自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ボケない人がやっている脳のシミを消す生活習慣  4  犯人は小麦!

2022-05-06 08:04:17 | 健康法


p.44 脳のダダもれの犯人は小麦
   細胞と細胞の接着剤であるタイトジャンクションを
   いい状態に保つことは、認知症予防において非常に重要。

p.45 いい状態のタイトジャンクションとは、接着剤がちょうど
   よく効いている状態、適度にオープンしたり、クローズ
   したりする状態

   (中略)「リーキーガット」や「リーキーブレイン」にも
   関与しているのがグリアジンです。グリアジンとは、
   小麦などの穀物に多く含まれるたんぱく質、グルテンの
   構成成分の一つで、タイトジャンクションをゆるめてしまう
   犯人なのです。

   グリアジンが細胞膜に刺激を送り、細胞からゾヌリンという
   成分を分泌させます。ゾヌリンには、細胞と細胞の隙間を
   あけ、通過をよくする作用があります。これは本来、悪い
   ことではありません。隙間をあけることによって必要な
   ものを入れる働きがあるからです。

   ところが、毎日のように小麦を取り続けることによって、
   ゾヌリンが刺激され続けると、なんと、この隙間が
   あきっぱなしになってしまうのです。するとその隙間から
   本来は入ってほしくないような有害物質やバクテリアまで
   もが入ってきてしまうのです。

   ゾヌリンの影響は腸だけにはとどまりません。血管に入った
   ゾヌリンは、血流にのって脳まで到達します。
   (中略)脳のつなぎ目にゾヌリンが作用すると、関門が
   あるにもかかわらず、そのゲートは開かれてしまうのです。

p.48 門が開きっぱなしで、次から次へと危ないモノ、有害な
   ものが入ってきてしまうと、体内では「これは大変だ!」
   と大騒ぎになります。免疫細胞が過剰にあふれ、常に
   危険を知らせるアラームが鳴りっぱなしの状態になるで
   しょう。すると脳内では炎症が起こってきます。

   炎症は一種の老化現象です。脳内の炎症とアルツハイマー
   や、脳の炎症と認知機能の低下が深く関わっていることは
   すでにいくつもの論文で明らかにされています。

   大切なのは、脳内の炎症を起こす前に何ができるか、
   あるいは、脳内の炎症を起こさないようにするには
   何ができるか、なのです。
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