2011.10.17（月） 晴れ
2011「はんだふれあい産業まつり」プレイベントとして行われた見学会に参加してきた。
蔵の街半田のペイントも鮮やかなバスで3か所見学した。
最初は、
豊田メタル株式会社
自動車、クーラー、洗濯機などを分解して再資源化をしている工場で、ペチャンコにつぶされて持ち込まれた自動車を、シュレッダーマシンにかけて金属とASRと呼ばれるダストに分別する大規模な工場です。
原発事故以前から
廃車を受け入れる際、放射能検査をしているそうで、
最近では1台見つかったそうだ。
各工程は
自動車を投入すると9分で粉々の塊になって出てくるなど自動化されているが、最後は人間の眼で選り分けていた。
中にはお金（100円、10円）も結構混じっているようで、以前は一千万へほどあったそうだ。
現在は2百万円ほどに減ったそうだ。
年間12万台処理するそうだから百円落ちていても大きな金額になりますね。
この工場現在95パーセントも再資源化に成功しているそうだが、100パーセントを目指して、CAR TO CARを実現させると力説していた。
近代的なシュレッダー工場だが年に一回、市長などを招いて
自動車供養祭を執り行っているそうだ。
自動車の最後を見届けている会社の、
いかにも日本人的な精神構造が働いているのでしょうね。