自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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小腸を強くすれば  5  低FODMAP食 と SAD American meal

2019-07-17 08:02:13 | 図書メモ






SIBOを予防する食事法が表記の「低FODMAP食」だそうです。
P.134 小腸の中で吸収が非常に悪い食材のこと。
   FODMAPとは、発酵性で吸収されにくい短鎖炭水化物群の
   頭文字をとった略語です。

   F:Fermentable:発酵性

   O:Oligosaccharides:オリゴ糖
      ガラクトオリゴ糖とフルクタンがある

   D:Disaccharaides:二糖類:乳糖(牛乳、ヨーグルトなどに含まれる)

   M:単糖類:Monosaccharides:フルクトース(果糖)。
          果実、蜂蜜などに含まれる。

   A:And

   P:Polypls:ポリオール:ソルビトールやキシリトールなどの糖質


うぅ~~~む・・・何だか難しいぞ~~ と、思いますが、
具体的な食材を見ると、なんてことない、色々な食品が列挙されていて、
問題は、SIBOでない人には良い(悪くない)食材が、SIBOの人にはダメ!

つまり、胃腸の具合が悪いからとか、腸内細菌叢をよくしようと思って、
世の中で喧伝されている発酵食品や高食物繊維食を摂っていると、
逆効果で酷い目にあう可能性が高い・・・ということなのです。

なので、この食品に関する章は、SIBO検査を受けて、陽性だった人が読むべき。
ここでは詳述しません。
ただし欧米風の食事が増えている現代人は、要確認。

P.168 アメリカの食生活は、「悲しい食事」です。
   砂糖たっぷりの食事、ジュース、ピザ、シリアル、パスタ、パンなど
   単純な炭水化物中心の食事をすると、細菌は大喜びです。

P.169 (中略)これがStandard American Dietです。

   (中略)朝にシリアルを食べ、昼にパンを食べ、さらにパスタを食べ、
   グルテンを食べているか。そのうえ、吸収しにくい大量の添加物。

   そしていつでも仕事でストレスを抱え、忙しく動き回っている人
   本来、身体を捻ったり回転したりすることで、、、
   曲がりくねった腸からガスが抜け排出されやすくなるのですが、
   現代人はいつも運動不足。

   そんな現代人は当然、腸に問題をかかえている人が増えています。
   その典型がSIBOなのです。

私を含め、日本人の高齢者はまだまだ和食スタイルの人が多いと思いますが、
「朝食はパン、昼は麺とかパスタ、ごはんは夕食時に一膳」などという人は、
危ないのかもしれません。
(因みに私は天然酵母で全粒粉が半分以上のナッツパンを常時冷凍していて、
 たまにデザートとして中指2本分くらいを食べるだけです。)

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