自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ホネナビ  5  山伏修行 と 下山時の歩き方

2017-08-28 06:01:55 | 図書メモ


P.172 (一回目の山伏修行をしたとき)
   最初の頃は筋トレで鍛えた体にものをいわせて、
   筋力で山を駆け回っていました。
   冷たい雨に打たれても、我慢大会のような感じで挑んでいたのです。

   (中略)ところが、あるとき「あるがままの自分でいいのだ」と気づき、
   肩の力を抜いて自然と共に過ごすようになりました。
   
   (中略)(それ以前は)「力を出したり、速く走るには
   筋肉を鍛えなければいけない」と考えていたのが、
   先輩の山伏の方々の動きを見て、そうではないことに気が付いたのです。

   山を駆け降りる際、先輩たちは両手両足を総動員しながら
   一気に駆け降りていくのです・・・・
   

P.175 山を長く歩いていると、疲れたり体のどこかを痛めることがあります。
   しかし、山の中ですから医者にみてもらうわけにはいきません。
   そこでどうするか。

   山伏は長い経験から生まれた知恵で乗り切るのです。例えば、
P.176 整体のような技で腰痛や膝の痛みを和らげたり、
   疲れをためないように体を使いこなします。

   (中略)アップダウンのある山を歩くとき、
   山伏は疲れないように歩幅を変えたり、足のつま先の向きを
   しばしば変えます。

   同じ歩き方を続けていると、
   すぐに疲れてしまうことを熟知しているのです。

登山の下りで左膝を傷めた私としては、この項は、とても参考になりました。
この数日、散歩や洗足池の桜山で色々な歩き方を試していますが、
とてもイイ感じです。

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