若林家は村上藩の中の上位の家柄の藩士。村上城の三の丸跡に建っている。国の重要文化財であり、村上で唯一、入場料が必要な武家屋敷だ。
土地に余裕があるのか、屋敷の周りを緑が囲み、なんとも長閑な茅葺の門。
中には、それらしい座敷もあるが。
縁側で鮭を干しているのは、パフォーマンスなのだろうか。それとも、ほぼ確実にやっていただろう、という復原なのだろうか。
庭の松は、流石の枝ぶり。
屋敷は、屋根の一部を工事中ではあったが、非常に簡素で、しかも優美さを感じさせるところがある。
そういえば、この屋敷も縁側が高めに感じられた。