Side Steps' Today

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フォアグラ日記

2008年01月21日 | フォアグラ日記
四川(東京白金/四川料理)
担々麺や麻婆豆腐等、香辛料系の辛みで有名なる四川料理の名店ということで訪問。シェラトン都ホテル東京内にあるのだが、これまた不便な場所で、目黒駅から送迎バスで5分もしくは徒歩20分。しかし、その不便なだけあって、非常に落ち着いているとの印象。早速、料理をオーダーするも、最後は担々麺と麻婆豆腐。ちなみに麻婆豆腐は2種類あって、普通の「麻婆豆腐」と激辛版が存在するが、普通の麻婆でも日本人向け手加減がないシロモノだったら困ると踏んで、まずは普通のそれをオーダー。その前に前菜として数品オーダーしたが、こちらは普通の上品なる中華料理で特段の代り映えはしないものの、かなり控えめなる味付けで、四川料理感はなく、意外。最後の担々麺と麻婆豆腐を待つが、まずは麻婆豆腐。見た目は赤い!辣油と思しき液体に豆腐とミソが浮いているが、一口目にはあまり辛さはなく、どちらかと言えば塩っぱさが目立つ。麻婆豆腐だけで味わうに、中々なる香辛料の味を感じつつに、次第に体から汗。ふとテーブルを見遣ると、そこにはこれまでなかった冷水が置いており、コレを飲めとのこと。なかなかの気配りを感心するが、これこそ当方だけの生理反応ではなく、他の人もみな同様なのだろう。豆腐は1センチ角に切っており、上品。次なる品は担々麺。こちらの担々麺も有名と聞くが見た目は普通。かなり胡麻ペーストが効いているが、あまり辛さはない。というのも、その前に麻婆豆腐を食したからか。ちなみに向こうのテーブルにデリバーされた激辛版麻婆豆腐を見遣るに、当方前のその色とは明らかに違い、黒っぽい。直感的に花椒の色と見たが、きっと辛さはそれほどではないものの、花椒のビリビリとした味に完全に舌が麻痺するであろうと想像するが、普通版のそれを食した後の担々麺はパンチがなく、美味ではあるものの、やや麻婆豆腐のインパクトでマスキングされた感あり。最後にこれまた名物と聞く黒ごまプリンで辛さを鎮めて終了。麻婆は美味、担々麺はウェスティン東京に軍配が上がるかという判定。