Side Steps' Today

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日経おとなのバンド大賞2010 東京予選会 (20)

2011年01月03日 | SideSteps
10バンド目となった「MOOT」は(こういう言い方で失礼ながら)育ちの良さを感じさせるご年配の方のバンドで、帰国子女的見地から「全員英語がとても巧い」とのこと。11バンド目「紅鯨」もボーカル巧く、全体として場慣れ/ステージング慣れしているとの印象。12バンド目の「JUNK-TION」は当方もステージ脇からドラムとボーカルを中心に観戦していたが、ともに慣れている印象で特にボーカル巧く、個人的印象では今回の優勝候補筆頭。ドラムの方も本来はヘビメタ系とのことながら、叩き方をサイドからみても安定しており、ダイナミクス等演奏のツボを心得ており安心して聴ける。13バンド目「QUAKER」。昨年の東京大会も同じようなバンドをみたようなデジャヴュ感あるも、ツレはベースを激賞。14バンド目はHasan All Stars。これもステージ脇で準備完了してみていたが、なんと秋山郷から来たとのことでその後府川氏に秋山郷の説明。というのも、先般8月末、秘境たる秋山郷を訪問したばかりであり、その時の風景が過るも、こちらも歌巧者。デフォルトしそうな温泉旅館経営者とその宿泊客とで結成したバンドとのことながら、こういう組み方もあるのか、と驚愕するとともに、本日終了後にあの山道を通ってまた秋山郷まで帰る?と思えば感慨深し。トークも冴える。