自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「生涯健康脳」 瀧 靖之・著

2016-08-07 09:36:31 | 図書メモ


以前、イチロー・カワチ医師の著書をご紹介しましたが、
あの「疫学」と同じなのね~と、納得。
つまり、個人的体感論とか情緒型ではなく、
「膨大な疫学データで、科学的な考察をする」という手法です。

この本で目を引くのは、「肥満と認知症の関係」です。
P.94 肥満による脳の萎縮は男性にしか見られない。

P.95 男性に多いこうした内臓脂肪型肥満タイプの人は、
   インスリンや満腹抑制ホルモンであるレプシンの作用効果が
   減ることが判っていて、それが脳に対して悪い影響を与えている
   のではないかと考えられている。

結論:中高年の肥満は、将来の認知症リスクを上げる。

P.96 中年時の肥満が、将来認知症を起こすリスクが高いことを証明している。
   早い段階で食生活を整え、適度な運動を行い、
   肥満の改善認知症予防には重要である。

このことを、私の身近にいる家族に分かってもらいたくて、
何年も悩んできたのですが、一向に改善されません。
私が自分の努力でできることは全てやってきたので、後は

  <本人が痛い思いをする>しかないようです。
コメント
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