先だけじゃなくて、ボール接地です。
私は今年初めて触れた概念でしたが、効果を感じて毎日
続けています。

これらの言葉に馴染みのない方々にはチンプンカンプンかも。
でも、外反母趾や腰痛・膝痛でお悩みの方々には、
実際に読んで、じっくり試してみてください。

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