p.61 「筋肉が凝る」と言うのは、筋肉が硬くなっている状態を言います。
似たような表現で「筋肉が張る」と言う言い方をされますが、
「凝り」と「張り」は違います。
P 62 漢字を書けばわかりますよね。「こる」は「凝る」、つまり固まる
と言うことで、「張る」は引っ張るの「張る」です。凝りは、血流が
悪くて硬くなる以外に「スパズム」と言って、筋肉が不意に痙攣して
硬くなることもあります。いわゆるつった時と同じです。
筋肉に「固まれ、硬くなれ」と電気信号が伝わっている状態です。
「張る」と言うのは、凝った筋肉に関連した他の筋肉が引っ張られている
状態です。こっている場合は、ストレッチをすれば良いのですが、
張っているところは伸びている状態ですから、ストレッチしても意味が
ありません。
私が患者さんの不調の原因を見つけようとする時、張っているところ
ではなくて、凝っているところ、硬いところを探し、そこをストレッチして
伸ばしていきます。
以下は著者のお薦めのストレッチです。
p.63 一つは、筋肉を伸ばすだけでなく、縮める動きを組み合わせることで、
全身の血流をぐんと促進し、不調や痛みを改善するWストレッチ。
もう一つは、硬くなった部位を伸ばすシングルストレッチです。
p.66~86までイラスト付きで説明されています。
ご興味がある方は直接読んで、やってみてください。
大まかに名前だけご紹介すると、
1、足裏&ふくらはぎのストレッチ:A& B
2.趾伸筋群ストレッチ
3.第二の足裏・太もも裏伸ばし縮め
4.腸腰筋伸ばし&縮め
5.お尻の筋肉伸ばし&縮め
6.太もも前伸ばし、
7.腿裏→おしり→腰の筋肉伸ばし(テニスボールゴロゴロ)
8.ストレートネック。腰痛解消 腕上げ
9.肩こり、首痛解消、腕、ねじり
10.ストレートネック解消 ストレッチ
11.四十肩解消&肩のストレッチ
12.肩こり、巻き方解消 大胸筋ストレッチ