自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

アゴを引けば身体が変わる 4 欧米と日本の違い

2019-11-03 05:55:40 | 図書メモ


P.153 ドイツでは、幼稚園で足のアーチを育てる運動を取り入れて
   いる。伝統的に多くの親が歩き方の躾をしている。また、
   子供達の足が健全に育っているかどうかを調べる検査を
   6歳になるまでに10回も実施している(費用は国の全額負担)

   踵の内反・外反の有無、足趾の形態を検査し、足部が
   健全に育っているかどうかをチェックする。何らかの問題が
   見つかった場合は、ただちに適切な処置を施して、
   その子の足に合った靴を選ぶように指導している。

   イギリスではビデオ教材を使って子供達に靴の選び方を
   教えている。

   (中略)外反母趾や開張足、巻き爪やハンマートウ、
   足部の外反・内反などの防止・改善に取り組んでいるのだ。
   また、先天性の変形性疾患に対しても、症状の進行を
   最小限に抑える努力をしている。

幼稚園から高校を出るまで十数年もあるのに、
身体の基本的な扱い(靴の選び方、立ち方、良い姿勢など)を
学ぶ機会がないのは、本当に残念なことです。

私の知人にもたくさんの外反母趾の人がいます。
確実な治療法は無いそうなので、彼らの将来が心配です。
自由に活動できる身体を維持することは、高齢化社会の大命題です。
是非とも、幼少時から効果的な施策をしてほしいものです。
コメント
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